箱プレイ

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白石編

 桜川さんとの会話の最後の選択肢、「警察内部の人間が怪しいと思う」を選択してみます。
 そして早速市香から疑われる白石であった。
 やっぱり誰でも思いますよね。だから逆に犯人じゃないような気がするんだけどなあ。でも今のところナンダッテーというような展開はないので、素直な気持ちで考えるなら白石は敵側なんですよね。
 あ!これ柳さんルートじゃない、白石ルートだった!じゃあ真相は柳さんか。

(向井 '∀' )「主任は致命的なまでに空気が読めないので、思わず鈍器で殴りたくなっても不思議じゃありませんわ」

 向井さんはいつも面白い。
 榎本くんには佐竹さん、岡崎くんには吉成くん、笹塚には峰岸、と何となくパートナーになる人物がいますが、白石の場合は向井さんなのかな。
 向井さんとは笹塚ルートでも仲良くしたけど、市香、向井さん、桜川さんの三人でお話しするランチタイムは可愛くて良かったです。ああいうシーンは大事ですね。特に向井さんは白石と接することでイライラがマックスになってそうだから、向井さんのためにも必要な時間だと思います。

(白 ・∀・)「向井さん、そんなに眉間に皺寄せたら元に戻らなくなっちゃうよ。ただでさえ年齢的に曲がり角なんだから」

 あっ、これは鈍器。

 そんな白石ですが、CV鳥海さんの御國と繋がりがありました。やっぱりお前?!と思ったら、市香について尋ねられ「アドニスに傾倒しているわけじゃない普通の子」と答えてました。ということは、市香に首輪をはめた人物ではないんだな。
 御國はアドニス側の人間でしたけど、こうなるともうよく分からない。二重スパイの可能性もありますね。もしかしたら御國でなく、白石が二重スパイなのかもしれない。とりあえず御國と白石は市香の素性を知らないという体で話していました。二人は長いつきあいだそうです。

 向井さんに誘われた会の名前は、白石撲滅の会でした。これは入会不可避。市香も即答で入会していました。ちなみにメンバーは桜川さん、向井さんの二人だけで、白石嫌いな人は多いけど怖いから入らないそうです。
 でも居酒屋で会合をすると予測した白石が事務所のメンバーを誘って潜伏していたので、全部聞かれてしまいました。榎本くんが吹き出したから発覚したんだけど、彼はいつもオチ担当だな。可愛い。
 まあ白石は嫌われるタイプだろうなー。顔が良くてもこういうタイプは嫌われる。必要ないものは覚えないとか共感する部分がないわけでもないんですけど、わざわざ言わないでもいいんだよなあ。そうだねって受け流しておけばいいのにな。意外と頑固なタイプなのかもしれない。

 正直、白石のことは嫌いじゃないです。こういう落としにくい、主人公に関心がないタイプを親密度でボコボコにするのが乙女ゲーの醍醐味だと思うので、来たー!という気持ちです。そしてこういうキャラに寄り添うタイプの主人公は何でも受け入れて相手に服従するパターンになることが多いと思うのですが、市香は「もう今後一切関わりません」なんて言っちゃう人だったので、爽快感が半端ない。目に物見せてやろうぜ!
 でもまあ向こうは関心がないわけで、市香も別に…何なら嫌いだしってくらいなので、会わないまま一週間経ちました。楽しい…。市香がプンスカしていないのも良い。このまま冷ややかに接して何もなくEDを迎えてもいいのでは?って思えてしまう不思議。これはコルダAS至誠館の割りたいメガネ以来ですよ。難易度ハードでやる感じが楽しいんだと思います。

(市 -_-)「理解しないまま、投げ出してしまっていいのだろうか」

 いいんだよ!首輪を外すことが目的なんだから、白石を理解する必要はないんだよ!でも市香は白石と対等につきあえてる柳に、白石のことを教えて欲しいと聞きに行きました。
 そしたら白石のやつ、柳さんに市香と仲良くするためにはどうしたらいいか聞いてたらしい。ちょっとやめてよね…。絆されないんだからね!この空気読み人知らずが!市香は白石撲滅の会も辞めませんよ!
 柳さんいわく、白石は不器用なやつだそうです。そうかなあ。私には、ただマイペースなだけに見えますよ。でもクレーム担当みたいな仕事をしているせいか、相手の気持ちを理解しないと…なんて考えてしまう市香でした。聖人か。

 白石のターンになって彼の独白が始まるのですが、立場上市香と親しくなる必要があるから仲良くしようとしていたみたいです。まあそんなことだと思ったよ。立場上っていうのは警察側かアドニス側かよく分かりませんが、あれで仲良くするつもりだったことに一番驚きました。女の子と仲良くする方法は笹塚くんや柳さんに聞いた方がいい。他の人は参考にならないよ。
 市香が歩み寄ろうとしていることを柳からの電話で知った白石は、翌朝市香のところにやってきて動物クッキーをくれました。これはたべっこどうぶつに違いない。たべっこどうぶつをもらったら逆らえないよ…。多分白石はいいやつだ。たべっこどうぶつをチョイスする悪人はいません。美味しいからね、たべっこどうぶつ。あっ、でもたべっこどうぶつはクッキーじゃなくてビスケットだった。じゃあ白石はやっぱり悪いやつかもしれない…。
 事務所に行ったら榎本くんと柳さんがご飯を食べていて、榎本くんが誇らしげに「柳先輩が作ったんだぞ!」って言ってました。可愛いな、君は。ご主人を自慢する犬みたいだ。

(冴 '∀' )「ほーしの!」

 まーきの!みたいな感じで当直の市香に差し入れを持ってきてくれる冴木くんだった。冴木くんって市香のこと好きなの?アドニスなの?どっちなの?クリスマスも誘ってくれようとするけど、あんまり好意は感じないんだよなあ。
 もしかして、白石と御國の関係ってフリースクールでの話なのかな?回想で刑務所みたいな雰囲気だったけど、管理されていた組織って考えるとアドニスでなく学校の可能性もあるな。変なルールがある厳しい学校ってありますしね。不良を更生するとかいう名目で人を殺していたところもあるし。

 何となく公認の仲っぽくなって順調に育み中かと思ったある日、白石が突然そっけなくなり、「暇つぶし程度につきあってたけど飽きた」と言われてしまいました。距離の縮め方が急だったし、まあそうだよね。彼は始めから目的があって市香との親密度を高める必要があったみたいだし、仕方ない。切り替えていこ。でももうお前の席ないから、二度と誘いに来るなよ。市香は渡さんぞ。
 市香はそんな状況に呆然とし、ショックを受けています。市香、元気出しなよ…なんてプレイヤーも何となくしょんぼりしていたら、突然の岡崎。そして何してんの?お話しない?なんて言ってきます。

 ちょっともうさあ…いい加減にしてよ、岡崎。こんなことされたら岡崎ルートまっしぐらじゃん。空気読んで!私はトロフィーをコンプしたいんだよ!私が今どれだけ我慢して白石ルートをやってると思ってるの?!岡崎のやつ!好き。
 これ多分、やりとりを見ていたから出てきたんだろうな。このルートではほとんど岡崎が出てきてなかったから、白石のことも警戒しているのかもしれない。とにかく知ってて出てきたんですよ、この男は。そういう男ですよ。そして無神経な鬱陶しい男を装って、何かフォローしようとしてるんですよ。そういう男ですよ、岡崎って男は!好き。岡崎になら市香を渡すよ。
 でもまあ、白石も何か事情あるんだろう。そっけなくなってからの選択肢でも好感度が上がったし、ここから巻き返しがあるんだろうとは思うけど何か面倒くさくなっちゃったなあ…。難易度ハードなのをコツコツ積み上げていくのは好きなんだけど、リセットされるのは大嫌いなんだよね…。だから記憶喪失とかも嫌いなのです。面倒くさい。でも変に手を出しては来なかったので、その点は評価してます。キスなどした挙げ句にこんな態度を取られたら、簀巻きにして東京湾にポーイしたい。

 でも落ち込んではいられない!と自分の仕事をコツコツこなす市香は偉い。市香はこういうところがいいな。そりゃ社会人だから仕事をするのは当たり前なんだけど、落ち込みながら頑張るって感じでもなく、ちゃんと切り替えてるんです。だのでプレイヤーも湿っぽくならずに済みました。
 途中で白石の意見を仰ぎたいと思った市香は普通に電話し、それで相手が出なくてもメールで意見を聞きたいって送ったりしてめげません。この辺もきちんと公私を分けている感じでよろしい。このルートの市香は冷静でとても良い。そして一度調べ始めた仕事は自分一人でも完遂する、という心構えも偉い。市香は偉い。

(白 -_-)「俺の意見を聞きたいなら家に来て」

 えっ、嫌です。そういう公私混同やめてくれませんかね。仕事の話なので職場でどうぞ。プレイヤーはそういう気持ちでしたが、市香は分かりました!と行ってしまいます。ちょっとやめなよ市香ー!
 でもまあ行ってしまうわけなんですけど、てめーまた上っ面で話しやがってよおー!とキレちまった市香が白石に詰め寄ります。このスチルがとても可愛い。市香怒ってるよ!今更謝っても許しませんからね!
 まあそんな感じで一日くらいしか不仲にならずすぐ元通りになったわけで、そんなすぐ元通りになるなら役割がどうたらとか面倒なことを言うんじゃないよ。何なんだよ。せめて三日くらい冷却期間を置けよ。

 というわけで元通りになった二人は事件の最後の詰めを行うことになるのですが、今までの事件も胸くそ悪かったけど、今回の事件が一番だな…。加害者側に同情すべき点がある、というのは今まで共通しているんですけど、今回はもうほぼ被害者と言ってもいいんじゃないかなあ。殺された人は死んで良かったよ。生きてる価値ないでしょ。むしろこういう可哀想な加害者を出さないために、一人で死んで欲しかったですね。
 人数的には結構殺してるからさすがに実刑だとは思うけど、情状酌量の余地があると思います。心情的にはお咎めなしがいいけど、個人のルールで断罪することは法治国家の原則に逆らう行為だからやっぱりダメだよね。でもこういうのって法で裁けないからなー。モヤモヤしますね。
 その後、白石の家で彼シャツならぬ彼スウェット状態になる市香のシーンがあるんですが、ここにスチルないってどういうこと?何なの?いい加減にしてください、ここのスチル必要でしょ!見せて!市香の彼スウェット姿を見せてよ!

(榎*'∀' )「パーティやるっていうから、ツリー買ったぜ!」
(香 -_-)「興味ない」
(榎´・ω・)「楽しみにしてたやつが傷つくだろ…」

 香月、楽しみにしてたやつ(榎本くん)に謝りなよ!楽しみにしてたやつ(榎本くん)が傷ついちゃったよ!柳先輩も手伝ってくれるんだぞってめちゃくちゃ喜んでたんだからな?!
 でも香月もお子様ってこと、プレイヤーは分かってますからね。市香がお弁当に詰めてくれたたこさんウィンナーを喜んで食べてんだろ、どうせ。知ってるんだからね。

 そんな感じでいろいろあって終盤なんですが、どうもアドニスは市香を捕まえるって計画を10年前から練っていたらしい。は?ゼロはロリコンか?キモすぎるんですけど。しかもゼロは市香が白石を好きになっていることも知っていました。スケベが過ぎませんか?いい加減にして欲しいですね…。市香は嫁入り前の女の子なんですよ!
 まあ対象は市香ってわけじゃなかったみたいだけど、使えそうな人を捕まえるというのは計画してたみたいです。効率が悪くない?記憶の改ざんができるみたいだし、ちょいちょいっと連れてきちゃえばいいじゃない。あとぶっちゃけ市香がそこまで重要な立場とも思えないし、何なんだ?結局スケベなのでは?

 というわけで、失敗したかに見えたけど多分これが正EDなんだろう…というEDに到達したのですが、意図してなかったけどこの展開は当てちゃってたな…。当たらないで良かったんですがね…。
 でも事情があったとは言え、白石が終盤にしたことはこれから恋愛をしていくには厳しいんじゃないだろうか。もやっとしますね…。しかし御國っていつもああいう感じになるんだなあ。
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