箱プレイ

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和希編本番

 さあ、回収の時間だ…。
 ゲームをやっていて一番楽しいのは初回ですが、二番目に楽しいのがこの穴埋めの時間です。コンプ厨なので、あっ、なるほどこんなところにフラグが…と攻略情報を見ながらちくちく埋めていくのが楽しいんですよね。そしてCGなどが全部埋まったのをニヤニヤ眺めるまでがお楽しみタイムです。トロフィーもコンプするぞ!

 攻略順に回収したいので、まずは成瀬さんからです。そうしたら結構早い段階で未読メッセージが出てきました。マジかよ…。「テニスもいいな」という選択肢から出てきたんですけど、それ選んだと思ってたんだけどなー。
 あれっ、知らない選択肢が出てきているんだが…?しかも和希ルートっぽい…。成瀬さんルートに行こうと思ったら突然デレ始めるとか何なの?あなた、グッドエンドAだったでしょ!回収は最後だよ!でも一応セーブしておくか…。
 あっ、これはいけない、和希の未読メッセージがどんどん出てきた。一回EDを見てから開くタイプのルートか。これ他の人を攻略しようと思ったら先に全部ネタ張れが見えちゃうパターンだ。仕方ない、和希ルートから始めるか…。こういうところあるからね、和希。いけないよ、和希!そうやって強引に自分のルートに持って行こうとするのやめてね!良くないぞ!

 手芸部に連れて来られた啓太がウェディングドレスのモデルをさせられてましたが、CGはありません。こういう女装展開は往年のBLものって雰囲気だなあ。別に女装は好きじゃないので見たいってわけでもないけど、お針子してる和希は見てみたかった。
 移動マップでのイベントで、啓太は和希と初めて会った気がしないと思います。和希が啓太に執着する理由があるはずだから接点はあると思っていたんだけど、一方的にではなく啓太の方にも覚えがあるみたいですね。その後は恒例のお風呂ですが、鬼畜眼鏡は相変わらずであった。懐かしさすら感じます。和希の「あっあっ」っていうのも毎回じわじわきてしまう。
 攻略サイトさんを確認していて思ったのですが、これ自力攻略は無理だな…。他のルートはどうか分からないけど、少なくとも和希ルートの自力攻略は無理だと思いました。複雑すぎる。

 久我沼に絡まれたところで「俺にもっと力があったら…」なんてRPGにありそうなことを言う和希に対し、「和希に権力なんかなくたって全然構わない」という殺し文句を言う啓太です。これは少女漫画で、実は相手は石油王だったってパターン…。お金でなく僕自身を見てくれたということで、好感度うなぎ登りですよ。石油王は真の愛に飢えているものだから…。
 和希との会話で、啓太は子供の頃に出会ったお兄ちゃんのことを思い出します。啓太は妹が生まれる時に田舎のおじいちゃんの家に預けられていて、その時の出来事らしい。年が離れた兄妹なんだと思うけど、それでも5歳とか6歳とかその程度だろうなあ。その年齢から見てお兄さんって言えるくらいの相手だと、若く見積もっても中学生くらいだろうから7〜10歳くらい上の人かな。

「その人にまた会いたいと思う?」と和希に聞かれて選択肢が出るのですが、「別に」という言葉の冷たさよ。これを選びたくて仕方なくなりセーブして選んでみたのですが、これどっちを選んでもちょっと笑顔が伏し目がちっぽくなるんですよね。暗い雰囲気なのかなと思ったけど、もしかしたら眇めてるのかもしれない。大人っぽい表情です。
 帰宅したその晩、啓太はお兄ちゃんの夢を見ます。お兄ちゃんは迷惑をかけたくないとかで啓太と離れることになったみたいですけど、ずっと啓太の味方だそうです。あーこれってもしかして、むりやり理事長にさせられたという話なんだろうか…。
 MVP戦の一戦目は分かれて探すことになったのですが、一人でいた啓太の上から植木鉢が落ちてきました。穏やかじゃありませんね…。分かれる前に和希に電話がかかってきていたので、協力者がいて不穏分子を追っているのかな。一回目のEDとは全然違う展開になってきて、これは目が離せない。植木鉢を落としたのが和希って雰囲気なのも気になる。

 寮にて、「和希の部屋に遊びに行こうかな」と思う啓太です。これさりげないようだけど大事なことですよ。私はこういうのを見たいの!今までプレイしてきたBLゲーに足りないのはこういうところだよ!気軽にお部屋に遊びに行こうかなという、こういうフリーモードっぽさを私は求めてるんですよ!セックスよりも大事だからね、こういう育みタイムは!
 そんなわけで寮の中を探し始める啓太ですが、さっそく篠宮さんに小言を言われている岩井さんという場面に出くわします。私は岩井さんが好きなのでちょっと嬉しい…。「篠宮は話が長いから、急ぎの用事があるなら行った方がいい」とこっそり教えてくれる岩井さんです。岩井さんはこういうところが融通がきくというか、細かいところまで気がつくというか、優しいんです。篠宮の顔を立てておとなしく怒られつつ、ちゃんと啓太にも気を遣ってくれる、これ。岩井さんは自殺未遂さえしなければ、とっつきやすいんだけどな…。もうやめてね、自殺未遂…。

 そんな感じであちこち見て回って他の生徒と喋るイベントを経て、最後に中庭で久我沼と話している和希を発見しました。二人の会話ははっきり聞こえないのですが、ここで啓太は和希に何か隠し事があることを知ってしまいます。戻ってきた和希にどういうことかと迫る啓太ですが、和希は「今は何も言えないけど、とにかくお前のことは守る」みたいなことを言いました。
 啓太は裏切られた気分で部屋に戻り、どうして和希は自分に親切にしてくれたのだろう…なんて悩み始めます。確かに最初から全開の親切っぷりでしたからね。

(啓´・ω・)(一回戦の時だっていなくなったっけ)
(啓´・ω・)(いや、あれは分かれてハムスターを探そうってことだった)
(啓´・ω・)(あ、でもその前に電話が鳴って、それでいきなり分かれてハムスターを探そうってことになったんだ)

 シリアスなシーンなのに、ハムスター連呼するのやめなー。笑ってしまったじゃないか。
 その後、無事二回戦を突破した二人ですが、丹羽編と同様、またここでも啓太は拉致されてしまいました。ちょっとしたところに抜け道があるんだろうな、この学校。拉致の状況は丹羽編とほぼ同じで、現場の一番近くにいたのは中嶋さんだったことが分かりました。中嶋さんがあっちの方から声がすると和希に教えてくれて、多分一緒に探してくれて無事に発見されました。
 他のルートでもちゃんと啓太の護衛をしてくれてるんだなー。中嶋は小言が多くて厳しいけど、子供の世話をきちんとするお母さん的なところがある。あとボイラー室に隠れていた人の正体は分かりませんでしたが、少しだけ声が聞けたので、とりあえず攻略キャラ以外の誰かということだけは分かりました。

 というわけで、『約束』っていうEDを見ました。最後に理事長が自分だとバラした和希に、啓太が混乱しながらいろいろ話すというシーンがあるのですが、この時の和希のドヤ感といったらね。はいはい、啓太はかわいい、かわいい。私こういうの知ってますよ。オメルタの劉とかこんなだったもんね。権力者がかわいい子をかわいがる図だよ。私、知ってますから!
 ところで啓太を学校に呼んだ理由は、一緒に学園生活を送りたかったからということなんだろうか…。ラッキーについての言及も特になかったと思うので、そういうことかな?あれっ、久我沼の言っていることは正論だったのでは?!まあ、啓太には可愛いって特技がありますからね…。可愛いってだけで許されるんだよ。ハムスターなんて本当に可愛いってだけだからね。食料としても身が少ないし、早死にだし、長所は可愛いところだけだもの。いいんだよ、それで。その可愛さが国宝級なんだ…。

 和希が高校生に扮していたのも、啓太と同じ学校に行くっていう約束のためだったようです。今後も学生としてやっていくのか、あるいは同じ学校にはいるからってことで理事長として接していくのか分かりませんけど、無茶しやがって…。でも図々しいのは三年じゃなくて一年になるってところですよね。せめて二年にしなさいよ。
 あ、啓太を拉致した犯人も分かりました。どういう理由であれ拉致はないわーと思うので、とっとと学園から放り出して欲しいです。
 面白かったなあ、和希ルート。もう一つEDがあるみたいなのですが、badじゃないだろうな…。まあ学園ヘヴンには多分badはないからね。でも2の新さんのEDでこれはbadでは?っていうのがあったし、ないとも言い切れない。いい気分で終わりたいので、三つ目のEDも和希がドヤってくれるといいな。

 というわけでもう一つの方のED『馬鹿野郎』も見ました。これは好感度をちょっと抑えめにすれば行けるみたいです。好感度が低いせいか、最後の理事長の正体を明かすシーンでは啓太が怒ってしまいました。何で黙っていたんだよ!って感じなんですけど、これは許してやって欲しい。子供の頃のやりとりでだいたい分かるでしょ、和希はコミュ障って…。不器用なんだよ。コミュ強の啓太には分かりにくいと思うけど、啓太を騙していたわけじゃなくてただ一緒に学生気分を味わいたかっただけなんだよ!
 でもまあ性格のいい啓太なので、ちょっとびっくりして怒っちゃったけど俺も良くなかったな…とすぐ怒りを収め、仲直りしてました。こういうところがいいよね、啓太は。でも和希は啓太の優しさにあんまり甘えてはいけないよ!お兄ちゃんなんだからね!

(和 'v' )「改めて、俺と友達になってくれるか?」
(啓 '∀' )「もちろんだよ!」
(和*´3`)チュッ

 キスしてんじゃないよ。友達とは(哲学)。

まんが
 買いました。
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