箱プレイ

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ニール狙いで、はじめるよー。

 まさかの二枚組に、動揺を隠せない。
 決して攻略人数が多いわけではないのに、DVDで二枚組とな…。容量は5GB以上だったのですが、ダブルスコアが3.5GBくらいなので、それよりも多いってことですね。
 乙ゲとBLゲだと前者の方が二倍から三倍くらいのプレイ時間が必要なのですが、神学校は普通の乙ゲくらいはあるのかもなあ。長いとは聞いているのですが、二週間ちょっとしかプレイ時間のない今、始めてもいいものか悩みます。まあやっちゃうんですけど。

 ところでグロテスク表現ってON/OFFの切り替えができるらしいんですけど、どのくらいなんだろうな。虫関係があるならOFFでいきたい。
 わざわざこういう切り替えができるってことは、猟奇ネタが出てくるんだろうな。体の一部を切り取るとか、そういうのは怖い。スカトロもあるんだろうか…。エロゲではスカトロON/OFFってありますよね。
 でも一部ONじゃないとスチル回収できないよ^^って説明書に書いてあったので、メーカーとしてはぼかし入れてとか甘ったれたこと言ってんなよって感じなんだろう。
 虫にたかられて死ぬEDがあったらOFFにしますけど、ないならとりあえずONのままやってみようと思います。虫は本当に許さない。

 しょっぱなからホラーモード。
 画面は別に怖くないけど、音がドーンと来るので音量下げ気味の方がいいかもしれません。私はびっくりしました。びっくり系は下手なグロより苦手なんだよ!
 セシルの声が可愛いのでじわじわくる。こんな声も出せるのか…。あー、ニールも意外な感じの声だった。このゲームも主要キャラは全員知ってる声優さんなので、他の作品との違いも楽しみです。
 そして校長がきもい。清らかさの対極にいるような顔して、何か言ってる。
 この辺はコミカライズ(上巻のみ読みました)を先に読んでいるので知っているけど、音声がつくといきいきして余計にきもい。声がきもいわけじゃないんだけど。

 そんな感じできもい校長と主要キャラ(レオニードはまだ顔出しなし)にちょこっと会い、実家に戻ったマイケルでしたが、家では惨劇が起きていました。タイバニのバニーの過去みたいな事件だけど、何かリアルの事件も思い出すなあ…。
 こういう時って普通、見ず知らずの人でなく、家族とか親しい間柄の人が発見するものだけど、だから余計気の毒だな。昨日まで元気だったのに。
 それに、偶然の事故とか病気ならともかく、殺人だと誰かが殺したいほどの悪意を持っていたってことだから、それが自分の親しい人に向けられていたと考えると、正気ではいられないと思います。

 そんな家族の惨殺現場なんですけど、十字に絡んだ蛇のマークが壁に描かれていました。
 ウロボロス…!まあ違うんだけど。ウロボロスは二匹の蛇がお互いの尾を噛んでいる円形じゃないとダメだからな。
 蛇っていうのはアダムとイブの話にもあったけど、だいたい悪いことの象徴ですよね。これって各国共通の認識なのかな。日本でもヤマタノオロチとか、悪いものとして描かれることが多いし。白蛇は神の使いだったりするけど。
 そしてここでSEを半分まで下げました。ドーン!って来るのにびっくりするんだよ…!やめて!

 私は幼稚園だか小学校低学年くらいからずっとギムナジウムものが好きなんですけど、BL的なものだけでなく、共学でも寄宿舎って何か好きなんですよねー。箱庭的な感じがいいのかな。学園物が好きなわけじゃないんですけど。
 あんまり宗教色が強くない、普通の学園生活っぽいのも好きだし、神がどーたらこーたら言って鬱屈した世界観なのも好きです。
 でもどっちの設定でも、生徒や教師と関係がすごく近くなるから、人間関係が妙な感じになるのが面白いですよね。通いなら、帰宅すれば家庭という新たな世界に切り替わるわけですが、全寮制はそれがないから面白い。常に地続き。

 その後、エイハブおじさんのところで過去に学校であった事件について教えてもらうんですが、それは「彼女は最初から、この液体を知っていた」という声明文付きで、聖母像に精液をかけられる、という内容でした。
 これは大丈夫なのか。まあ、キリスト誕生の話を聞いたら誰もが普通考えると思うけど、言っちゃいけないんじゃないの。宗教ネタは怖い。でもアメーバじゃあるまいし、処女で子供は作れないよね。
 マリアの夫はずいぶん年上の人で、その人とは別に幼なじみだかで恋仲の人がいたらしいけど、まあ、処女=夫が父親ではない、ってことなんだろうな。NTR…。

 そういえば冒頭で、ホモダメ!絶対!みたいな聖書の文句らしきものが出てたけど、あれってつまり、子作り以外のセックスは禁止ってことですよね。快楽を求めるだけのセックスはダメだから、厳しい宗派だと男女間でも避妊がダメって教えもあるらしい。
 一方日本では、「女はダメ…(ピコーン)なら少年を相手にすればいいんじゃね?」って感じで、思いっきり快楽だけのセックスを許容しているのが笑える。
 まあ、何だかんだ言って昔でも、女の人を囲っているお坊さんもいたらしいけど。殿様が寺で宿を借りた時、天井裏で変な音がするから、ちょっと突っついたら女が落ちてきた、なんて話もありますし。

 ガブリエルはいい子だな。でも詳しくは知らないんだけど、ガブリエルにも事情があるらしいんですよね。レビューサイトでそんな話を目にしたことがあります。
 おじさんの家での部屋にベッドが一つしかなかった気がするんだけど、マイケルは多重人格とかなのかなあ。でもガビィに周囲の人も反応している気がするんだけど。
 そしてセシルが出てくるたび、何かニヤニヤしてしまう。声が可愛すぎる。キャストを知った時、全然想像できなかったけど、実際聞いてみてもいつもと違いすぎて頭がついていかない。
 キャストと言えば、ニールの中の人はラッキードッグ1のジャンさんと同じなんですよね。この人のネーミングセンスもいつも何かじわじわ来る。

(校長`Д´)「肉の誘惑!肉の誘惑です!」

 腹筋に甚大なダメージを受けました。やめろや!爆笑しちゃったじゃないか!
 でもこういうのって余計だよなー。一応前提として最初に言っておいて、それからは下手に刺激しないように触れずにおけばいいのに。かえってそのことを考えちゃう気がする。
 まあこういうのうるさく言う人って、自分がエロ妄想に取り憑かれているんだろうな。抑圧しすぎると妄想が肥大化しそう。
 しかし校長は顔が汚い。このアベルって可愛い下級生は校長にいたずらされてると思うんだけど、そういう事件は結構あるらしいですよな。昔、CBSドキュメントで見たけど。

 レオニード登場。
 彼は英国人じゃないらしい。何人なんだ。外見的には北の方っぽいけど。そして思っていた以上にツンツンだな。総監督生って聞いていたから、もうちょっとリーダーっぽい面倒見の良さがあるのかと思っていたけど、そうでもなさそう。
 そして食糧難らしい。戦争中なんだろうか。19××年らしいから、20世紀の頭くらいなのかなー。寄宿舎物の漫画で『風と木の詩』っていうのがありますが、それも20世紀前後の設定なんですよね。
 そんな感じでギスギスした晩餐会がスタートしたわけですが、オーガストが犬に決闘を申し込まれ掛けた話が気になって仕方ない。
 秘密結社よりそっちの話を聞きたいよ!手袋を投げつけられたのかな。

 いつも思うけど、レオニードの声の人はザ・イケメンって感じだなあ。BLゲーで出会うのは実は初めてです。結構いろいろ出ているらしいのに、ドラマCDですら出会ったことがないんですよね。
 このゲームはレオニード目当てで購入したんですけど、初回はニールルートを目指そうと思います。なぜなら、コミカライズの後編を読みたいから…!
 コミカライズはニールルートらしいです。まあゲームの全てを明かしているわけじゃないみたいだけど、それを読んじゃったらニールルートがつまらなくなると思うので、先にゲームをやることにしたのです。
 ニールは人気キャラらしいし、一番シナリオが良かったって話もちょいちょい目にするので、初回にやるのはもったいないかなと思うんだけど、漫画を読みたいから仕方ない。

 今のところコミカライズ通りの流れです。
 神を冒涜する発言をすると秘密結社に誘ってもらえるらしいとニールに教わり、退学等の重い処分にならない程度の冒涜発言をしたマイケルは、校長に尻叩きをされます。
 このスチルだけは事前に知っていて、校長きんもー☆と思っていたのですが、音声がついていきいきとして更にきもい。下着も脱がすとか、どう考えてもショタコンです。
 マイケルは「校長先生が怖い…」とか言ってるけど、えっ、今頃?!って感じ。最初からちょうきもいじゃないか!あ、怖いか。校長はキモオタみたいな顔してるよね。

 尻叩きが終わった後の校長が賢者タイムになっててまた笑いました。こういうやつは頭を潰さないとだよ。そうしないと何度でも蘇ってきそう。
 ところでこの尻叩きって、完全にSMプレイですね。もともと性的な意味はないはずだけど、スパンキングに興奮する人って、子供の頃に尻叩きをされたかららしいですよ。
 校長はサディストっていわれているらしいけど、むしろドMなんじゃないかと思ってました。尻蹴ったら喜びそうな顔をしてる。

 そんなわけで当初の目的通り、反省室に入れられたマイケルなのですが、ちょこっとレオニードが様子を見に来ます。目だけでもキラキラしてるとか、どんだけ美形なんだ。自重しろ。
 ここで悪夢を見るマイケルですが、近づくか逃げるか選択が出ました。これってバフォメットかなーと思ったら、本当にバフォメットだった。近づくを選んだらbadかな、と思い、まずそっちを選んだんだけど、普通に話が進行していきます。むしろ近づかない方が良かったのかな。

 というわけで、秘密結社の集いに参加しました。中二病の集いと言ってもいい感じ。
 ルシフェルってレオニード?漫画では神父かなと思ってたんだけど、前半しか読んでないから正体は知らないんですよね。ベリアルはまあ、即分かるけど。これはすぐ分かるという設定みたいだし。
 あーでもアップになったら、ルシフェルの肌の色がレオニードじゃないな。やっぱ神父っぽいな。まあ、声真似がうまい設定だから、声はあまり参考にならないか。
 あとどうでもいいけど、アスタロトが何か知ってる声なんだが…。ちょっとググってみたらやっぱりそうだった。攻略対象外だと思うんだけど、豪華なキャストだなあ。

 そこで顔以外裸になって変な儀式を受けさせられるマイケルなんだけど、変なものを塗られて可哀想。説明通りのものは入ってないと思うけど、かぶれたりするんじゃないの。大丈夫なのか。
 セクハラっぽい儀式を終えて部屋に戻ってきたらセシルが目を覚ましたんだけど、セシルって何かマイケルのことを好きっぽい。こうしていろいろ心配してくれてるのに、好感度を抑えたいから好意をセーブするような選択肢を選んでしまうんだけど、申し訳ない気分になりますね。
 でもまあ、あまり突っ込んだことを話さない方が、彼の身に危険が及ばないからいいような気がする。多分マイケルが死ぬbadはあると思うので、セシルを道連れにするわけにはいかないしな。まあセシルルートでも死badはありそうだけど。

 とりあえず今回は、秘密結社の集いに初めて参加したお!というところで終わりにします。
 ゲームを終了する時もメッセージが発生するので、これはいい。マイケルが喋っていました。
 マイケルは思っていたより可愛い感じじゃなく、凛々しく喋るのが意外でした。中の人的には普通に可愛い声を出せるはずだから、そんなに可愛すぎない感じにしたんだろうな。
 そういえば神学校を知った頃って、主人公が校則に逆らう、というような、もやっとした認識だったせいか、何か劣等生のイメージでした。でも実際は優等生なんだよね。ニールも意外な設定だし、多分みんなイメージとは違う設定だろうから、続きが楽しみです。
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