箱プレイ

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千家ドラマCD感想

 重い腰を上げて聞きます。暗いって噂だけど、ハッピーエンドを頼む…!
 意外と声だけ聞くと、千家の人は京一郎より高いくらいだなあ。地声は千家の人の方が高いだろうな。ラジオ等でちょっと聞いたことはあるんだけど、どうだったかなー。若者っぽい感じだったけど。

 あー、京一郎軍人EDの続きか。やだなあと思ったけど、一番マシなEDが軍人EDだから仕方ないか…。二人で平和にほのぼの暮らすEDはないのか。ほのぼのでいいんだ!ほのぼのが好きなんだ!
 でも結構仲良しな感じが嬉しい。しょっぱなから手を繋ぐとか(別にラブな感じじゃないけど)、寝っぱなしで食事をしない千家に、「口移しでも食べさせますよ」って京一郎が言うとか、あれっ、これ結構ほのぼのじゃ?と錯覚する。ちなみにその後、お風呂入るから洗ってよーって千家が京一郎におねだりしてました。甘ったれか。許すけどね。
 千家のやることは全て許します。それだけでなく、千家を許さない人を説得する勢い。

 なんて感じでぼんやり現在の戦況などの話を聞いていたら、いきなり千家が喘ぎ始めたので、呪詛?と思ったらただのキスシーンでした。くそ、油断した…!千家は突然濡れ場の人だった。
 あとやっぱり昴后は美人っぽい声だよなあ。若い人なのかベテランなのか分からないけど、この人は声が綺麗すぎるので出てくると嬉しい。キャラはめんどくせー!って感じだけど、声と顔がいいからまあ許せる。
 ところで今回は軍人になっているからか、京一郎は落ち着いた感じ。京一郎役の人は本当にうまいなー。千家といる時の感じと、人前の時との違いがすごい。

 千家といる時はクールに振る舞っているけど、ちょっと甘くなるのがもうね。千家を甘やかしてるよ!声だけ聞いていたら千家受とも思えるレベル。京一郎さんかっこいいよ京一郎さん。千家ルートだともともと魔性だしな。千家ルートは千家だけでなく京一郎もいい。
 死霊でドーンと敵の油を積んだ船を攻撃させる前に、「伊織…」って千家の名前を祈りのように繰り返す京一郎さんにも震えました。これでますます日本が恨まれて千家の負担が増えるんだよね。それを京一郎は心配しているんだよな。やっぱり二人で黄泉路に行く方が幸せだったような気がしなくもない。
 千家の負担がなくなるのはミサキのTrue EDでだけだけど、あれだとミサキとくっついちゃうからなー。千家とくっつくルートで、千家が救われて欲しい。

 思うんだけど、この呪詛体ってハニワとかじゃダメなのかな。
 呪詛体で苦しむ千家を寝かしつけて泣く京一郎さんのシーン、悲しいんだろうけど可愛すぎてニヤニヤしてしまった。くっそかわいい。京一郎さん、くっそかわいい!!一晩中泣いて目が真っ赤とか、くっそかわいい!
 昴后は二人の関係をよく知っているから、「同じ目をしてるよねー^^」とか微妙なセクハラをしてきて笑える。興味津々やめろや!京一郎がどんな風に泣いたのか推測したりとか、とんでもないよ。薄い本が厚くなりますか。昴后が早割入稿とか胸熱。

 アー。もう結婚しろよ!
 いちゃいちゃしやがって…!カチカチ山のタヌキの気分だよ!他人のいちゃいちゃで聞いてる方が火だるまの気分とかどんだけだよ!
 でも、色覚程度で千家の苦しみが癒やせるなら、まあいいかって思うよな。目が見えなくなるんじゃ困るけど、色覚くらいなら…。
 しかし京一郎も、恋愛が原因で底なし沼に落ちていくような人になったなあ。たまらんな…。こういう関係って不幸な結末しかないと思うし、本人もそれが分かっているのに、自らその沼に足を踏み入れるとか、なんなの萌える。

「お前の物は俺の物」って言う千家に、つい笑っちゃう京一郎でした。千家の物は体ですら千家のものではなくて、千家の唯一の物は京一郎なんだって。もうやだこの二人。せつないのにときどき爆ぜろって思う。爆ぜないで!長生きして!
 そして今回のドラマCDでは、京一郎さんはテクニックを学び、結構攻める受になっている…!京一郎さんが汚れてしまった…!好きです。
 しかしこの人達のいちゃいちゃは何だかせつないなあ。ちょっとした隙を見つけてはいちゃいちゃするんだけど、残された時間がそう多くないからなんだよね。黄泉に行っても二人は一緒にいられるんだろうから、完全な別離というのはないと思うんだけど、この二人は存在しているだけでせつない。

 そんなわけで、くっついた後なのに本編より寂しい気分になるドラマCDでした。でも内容は良かったですよ…。とんでもないときめき爆弾という感じでした。
 だけど何とかならないの、この人達は…!FD出るなら何とかして!長生きさせて!また火だるま気分になってもいいから、二人をもっと楽しくいちゃいちゃさせてあげて…!
 七夕前だったら、二人の幸せを短冊に書くところでした。危ない危ない…。二次元だよ!しかもBLだ!
 まあ、思っていたよりも京一郎が千家に優しくて良かった…。だけど、京一郎が千家を本当に好きになっているからこそせつないので、もうどうなっても結局せつな系の二人なんだな。気軽にちょいちょい聞いて萌えるって内容じゃないけど、これは千家好きなら押さえておきたいドラマCDでした。

 今回の千家は無体なことはしなかったけど、どんなにひどかったりアホなことをしても、許してやって…!って擁護したくなります。千家は可哀想だからな…。同情したらブチギレそうだけど。
 でも、千家があんなに欲しがった京一郎が、自分のために泣いてくれるほどになったのは良かったよね。今ちょっと本編を起動して見てるんだけど、こんなにひどいことをしてよく好かれたものだよ。京一郎さんの懐の深さは半端ないな…。
 あと、千家編では同性愛がすごくオープンで何かうける。オープンどころか、自慢の恋人って感じだし、そうだよね、何もおかしくないよね、って気分になります。これが洗脳か。恐ろしい男、千家…。
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