箱プレイ

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二周目、成臣編

 二周目は、意外と闇の深そうな成臣くんを攻略していこうと思います。
 謎の多い冒頭だったので、二周目でもちゃんと飛ばさず見ます。やっぱり喪服の男はどう考えても敵にしか見えないよなあ。一番最後に見た姿が血まみれで、それを見た恐怖と離れる寂しさとがごっちゃになってあんな感じの記憶になったんだろうな。記憶は上書きされるものだから仕方ないけど、沙汰も元気な時の自分を覚えて欲しかっただろうに。
 成臣は真面目な顔をして献立のことを考えたり、転んで頭を打ってこの世界に来たりなど、言っていることが事実なら天然です。でも頭を打ったせいで記憶が抜けてるだけなのかもしれない。本当はやばいことを忘れてるんじゃないの…。

 二人で買い物に行き、ここで成臣はバールを買いました。笑男ルートでも持っていたけど、前から持ってたんじゃなくて日天が来てから買ったんだな。
 買い物中は、日天があの方とやらのお手つきということで誰も手を出してきません。あの方って大家さん?と成臣と二人で話すのですが、確かに高位の存在っぽい。でもお手つきってことは餌候補なんだろうか。贄の町っていうくらいだから、町全体が誰かの餌場なんだと思う。
 帰りに喪服の男が神社へ入っていくのを見かけて後を追い、そこで沙汰の絵馬を見つけて成臣に話をしたところ、顔色が変わりました。もしかして沙汰が死んだ事故と関係してるのかなあ。助けられた子供か?それとここで会う白装束の大家もよく分からないんですよね。真相ルートがあるのかな。

 あと燈はショタコンらしいから、成臣かあすくを狙っているのでは?と思っています。だのでマップ選択時は燈も選んでるんですけど、まさか燈EDにならないよね…。プレイヤーは燈には興味ないです。どうせサブキャラに行くなら小町を攻めたい。
 そして恒例の燈との会話による秘密暴露なんですけど、燈って何でこんなに情報通なんですかね。住民の背景をあれこれ探るのが趣味なのか。成臣の秘密は、誰かに嘘を吐いていることだそうです。日天についてるのかな。成臣の情報は家庭環境がいいことと、特に理由もなくここに居残ってるということくらいだから、本当はここに居残る理由があるのだろうか。

 町の探索で再び神社に来ました。この神社では兄弟の神様が祭られていて、主神は弟で兄は祟り神だそうです。おっ、ふなうちか?
 これは大家さんと白装束のことかなと思ったらやっぱりそうで、白装束の方が兄でした。じゃあ祟り神は白い方か。
 帰宅後、燈が人捜しを手伝おうか?と言ってきたのですが、成臣にぴしゃっと断られてました。燈は嫌な感じに笑いながら、「この世界で日天くんのそばに一番いちゃいけないのは君なのに」と成臣に言います。この世界でってことは、成臣の存在が日天の帰還の邪魔になるってことなのかなあ。

(成*´∀`)「日天さんの好きなところは全部です」

 まだ恋愛関係になってない段階でこれ。一体どういうことなんだ…。でもこれは本心に思える…。
 そんなことがあったあと、夜にまた謎の怖い声を聞いた日天は成臣の部屋に駆け込みました。その晩は泊まることになったのですが、日天の部屋に布団を取りに行くという成臣を止め、俺は畳の上で平気だから一人にしないでとごねて、結局一組の布団で寝ることになりました。
 そして翌日、朝勃ちしていた日天でした。

(成 '∀' )「へー、日天さんの朝勃ち、すごく立派なんですね」

 日天のご立派様。
 時々シュールだけど、全体的に王道のBLっぽい贄の町。朝勃ちが来るだろうなと思ったらやっぱり来たし、ちゃんとCGもあるので、どういうところをプレイヤーが期待してるのかツボを押さえている感じがします。
 でもそのあと、成臣が優しい顔をして日天に手コキし出したので、やっぱりちょっとシュールかな…。そんなカチカチのパンパンじゃ〜とか言葉責めする成臣です。でも天然ゆえっぽいので、ドS感はないです。そういえば最初のイベントから、何だかんだ接触してきますね。最後は精液まで拭いてくれてました。
 この世話する感じ、やっぱりジュリオを彷彿させます。顔が女の子みたいに可愛いっていうのもいいし、そのわりに巨根らしいです。コンプレックスが一個もなさそう。

(成 'v' )「幽霊のこと、忘れたいですか?」
(日 'o' )「そりゃまあ」
(成 '∀' )「では、私が忘れさせてあげましょうか?」

 出〜!というわけで、このゲームでの忘れさせ屋は成臣くんでした。強引な鬼畜眼鏡みたいな人がその役割になることが多い気がするのですが、こんなソフトな忘れさせ屋は初めてかもしれない。あとあんまりすけべっぽさはないです。結構ぐいぐい来てはいるんだけど、勃起したから抜いておこうっていうのも、喉が渇いたから水を飲もうってくらいのテンションでしたからね。好意は感じるんだけど、執着は感じないんだよなあ。
 そう思うのは、成臣が日天に興奮するシーンがないからだな…と思ったら翌朝に来ました。フェイントが上手な成臣だった。
 手順がゆっくりなのは、巨根であることと大事にしたいという気持ちの表れなのかもしれない。おいレイプで片付けようとしてる奴、見てるかー!まあ執着が爆発してレイプしちゃったっていう展開は大好きなので、私も反省しないといけない。

 そう思っていた頃が私にもありました。レイプいけないよねって言ったすぐあとに、やや強制っぽいエッチなシーンが来てしまいました。
 異形に襲われた日天を助けようとした成臣が瀕死の重傷を負ってしまい、何とか宿まで運んだのですが、痛みのせいで正気を失ってしまいます。それでむりやり迫られるんですけど、腸がはみ出てるのに元気だな。腸の部分はモザイクがかかっているので親切な感じもするけど、別に腸が出ていなきゃこのシーンをやれないわけでもないので、そういう配慮をするなら腸を出さなくてもいいのでは?と思った私です。
 あとここはレイプっぽい雰囲気ではありますが、一応日天の承諾を得ているので、強引だけど合意の上のセックスです。成臣は我慢できる子。

 そんなわけで何となく帰りのことがちらついてきたんですけど、俺に好かれても困るよね…みたいなことを日天が思っていたら成臣が察してくれて、愛してると言ってくれました。でも一目惚れだったらしい。エー。嘘吐いてるって言ってたし、嘘がうまい男なんでしょ。そんなことを言われても信じられないよ。
 まあ日天を憎からず思っているのは分かるけど、成臣の事情が全く見えて来ないんですよね。そして、喪服の男のことはもういいかな…と思い始めてる日天です。確かに居心地は良さそうだけど。
 成臣が一緒にここに残りませんか?というので、結局二人で残ることにしたようです。帰還しないEDっていうのもあるんだな。そしてスーパーいちゃいちゃタイムですけど、まさかここで本当に終わるんだろうか。何も解決してないよ!何も問題も起きてないけど…。

 相思相愛になった二人は、一日中セックスをしています。もう喪服の男を捜さなくてもいいし…とか言ってずっとそんな感じなんですけど、これbadか?
 まったりと日々が過ぎていきそうになったのですが、燈が成臣の嘘を教えてくれると言ってきます。ここで選択肢があったので、badになりそうな、燈を拒否するものの成臣を疑う方を選んでみます。すると燈は喪服の青年が日天の兄であることと、その兄を成臣が殺したということを教えてくれます。殺したと言っても交通事故だからなー。もっと直接的なんだろうか。後ろから突き飛ばしたとか。
 そんなことを話していたら喪服の青年が現れたので、日天はついていきます。でもこれは残像なので、特に新しいアクションがあるわけではありません。ついていったら神社に到着し、シロが俺と一緒にいようと誘ってきます。ここでもbadっぽい、シロの手を取るという方を選んでみます。そして唐突のシロクロED。なんかこれはこれで楽しそう。badというよりはアナザーEDって感じでした。

 シロの申し出を受けないと、笑男ルートでもあった兄との回想が始まりました。そして帰るための選択肢も出たんだけど、成臣を疑うような選択肢だったのにいけちゃうの?一人で帰るの?と思ったら成臣が迎えに来てCGも出ました。まさかこれが正ルートだった…?
 じゃあ先にbadを見ないと嫌だ!ってことで、燈についていくことにします。こういう時のためにセーブを分けておいて良かった。これ選択肢の文章がひっかけなんだなー。やたら成臣を信じてるって言うから、そっちが正解かと思ってしまった。あっ、やっぱりこっちはbadだった。
 燈の部屋についていった日天は殴られて意識を失い、目を覚ましたら燈×成臣になってました。えっ、日天放置ですか?!高度なプレイをしなさる。
 正直燈はキモいですけど、このくらいなら…。燈は猟奇的な人なのでグロ注意みたいな内容でしたが、絵がさっぱりしているのでそんなでもなかったです。まあbadですしね。最近だとParadiseのシマダEDの方が100倍くらい胸くそでした。成臣が可哀想なのがちょっと嫌だったかなーというくらいです。

 というわけで元に戻り、神社に迎えに来た成臣から事情を聞きました。だいたい想定内でしたけど、成臣は何度も見舞いに来たので一方的に日天を知っていて、初恋だったようです。でもそれほど嘘を吐いてるって感じはないけどなー。一応この世界に来たのも本当に転んで頭を打ったみたいだし。沙汰のことについて知らんぷりをしたのは嘘と言えるだろうけど、都合の悪いことは黙ってたってくらいで積極的に嘘を吐いたとは思いませんでした。
 それにしても、成臣の立場からするとヨッシャーって感じだっただろうな。憧れの日天が目の前にやってきて、しかもまだ童貞だなんて神様に感謝するレベル。執着を感じないと書きましたけど、頑張って抑えていたんだろうな。あまりにも一方的すぎて怖いし。私は執着がある人が好きなので、この展開は熱い。でも日天の立場としては許しがたいんじゃないかな。

 日天は事情を黙っていられたことにがっかりし、もう成臣を信用できない…と一人で帰ろうと思うのですが、できませんでした。信用できないってやっぱり一番問題ですよね。いくら好きでも信用できない人とはおつきあいはできない。逆に好きじゃなくても信用できるなら、関係は続けられるし。
 まだ日天は真実を知らないよと宿にやってきたシロに言われ、成臣に話を聞きに行ったらまた燈×成臣でした。関係は前々からあったみたいです。でももうバレちゃったからやらなくてもいいじゃん。一応現実世界では関係はなく、こっちの世界だけみたいだけど。

 それにしても燈って現場の状況まで知りすぎじゃない?こいつが轢いたやつなのでは?と思ったらやっぱりそうだった。しかもわざと轢いたらしい。成臣を軽く轢いて弱ったところを連れ去ろうと思ったそうです。
 成臣は事の顛末を知ってブチギレ、燈をバールでボコボコにするんですけど、それを日天が止め、二人で元の世界に戻ることになりました。おい、先に燈をミンチにして異形に食わせてよ!他の人が迷惑を被らないように!
 成臣がちょいちょい席を外したり、日天を泊まらせるのが遅かったのは燈×成臣があったからみたいです。そのわりにすごく絶倫だったな、成臣…。

 帰還後、日天は成臣から「起こったことをノートに書いて渡して欲しい」と言われていたのでその通りにしました。もともと成臣は日天のことを好きなので、驚いてはいたものの警戒することなくノートを受け取り、それを読んだようです。そして明るい未来が開けそうな雰囲気でしたが、最後の一文が不穏すぎるんだよなあ…。一瞬見間違いかと思ってまた戻って確認したのですが、やっぱり見間違いじゃなかった。二人の未来に暗雲がっていう不穏さではなく、成臣の性格的な問題というか…。
 何となく燈と成臣はタイプが似てる気がします。そう考えると笑男も暴力的なところはシンクロしてたし、似たタイプのサブキャラが絡んでくるという構成なのかもしれない。二人の恋愛が始まると言うより、日天が成臣の毒牙にかかったという雰囲気のラストでした。まあ大事にはしてもらえると思うよ…。日天も体力があるから、絶倫相手でも何とかなるだろう。

 燈×成臣に関しては嫌って意見が多そうですけど、精神の世界での話だからノーカンと言ってもいいのではないでしょうか。個人的には攻略対象が別の人に恋愛感情を持っているとか、主人公につらく当たるとかいう状況じゃないならそんなに気になりません。燈が元彼だったらイライラしたかもしれない。
 そういえば一応ノートでは燈のことは伏せたらしいけど、最後を見た限りだとそんなことを気にするタマには見えないなあ。異世界では猫かぶってたんじゃなかろうか…。そう考えるとまだキャラの本質が分からないので、これはFDが必要ですね。
 このラストの一文を見るまでは普通に純愛だと思っていたのに、まさかこんな終わり方とはな…。燈にレイプされてたのも、日天の同情を得るための計算だったんじゃないの。たくさんの人と関係してきたって言ってたし、リアルでも受経験がありそうだ。

 もしかして帰らないEDもあるのでは?と思い、喪服の青年を追わない選択をしたらいけました。でもCGはなかったので、正規EDはやっぱり帰還の方みたいです。
 成臣は容姿も整ってるし、巨根だし、家庭環境にも恵まれ、多分交友関係にも恵まれている中で手に入らないものが日天だけだったから拘ったって感じもします。そんな日天もうっかり手に入ってしまったし、これからも負け知らずの人生を送っていくんだろうなー。そう考えると、とんでもないモンスターを生み出してしまったのかもしれない。
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