箱プレイ

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結タカラ編

 コテージみたいなところで全員で暮らしているみたいです。
 共同生活と言っても各自長屋に住んでいるのかと思っていました。実際は各自の部屋と共有スペースを備えた一軒家に住んでいて、寮生活みたいでした。ご飯も一緒に食べるんだろうなー。疑似家族っぽくて楽しそう。
 翌日、アヅマのバイト先に、一緒に帰ろ!とタカラが誘いに来ました。仕事が終わってから公園で合流し、そこでちょっと遊んだのですが、途中でこっちこっちと引っ張られるアヅマ。目的地は周りから隠れられるかまくらみたいな遊具でした。ドラマCDでも似たようなシチュエーションだったしすぐに察するプレイヤーでしたが、今回は珍しくアヅマきゅんも気づいたらしい。

(ア ・∀・)「次はこの遊具で遊びたいんだな」

 開始早々、早速のボケ。
 そして恒例の自分勝手なタカラのエッチなシーンが始まったわけですが、私は世界中が年下攻になればいいと思うくらいの年下攻過激派なので、こういう年下攻らしい強引な展開は大好きです。とは言っても保護者的な年上攻やケンカップルっぽい同じ年攻も好きなので、みんな違ってみんないい。

 タカラの代わりに兄が後釜に座ったということが発覚し、みんなで話し合うのですが、そこでちょっと言い争いになってタカラは部屋に引きこもってしまいました。それを宥めるためにアヅマがセックスして肉をあげることにしたのですが、せめて麻酔くらいすればいいのにね。断面図が痛いだろうけど、キップパイロールを塗れば何とかなる。一家に一つは置いておきたいキップパイロール。
 そんな流血アリのセックスをしたあと、アヅマ達人間なんてただの食用の肉にしか見えないんだよ!なんて言うタカラと言い争いになりました。この時アヅマは「分かってもらえないから拗ねてゴロゴロしてたんだろ」みたいなことを言うのですが、ゴロゴロしてたって言い方にじわじわ来ます。確かにお布団にくるまってはいたしゴロゴロではあるんだけど、何そのまったりさぼっている感じ。アヅマのこういう言い方好き。

 タカラが家族を止めるために単身日本に戻って交渉することを決めたのですが、アヅマはダメと言われたのに同行すると言って聞かず、空港に先回りしてむりやりついてきました。タカラとは運命共同体だからってことらしい。
 ついてくるのは中継地までという約束で渋々要求を受け入れたタカラでしたが、既に情報が漏れていて、中継地には兄が来ていました。そんなタカラ兄ですが、むちゃくちゃ受っぽい。大事なことなのでもう一度書きますけど、タカラ兄がむちゃくちゃ受っぽい。メガネで恨みがましくて意地悪で神経質そうで、こんなのめっちゃ受じゃん…。そんな受っぽくて大丈夫か?今までちゃんと生きてこられたのか心配になりますが、ちゃんと生きてこられなかったから兄なのに本家の跡取りをタカラに奪われ、養子に出されたんだろうなあ…。
 そして父がめっちゃ攻だった。何なんだ、この家族?!

 タカラは勘当され、兄が跡取りになるようです。タカラはアヅマがいたおかげで殺されずに済んだらしいので、結果オーライ。タカラ家との決着は極でつくのかな。極はエグそうだから買わない勢も巻き込むやり口ですよ。汚いなさすがピルスラきたない。でも3Pがなあ…。3Pなら大スカの方がマシな人間なので、買うとは思うけどコンプはしないかも。
 ただ正直、真相がそんなに気になるか?っていうとそうでもないんだよなあ。本編の時にも書いたけど、タカラ家の計画がガバガバでなんですよね。食肉のための繁殖にしては効率が悪いし、殺したいわりに繁殖させてるし。繁殖させてから殺すならアヅマ達が妻子持ちになってからじゃないと殺せないし、何となく気まぐれでこいつ殺してみる?やっちゃう?みたいなノリでやってるようにしか見えない。
 ただ思っていた以上に兄が可愛かったので、それは収穫でした。こういう受が出てくるゲームをやりたい。

 決別したけど基本的には仲良しの家族だったらしく、タカラは少し落ち込んでいるようでした。それを心配しつつも差分込み28枚という大作エッチシーンがあり、これには本編と同様失禁シーンがありました。こういう失禁シーンは嫌いじゃないんですけど、場所がちょっとなー。今回は片付けが大変そう。もうペットシーツを敷いてやった方がいいよ。
 最後はいつもどこか締まらない、二人らしいほのぼのEDでした。マツダとミツギルートだと可愛さが目立つアヅマですけど、タカラルートだと美人っぽく見えるから不思議。これは自慢の嫁ですわ。タカラは「うちの奥さん美人でさー」といつも自慢するうざい人になりそう。そういうの嫌いじゃありません。いくらでも惚気て欲しい。あとやっぱりタカラ編のエッチは好きな感じだなー。ドラマCDでも好きだったけど、今回も三回目のエッチシーンは好きな感じでした。このくらいがちょうどいい。

 逆視点1は『砥鹿島に到着』。アヅマを食べたくてお腹が空いてるタカラの話でした。空腹の上、好物をちらつかせられてる状態なんだろうな。でも単なる好物じゃなくて、中毒みたい。
 逆視点2は『俺だけの楽園』。野菜EDの逆視点だった…。正直精神的にきついとかは別にないんですけど、特に面白くないんだよな…。
 逆視点3は『勘違い』。これはマツダ編でした。こういうのもあるのか。マツダがキドさんにハメられてみんなから疑惑のまなざしで見られるようになってしまった辺りです。
 逆視点4は『疑念』。これはミツギ編かな。他のルートでも一応アヅマを取り戻そうとはしてたんだなあ。アヅマ視点だと空気だったけど。
 逆視点5は『焦げた死体』。やっとタカラgood EDが来た。こうして見ると、本編のタカラルートは楽しい展開が少ないルートだったなあ。ドラマCDから結にかけてはちゃんと甘かったので、忘れてました。

 これでタカラ編は終わりです。明らかに未完という感じなので、続きがありそう。兄が可愛かったので、兄が不幸な結果にならないといいなと思います。
 あと地味にマツダやミツギとも仲良く暮らしていて良かったなと思いました。
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