箱プレイ

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再入学。

 風邪をひいたので明るいゲームをしたくなり、再入学しました。
 2をプレイした後に1も買ってはいたんですけど、封も切らずに積んでいました。2より前ということで絵柄などに不安を感じていましたが、ちょっと顎が気になるくらいでそんなでもありませんでした。まあ今時のデザインって感じではないですけど、王道の少女漫画っぽい絵柄ですからね。白泉社っぽい。OPを見る限りだと、結構新規絵もあるようです。新規絵の方がやっぱり可愛い。昔の絵の方が大人っぽいけど。
 システムも良好です。ちゃんとタッチパネルにも対応しているし、PS2からの移植はそれができないゲームもあるので、学園ヘヴンを見習って欲しい。あとセーブロード画面がVITA共通ではなく、ちゃんと独自のデザインというところが地味に嬉しいです。昔はソフトごとにいろんなデザインがあったものだけど、最近は共通デザインのゲームばかりでつまらないんですよね。

 主人公の啓太くんのところにBL学園からプラチナペーパーが届き、現在通っている学校をやめて編入するというところから物語が始まりました。学費や生活費免除ってだけでも大きいし、将来のことを考えたらコネ作りにもいいですよな、なんてゲスなことを考える私です。
 でも学園に向かうのに乗ったバスの運転手がお調子者で、「目をつぶってたって行けるぜ!」なんて言って事故を起こしました。フラグ回収が早すぎる。
 幸い怪我をしないで済んだ啓太は、ここで丹羽と西園寺という人たちと知り合います。二人は王様と女王様って言われているらしく、この往年の少女漫画っぽさ、嫌いじゃないよ…。二人は不仲らしいのですが、普通につきあっているようにしか見えませんでした。あと西園寺は別に女には見えませんからね。男であることを確認するために胸をチラ見する啓太くんですが、世の中には胸の小さな女性もいるのだからそのチェックはあまりあてにならない。

 事故は島にあるBL学園と本土を繋ぐ跳ね橋で起きたのですが、学園の生徒が逃げ出さないために普段は上げっぱなしになっているらしい。監獄かな?
 跳ね橋が上がったのは丹羽のせいだと西園寺が説明してくれるのですが、ここでの啓太の置いてきぼり具合とプレイヤーの置いてきぼり具合がシンクロしていました。あと二人の会話を脳内で整理する啓太が、郁ちゃんさんと思うのにじわりました。さかなくんさんみたいなことになってる。
 丹羽は生徒会長、西園寺は会計のトップらしいので、2でいうと弐乃助とジョーカーですね。不仲説は立場が対立しているからかもしれない。全く不仲には見えないけど。あと、この頃の生徒会は勢いがありそうです。

 というわけで二週間ほど経過し、啓太に退学勧告が出されたところまで進みました。ここまで特に事件らしいことはなく、キャラ紹介しつつお目当てのキャラとの日常イベントを見るという感じだったのですが、大浴場を使う辺りで和希が選択肢に出なくなってきたので、これは攻略制限だなと思い、最初からやり直しました。現在は成瀬さんルートを目指しています。2で笠原は攻略制限がなかったからいけると思ったんだけどなあ。
 でも成瀬ルートに行くには、和希に冷たい対応をしないといけないんですよね。1は攻略対象が二人セットになっている感じなので、片方の好感度を抑制しつつもう片方のルートに進むという流れになっているようです。

 何で今回成瀬なのかというと、和希ルートを目指していたら成瀬のイベントを見る機会も多かったから、というだけです。2と同様、1も見た感じで好きなキャラってのは特にいないかなあ。でも苦手なキャラもいないし、シナリオ次第ですね。
 成瀬さんは最初から啓太好き好きって感じで、親切ではあるんだけど何だかよく分からない人だなあという印象です。顔が好みだとしても、唐突なんだよなあ。
 和希も最初から好感度が高い感じだけど、もともと彼は啓太のことを知っていたんだろうから、不自然な感じはしないのです。もしかしたら、成瀬さんも啓太のことを昔から知ってたのかな。

 そんな感じで一緒にご飯食べたり、啓太好き好きって言ってくる成瀬さんと育んできたのですが、副理事の久我沼という人に呼び出された啓太は、何の特技もない平凡なお前などいらぬと退学勧告を受けてしまいます。啓太の入学は理事長の一存で決められたことで、理事会は知らないと言うことらしいのです。
 ショックを受けた啓太は成瀬さんに退学のことを話し、寮に戻って他のメンバーにも相談したところ、理事会と理事長が対立していることが分かりました。確かにこの段階での啓太はちょっとラッキーなだけの平凡な学生としか描かれてないので、これから物語が始まるんだろうな。ミニゲームはあるのだろうか。私は2のミニゲームが結構好きだったので、期待しています。
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