【龍が如く0】中間報告
あるいは、ヤクザ版牧場物語です。金と女と暴力表現はありますが、危険な薬の描写はありません。
わりと誤解している人が多いと思うのですが、基本的に龍が如くはヤクザを肯定するゲームではありません。メインの主人公である桐生は殺しをしないし、0ではヤクザスタートですがすぐにカタギになりますし、ヤクザが正しいともかっこいいとも思っていません。でもストーリーはヤクザ物のVシネマみたいなものなので、そういうのが嫌いな人には向きません。
そんな物語に似合わないやたらコミカルなサブストーリー、作り込みすぎな麻雀やシミュレーションなどのミニゲーム、それとちょっとした戦闘が合わさって、龍が如くという世界ができあがっています。本編は全体の3割程度で、そのうちのほとんどがムービーです。私はムービーゲームが大嫌いなのですが、なぜか昔から龍が如くだけは面白いと思っています。
そんなゲームなので、濡れ衣を着せられて追われる身となるが(本編)、ミニ四駆大会で子供と戦ったり(ミニゲーム)、テレクラで女の子を落とそうと頑張ってみたり(ミニゲーム)、不動産業でお金稼ぎをしたり(ミニゲーム)、海外スターのPV撮影を手伝ったり(サブストーリー)、埠頭でサメを釣ったり(ミニゲーム)、という感じのプレイになります。本編を進めると移動制限されることもあるので、ミニゲームやサブストーリーで遊んで飽きたら本編を進める、というのがオススメです。
私はPS2の1と2しかやっていないのですが、この二作を超える評価のものは0しかないようなので、興味がある方はこの三作だけやればいいと思います。0は1の過去という設定なので、1や2をプレイしたことがある人が懐かしいと感じるような話になっていると思いました。でも一作が長く遊べる作品ですし、今から三作と考えると大変だとも思うので、どれか一作なら0、二作やれそうなら1と0をやるといいと思います。
あまり評価は高くないようですが、極という1のリメイク作があるので、今1のHD版をやるよりは極をやる方がいいんじゃないかな。極はある特殊なシステムが不評らしいですが、ストーリーが改悪というようなことはないようです。0から始める場合は、1と2のダイジェスト動画が公式にあるので、それを見てみると分かりやすいと思います。
そんなわけで0ですが、むちゃくちゃ面白い。どのくらい面白いかというと、プレイしたPS4のゲームの中で一番面白い。とにかくノーストレスです。もともとRPGよりシミュレーションが好きな人間なので、こういうレベル上げが必要ないゲームは楽しいです。
ジャンル的には太閤立志伝、どうぶつの森、牧場物語に近いと思います。龍が如くの女性プレイヤーはそれほど多くないようですが、風俗関係のエロネタが許容できるなら、むしろ女性向けのゲームじゃないかなと思います。戦闘は楽なので、アクションが苦手な人でも問題ありません。それととにかくカメラに酔わない、これは大きいです。操作もとても快適です。
FF15は多分、龍が如くみたいなゲームにしたかったんだと思うのですが、それにしてはサブストーリーのシナリオやミニゲームがお粗末なんですよね。サブストーリーがたくさんあるようなゲームを作りたいなら、龍が如くではなく、レジェンドオブマナやFF11みたいな方向にすれば良かったのにな。
メインシナリオが不評な作品もあるようですが、0に関してはメインシナリオも上出来です。正直メインシナリオには期待していなかったので、嬉しい誤算でした。謎解き要素もあるので詳細は伏せますが、役者さんの声の演技、キャラの動き、細かい台詞のやりとりまで完成された仕上がりです。現在7章に入ったところなので、まだ全体の40%くらいだと思うのですが、真島とマコトとの会話で、マコトの過去に比べたら自分の過去なんてどうってことない、みたいなことを言うシーンは何だかじーんとしました。0の真島は何てまともで優しいのだ…。狂った真島も好きなんですけど、0の真島マジ王子。
そんな感じで内容の完成度が高い0なのですが、桐生達が若いっていうのもいいんだと思います。1の段階で既に桐生は30代なので、既にできあがってる大人なんですよね。だので、これからどうなっていくのかという楽しさはないのです。その点、0の桐生はまだ二十歳で真島も二十代前半なので、育てていく楽しさみたいなのを感じられます。仲間なら中年もいいのですが、やっぱり主人公は若い方がいいな。
私がミニゲームではまっているのは釣りと麻雀なのですが、他にもボウリング、将棋、テレクラ(シューティング)、レースゲーム、カラオケ(音ゲー)、ダーツ、ビリヤードなど、多種多様な遊びが揃っています。全て主人公である桐生か真島がやっているという体なので、レースゲーム以外はちゃんと主人公の声やアクションがあり、飽きさせません。
特に釣りは、アクションが苦手な私でも楽しめる簡単仕様でありながら、アクションが派手っていうのがとても良いです。麻雀もただ麻雀をしているだけなんですけど、やっぱり大きい画面でやっているせいか臨場感があるんですよね。テーブルゲームは携帯機の方がいいと思っていましたが、認識が変わりました。
トロフィーコンプのためには全てのミニゲームを良い成績でクリアしないといけないと思うので、かなり大変だと思いますが、コンプを意識せず、自分の好きな遊びだけやるというのでも充分楽しめると思います。種類が豊富なので、自分好みのものが見つかるはずです。
サブストーリーはいつも通り、カオスでシュールなものが多いです。おつかいといえばおつかいなんですけど、いい具合に先が気になるのでそんなに苦ではないんですよね。サブストーリーに限らず戦闘が頻繁にあるので、ヒートが溜まる薬品と体力が回復するアイテムは常備しておいた方がいいです。体力は食べ物でも回復しますが、薬品でも回復します。上位の薬品は薬局で売っています。
そして毎回ヒロインは可愛いのですが、今回のヒロインが一番好きかもしれません。まだ出てきたばかりなんですけど、守ってあげたい系のキャラです。過去編ということで、今回新しく出てきたキャラは全員死ぬか物語に関わらなくなると思うのですが、死なないといいなあ。
わりと誤解している人が多いと思うのですが、基本的に龍が如くはヤクザを肯定するゲームではありません。メインの主人公である桐生は殺しをしないし、0ではヤクザスタートですがすぐにカタギになりますし、ヤクザが正しいともかっこいいとも思っていません。でもストーリーはヤクザ物のVシネマみたいなものなので、そういうのが嫌いな人には向きません。
そんな物語に似合わないやたらコミカルなサブストーリー、作り込みすぎな麻雀やシミュレーションなどのミニゲーム、それとちょっとした戦闘が合わさって、龍が如くという世界ができあがっています。本編は全体の3割程度で、そのうちのほとんどがムービーです。私はムービーゲームが大嫌いなのですが、なぜか昔から龍が如くだけは面白いと思っています。
そんなゲームなので、濡れ衣を着せられて追われる身となるが(本編)、ミニ四駆大会で子供と戦ったり(ミニゲーム)、テレクラで女の子を落とそうと頑張ってみたり(ミニゲーム)、不動産業でお金稼ぎをしたり(ミニゲーム)、海外スターのPV撮影を手伝ったり(サブストーリー)、埠頭でサメを釣ったり(ミニゲーム)、という感じのプレイになります。本編を進めると移動制限されることもあるので、ミニゲームやサブストーリーで遊んで飽きたら本編を進める、というのがオススメです。
私はPS2の1と2しかやっていないのですが、この二作を超える評価のものは0しかないようなので、興味がある方はこの三作だけやればいいと思います。0は1の過去という設定なので、1や2をプレイしたことがある人が懐かしいと感じるような話になっていると思いました。でも一作が長く遊べる作品ですし、今から三作と考えると大変だとも思うので、どれか一作なら0、二作やれそうなら1と0をやるといいと思います。
あまり評価は高くないようですが、極という1のリメイク作があるので、今1のHD版をやるよりは極をやる方がいいんじゃないかな。極はある特殊なシステムが不評らしいですが、ストーリーが改悪というようなことはないようです。0から始める場合は、1と2のダイジェスト動画が公式にあるので、それを見てみると分かりやすいと思います。
そんなわけで0ですが、むちゃくちゃ面白い。どのくらい面白いかというと、プレイしたPS4のゲームの中で一番面白い。とにかくノーストレスです。もともとRPGよりシミュレーションが好きな人間なので、こういうレベル上げが必要ないゲームは楽しいです。
ジャンル的には太閤立志伝、どうぶつの森、牧場物語に近いと思います。龍が如くの女性プレイヤーはそれほど多くないようですが、風俗関係のエロネタが許容できるなら、むしろ女性向けのゲームじゃないかなと思います。戦闘は楽なので、アクションが苦手な人でも問題ありません。それととにかくカメラに酔わない、これは大きいです。操作もとても快適です。
FF15は多分、龍が如くみたいなゲームにしたかったんだと思うのですが、それにしてはサブストーリーのシナリオやミニゲームがお粗末なんですよね。サブストーリーがたくさんあるようなゲームを作りたいなら、龍が如くではなく、レジェンドオブマナやFF11みたいな方向にすれば良かったのにな。
メインシナリオが不評な作品もあるようですが、0に関してはメインシナリオも上出来です。正直メインシナリオには期待していなかったので、嬉しい誤算でした。謎解き要素もあるので詳細は伏せますが、役者さんの声の演技、キャラの動き、細かい台詞のやりとりまで完成された仕上がりです。現在7章に入ったところなので、まだ全体の40%くらいだと思うのですが、真島とマコトとの会話で、マコトの過去に比べたら自分の過去なんてどうってことない、みたいなことを言うシーンは何だかじーんとしました。0の真島は何てまともで優しいのだ…。狂った真島も好きなんですけど、0の真島マジ王子。
そんな感じで内容の完成度が高い0なのですが、桐生達が若いっていうのもいいんだと思います。1の段階で既に桐生は30代なので、既にできあがってる大人なんですよね。だので、これからどうなっていくのかという楽しさはないのです。その点、0の桐生はまだ二十歳で真島も二十代前半なので、育てていく楽しさみたいなのを感じられます。仲間なら中年もいいのですが、やっぱり主人公は若い方がいいな。
私がミニゲームではまっているのは釣りと麻雀なのですが、他にもボウリング、将棋、テレクラ(シューティング)、レースゲーム、カラオケ(音ゲー)、ダーツ、ビリヤードなど、多種多様な遊びが揃っています。全て主人公である桐生か真島がやっているという体なので、レースゲーム以外はちゃんと主人公の声やアクションがあり、飽きさせません。
特に釣りは、アクションが苦手な私でも楽しめる簡単仕様でありながら、アクションが派手っていうのがとても良いです。麻雀もただ麻雀をしているだけなんですけど、やっぱり大きい画面でやっているせいか臨場感があるんですよね。テーブルゲームは携帯機の方がいいと思っていましたが、認識が変わりました。
トロフィーコンプのためには全てのミニゲームを良い成績でクリアしないといけないと思うので、かなり大変だと思いますが、コンプを意識せず、自分の好きな遊びだけやるというのでも充分楽しめると思います。種類が豊富なので、自分好みのものが見つかるはずです。
サブストーリーはいつも通り、カオスでシュールなものが多いです。おつかいといえばおつかいなんですけど、いい具合に先が気になるのでそんなに苦ではないんですよね。サブストーリーに限らず戦闘が頻繁にあるので、ヒートが溜まる薬品と体力が回復するアイテムは常備しておいた方がいいです。体力は食べ物でも回復しますが、薬品でも回復します。上位の薬品は薬局で売っています。
そして毎回ヒロインは可愛いのですが、今回のヒロインが一番好きかもしれません。まだ出てきたばかりなんですけど、守ってあげたい系のキャラです。過去編ということで、今回新しく出てきたキャラは全員死ぬか物語に関わらなくなると思うのですが、死なないといいなあ。
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