箱プレイ

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篠宮編+丹羽編

 岩井さんからの流れで、次は篠宮さんにしました。
 校内マップのイベントを見たのですが、篠宮さんは弓道場で練習をしたあとに岩井さんの様子を見に行ったんだなあ…。ああいう状態の人のケアをするのは大人でもつらいと思うんだけど、篠宮さんはすごいな。

 うわー!篠宮寄りの選択をしたら、啓太がむちゃくちゃ岩井を責めるのがつらい…!「篠宮さんもこう言って心配してるんですから、もっと体に気をつけてください」というようなことを何度も言うので、そのたびに岩井さんが「すまない」って言うのつらい…。事情があるんだ…あんまり言わないであげて!今の啓太にとって岩井さんは、変わり者のかまってちゃんに見えてるんだろうか…。
 その後、心臓が悪い弟のために将来は心臓外科医になりたいと教えてくれる篠宮さんです。頭もいいのか…。何という頼りがい。家事もできるらしいし、他人の世話を焼くのも苦じゃないそうです。偉いなあ。

 というわけで恒例の退学命令が発生したのですが、篠宮さんが泣いた啓太の頭を撫でてくれるという立ち絵が出ました。何という頼りがい…(二回目)。とりあえず任せておけば何とかしてくれそうな感じがする。これが長男属性か。でも啓太も長男らしいです。こっちはあんまり頼れなさそう。一人っ子か年の離れた兄や姉がいるタイプかと思ってました。
 このルートは啓太の方が篠宮さんに夢中みたい。第一印象から好感を持っていたんだろうなー。篠宮さんってBL関係なくても男子人気高そうだし。でも篠宮さんは恋愛に疎そうだから気づいてくれるのだろうか…と思ったけど、杞憂でした。久我沼にいやみを言われるイベントの後、篠宮さんに抱きしめられるCGつきのイベントが発生しました。ペロッ、これはバカップル…?!
 退学騒ぎで大変なのに、育んでるんじゃないよ!抱きしめられたことを思い出して赤面する啓太、そしてオルゴール風のBGM、これは芽生え。間違いない。

 そんなわけでいつも通りMVP戦のパートナーをお願いしにいったのですが、なぜか篠宮さんは「返事は少し待ってくれ」と言って歯切れが悪い。ここで躊躇ったのは、弟の心臓移植を願い出たいから啓太とは一緒に戦えないという理由からでした。
 まあ学校が違ったってつきあえるし、命の方が大事ですよな。でもここで気づいてしまったのですが、何でも叶えてくれるというお願い事なのに退学命令の撤回なんて個人的なことでいいのだろうか。日本やこの地域の幸福度を上げるような何かを願った方がいいのでは…。身近なことなら、久我沼含む不穏分子の退陣を願うんでもいいよね。しかしそういう大きなことをお願いできるシーンで退学命令の撤回という願い事をする無欲さが、啓太の幸運の秘密なのかもしれない。

 結局ここは迷いなく、篠宮さんに協力するという選択をしました。啓太は啓太の目的のために他の人と組んでは?と篠宮さんは言ってくれましたが、それだと啓太が勝っちゃって篠宮さんの弟は移植できないことになっちゃうからな。それなら篠宮さんを勝たせるために組んだ方がいいですよ。何しろ啓太は強いですからね。今のところ全戦ストレート勝ちですから。
 篠宮さんは啓太が学校を辞めるなら俺も辞めるとか言い出しましたけど、三年なんだから通った方がいいですよな。よく考えたらどうせ同じ学校にいられても一年しか一緒にいられないんだし、別にやめてもいいような気がしてきました。

 というわけで三戦目に勝ち、退学EDかと思ったら理事長(声のみの出演)が移植の面倒を見てくれることになり、MVP戦の勝利は啓太の退学撤回に使うことになりました。どうしても啓太を辞めさせたくない理事長、一体どんな人間なんだ…?!謎ですね…。勘ですけど、多分セキュリティに詳しい人だと思う…。
 まあ啓太を辞めさせることになったら篠宮さんみたいな責任感の強いタイプは一生気にしてそうだし、そんな風に気にされながらつきあっていくのはお互い重いので、こういうさっぱりした終わり方がいいですよな。最後に元気になった弟から手紙が届いたんだけど、大変な手術だろうに頑張ったなあ。今後元気に長生きして欲しい。
 最後は何やかんや啓太の世話をする篠宮さんEDでした。長子はぼんやりか世話焼きってことが多いと思うのですが、啓太は前者で篠宮さんは後者だな。兄キャラかわいい。

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 次は丹羽さんです。もう残り三人ですが、一周が短いのでさくさくです。素晴らしい。そして毎周OPもちゃんと見てしまう。新規書き下ろしと思われる絵が可愛い。主題歌もいいですよねー。明るい雰囲気。
 生徒会の歓迎会からスタートしたのですが、西園寺にも誘われたならその時こっちに誘ってくれれば良かったのにと言われました。王様はガチで西園寺を気に入ってるんだな…。

 丹羽は例えるなら、門は開いてて庭には出入り自由だけど玄関の鍵は閉まっているというタイプでした。フレンドリーで一切壁がないタイプ、早い段階で壁があるけど超えるとすぐ好感度が上がるタイプ、いろいろいますね。丹羽が気に入っている西園寺さんはちょっと珍しくて、相手によって鍵をかけたり開けたり対応を変えるタイプ。丹羽には永遠に高い壁のままで、啓太にはすぐに跨げるけどなめてると転ぶくらいの常に10cmくらいの壁がある感じ。心に可動式の壁を持つ男、西園寺。
 丹羽ルートは鬼畜眼鏡だけでなく、西園寺、滝、七条、篠宮など結構いろんなキャラが絡んできます。何かいつもぶらぶらしてるなーと思っていたけど、他の人の様子をそれとなくチェックしているのかもしれない。それで誰かが困ってたら助けに来るんだろうな。戦隊モノで言うなら赤。これは親分ですわ。
 中嶋ルートで明かされてましたけど、多分丹羽も理事長から啓太の護衛を依頼されてるんですよね。でも丹羽は理事長の正体を知らないようです。ということは多分、中嶋も知らないんだろうなあ。くまちゃん経由からの依頼だったのだろう。

 二戦目終了後、「ゴールまで競争だ!」なんてほのぼのしたやりとりのあと、丹羽が行っちゃった隙に啓太が拉致されてしまいました。姿を見ていないのではっきりしませんけど、啓太をこの学園から追い出したい人らしいです。啓太のことを転校生と言ってたので、何となくだけど生徒かなあ…。啓太も何となく生徒っぽいと思っているようです。先生なら編入生とか転入生みたいな言い方をする気がする。
 相手は拘束した啓太を暗い部屋に監禁し、MVP戦を不戦敗で終わらせようと企んでいるようです。久我沼に雇われている人なのか、あるいは自発的に啓太を追い出したい人なのか…。
 まあ中嶋編ほどひどいことにはならなそうと思ったのですが、探しに来てくれた丹羽に崩れた資材がぶつかって出血するという事故が起きました。資材が崩れるなんてうっかりしたら死ぬこともあるのに、監禁したやつは何やってんだよ…。刑事事件になるよ。

(啓;д;)「俺なんかがMVP戦に出たから、王様に迷惑かけて…」
(丹 `o´ )「俺は迷惑なんかじゃねえ!」
(啓;へ;)「でも…」
(丹 `o´ )「俺は王様だぞ!王様は悪い奴からみんなを守るから王様なんだ!」

 これは至言。世のリーダー職の人、聞いてるかー?!
 でもこの役目を、2では勇気くんが担ったんだよな。しかも学校に入ってすぐ、いきなり押しつけられて…。それなのに立派に役目を果たす勇気くんよ。丹羽ほど体が強いわけじゃないけど、その分癒やし効果が半端ないからね。存在しないという噂のあるマイナスイオンも、勇気くんからは出ていると思う。
 この妨害工作は啓太にだけでなく、他の人に対してもされていたそうです。どうしてもMVPを取りたい人がいたのかな。でも丹羽と中嶋以外の時には特に妨害はなかったんですよね。どう考えても丸腰だった岩井さんと組んだ時は妨害が皆無だったことに、今更じわじわきています。MVPを取るわけないと舐められていたのかな…。裸戦法が一番強いのかもしれない。

 そんなわけで三戦目もストレート勝ちです。やっぱりフラグが折れてなければちゃんと勝てる仕様なんだろうな。2だとここはやり直しがあったし。
 最後の運試しの前に「勇気をください」と言って啓太が丹羽に抱きついたのですが、これで丹羽にスイッチが入り、啓太を好きという自覚が生まれたようです。でも俺みたいなこんなでっかい男が好きとか言っても困るだろうしなーと悩んだみたいですけど、こういう感覚って主人公リバっぽくていいですね。可愛い顔をしているけど、一応啓太も男として見られているようです。まあ丹羽は攻なんだろうけど、別に花嫁衣装を着てもいいんですよ。
 ラストは仕事をさぼる丹羽とのんびりしていたら、鬼畜眼鏡が怒って走ってくるという終わり方でした。鬼畜眼鏡のダッシュなんて怖すぎるんだよなあ…。捕まったら生きながら皮を剥がれそう。

 丹羽ルートは王道って感じですね。見た目も正統派イケメンだしなー。BLが初めての人は、このルートから始めるといいかもしれない。性的な展開もないし、爽やかなルートでした。
 次は滝+和希編です。
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