箱プレイ

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【龍が如く6】プレイ終了

尾道
 ちょっと煩わしいところもあるけれど、やはりシームレスは素晴らしい。
 シームレスは町歩きが楽しいという長所があるんですよね。そのおかげでマップ切り替えによるエンカウント切りはしにくくなりましたけど、それ込みでやっぱり私はシームレスが好きです。

自撮り
 店のガラスを割った記念写真。
 今回からシームレスになったことで、店舗に敵を引き寄せ、店の中をめちゃくちゃにするという外道プレイができるようになりました。個人的にそういうのダメ!絶対!派なのでやるつもりはなかったのですが、うっかりやってしまったらめちゃくちゃ楽しかったです。

 いくらリアルでもゲームだから、行けない場所ややれないことがあるのが普通ですけど、今までのシリーズではできなかったことができるようになる、というのは単純に楽しいですね。まあ店内で暴れても切り替えれば元通りになりますし、周りの人が怪我することはありません。
 総プレイ時間は、放置時間込みで59時間でした。実質50時間弱じゃないかな。私は何でもプレイが遅めなので、普通の人なら40時間くらいでやれると思います。ボリュームは少なめで、0の1/3くらいだと思いました。もう少し少ないかもしれません。以下、長所と短所を簡単にまとめてみました。

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《良かった点》
・シームレス
・グラフィックの向上
・スナック
・草野球
・食事など、戦闘以外の行動でも経験値を得られるようになった
・サブストーリー
・染谷、広瀬親分関連のストーリー
・芸能人の演技が、二人を除いてうまかった
・南雲
・ボリュームがあっさりなので、気楽にプレイできる
・エンディング

《悪かった点》
・遥関連のストーリー
・大森南朋と真木よう子の演技
・秋山と伊達さん以外のおなじみのメンバーがほとんど出なかった
・キャバクラ
・エンカウントを抑える装備の効果がほとんど感じられなかった
・尾道にコンビニがない

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 こう見ると良い部分はたくさんあるのですが、多分シリーズのファンは遥関連のことだけで「今回の作品はダメ」って言う人が多いと思います。公式でも明かされていることなので書きますが、今回出てくる子供は遥が十代で産んだ実子です。ここまでならギリギリ許せるのですが、相手との関係がひどかったんですよね。結果的に丸く収まった感じになってましたけど、全然いい話じゃないんですよなあ…。
 あと、何か遥がそっけない感じがしました。ここは描写不足のせいだと思いますが、桐生の素性や巻き込まれ体質を考えるとそれも仕方ないなーと思え、せつなくなりました。それであのエンディングだからなあ。まあ、あのエンディング自体は桐生らしくていいと思うのですが、今まで積み重ねてきたものが全否定されたような気分になる人もいると思います。桐生には幸せになって欲しい。

 それと、桐生最終章なのにおなじみのメンバーがほとんど出てこなくてゲストキャラばかり、というのは少し残念でした。でも話とキャラがうまく噛み合っていたので、桐生最終章ではなく一つの作品として見たら成功していると感じました。ちょっと不自然なくらい真島や大吾達が出てこなかったので、次回作への布石なのかなー。なんか温存した雰囲気がありました。
 ストーリーに関して不満がある人が結構いるみたいですけど、遥のこと以外はよくできていたと思います。正直、遥はシナリオにあまり絡まない方が話がまとまるんじゃないかなー。遥は好きなので出てきては欲しいんですけど、やっぱりメインがヤクザの話である以上、普通の女の子ではいられなくなるんですよね。できれば遥には普通の人生を歩んで欲しかったけど、もう無理なんだろうな。

 そして毎回楽しみにしている夜の遊びですが、2でのキャバクラやホストクラブ経営はわりと楽しかった記憶があるんですよね。その流れで0をやり、やっぱりキャバクラ楽しい!って思ったのに6のつまらなさよ。何で特に演技がうまいわけでもないブス相手に、だらだらお話しなきゃいけないんだよ!0は着せ替えとかもあったし、わりとおしゃべりも楽しかったのにな…。まあ、キャバ通いよりは経営の方が好きです。
 逆に、スナック遊びは楽しかったです。これもキャバと似たような夜の店ですけど、ママは可愛いし、おしゃべりもミニゲームも楽しかったです。スナックのメンバーはみんな良かったので、もっとボリュームが欲しかったなあ。仲良くなった人と町中で会うとセリフが変わるのですが、これも地味に嬉しかったです。近くで敵に遭遇しても、店を壊さないようにちょっと引っ張って戦ったりしてしまう。正直尾道生活が楽しすぎて、ほとんど尾道にいました。桐生ちゃんがあちこちの町に出かけるだけのゲームをやりたい。

 そんな感じの龍が如く6でしたが、点数をつけるなら70点くらいかな。操作感がいいですし、遥に特別な思い入れがないなら80点くらいにはなると思います。0ほど面白くはないですが、0ほど胸糞展開やグロ注意ということもなく、比較的マイルドな作品だと思います。プレイして損するような仕上がりではないので、迷っている人はやってみるといいと思います。
 スキルを全部取得し、やれるサブストーリーは終わったので、あとは取り損ねた達成目録やトロフィーを取ろうかな。でも終わってしまうと、そんなにやり直そうという気にならないんですよな。これは6に限ったことじゃなく、0もなんですけど、やっぱり本編とサブは平行してプレイした方が面白いですね。

やきう
 草野球のスタメンはこのメンバーで、全ミッション完遂できました。ちゃんとスナックの人達も入っています。

↓以下、ちょっと怖い写真があります。





















クリア後
 クリア後は、心霊写真を撮ったりしています。他にもUFOが撮れるらしい。

 さあ、次は維新だ…。
 でも一度始めたらなかなか途中で休むと言うことができないので、他の細々したことを片付けるまでは我慢しようと思います。
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