【龍が如く極】プレイ終了
そして真島に覗かれたり
ポケサーの全試合で優勝したり
警官コスの真島に捕まったり
遥と出かけたり
ゾンビの真島に絡まれたり、普通の真島に絡まれたり、武器を持った真島に絡まれたり、空から真島が振ってきたり、そんな感じの龍が如く極でした。
とにかく真島が絡みすぎる。
通常状態ならシンボルマークがマップに表示されるようにはなるんですけど、エンカウントの半分くらいは隠れている状態なのでそんなに回避できません。敵を避ける系のアイテムも効果がありませんし、とにかく真島に絡まれるという前提で町を歩かないといけません。慣れてくればトリガーや絡まれポイントに気づきますが、縦横無尽に張り巡らされているので引っかかりやすいです。そして絡まれても逃げられる雑魚と違い、真島は倒すまで終わりません。
百歩譲ってこのシステム自体は良いとしても、戦闘中の回復はいらない。何度回復するんだよ。すぐに倒さないと何度も回復してなかなか倒せません。イージーですら硬くて嫌になるほどなので、他のモードではやる気にならない。真島は好きだけど、このシステムはもう少しエンカウント率を下げるか、柔らかくするかして欲しかったです。
それと遥のおねだりが旧作とは違い、ストーリー進行中にはできなくなりました。代わりにクリア後のプレミアムアドベンチャーでやれるようになったのですが、おねだり項目がやたら多い。そして広範囲を移動するため、途中で敵に絡まれます(回避するアイテムを装備していれば避けられるらしい)。「おいちょかぶで勝つところを見たいな!」じゃないんだよ。カラオケ行きたいとかあれ買ってとかそのくらいでいいじゃん。何だよ、おいちょかぶって。おじさん、麻雀かポケサーかメスキングしかやれないよ…。ちなみにメスキングも完全クリアしました。
サブストーリーやロッカーキー集めなんかは面白かったけど、釣りもないしさ…。0や6のあとにやるとやれることが少なくて、コンパクトな作品という感じでした。でもリメイクとしてはよくできてたんじゃないかな。余計な演出が多くなってたら嫌だなと思っていましたが、初代の雰囲気そのままだったので満足しました。初代を懐かしんで甘くすると80点ですけど、そういうのを抜きにしたら70点くらいの出来だと思います。
龍が如くのストーリーって結局1で全てが完結しているんですよね。殺しはしない桐生、殺しをしてしまった錦山、背中に龍を彫った桐生、龍になるのを夢見て鯉を彫ったけど龍にはなれなかった錦山、という感じで二人は対になっているので、この二人の話=龍が如くなのだと思います。もともと1本だけの設定で作られたんだろうな。
初代をプレイした時も錦山が救われる道はあったのか考えましたが、やっぱり最初からヤクザを目指さず、別の道に進んだ方が良かったんじゃないかなあ。商才がありそうなので、何か商売をしたら良かったのに。それでも結局由美の事件が起きて、一線を越えてたのかな。
錦山が桐生コンプレックスを抱える原因の一つが風間の贔屓だと思うので、錦山は双子の愛されなかった方でもあるんですよね。何となくカストルとポルックスの神話を思い出しました。錦山が可哀想なので、昔から風間のことは好きになれませんでした。
総プレイ時間は70時間弱だったので、龍6より10時間くらい長かったようです。こう見るとボリューム不足ではないように感じますが、真島の急襲でかなり時間を取られるので、それがなければ20時間は短縮できると思います。真島のサブストーリーは面白いんですけど、町中エンカウントだけはどうにかして欲しかった…。
サブストーリーはいつものように面白かったです。初代のストーリーもちゃんとあって、公園でティッシュを渡すのはよく覚えていました。あとはロッカーキー探しも懐かしかったなあ。初代はロッカーキー探しとパチスロメインで遊んでいた気がします。極からはパチスロは消えていました。最近の龍にはパチスロないですね。
あとキャバはいまいちだったので、これならなくても良かったなあ。6のスナック遊びが大好きだったので、ああいうのがまた実装されないかなーと思っています。
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