箱プレイ

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二章

 黒龍の神子は破壊神。
 あまり遙かに詳しくないのですが、今までの作品だと黒龍の神子は普通に白龍の神子と一緒にいたと思うので、二人は表裏一体の存在ですよね、確か。創造のためには破壊は必要だし、破壊ということ自体は別に悪いことではないと思います。

 しかしダリウスは結構過激な考えの持ち主らしく、主人公の力を使って帝国軍を壊すとか言っています。そんな鬼の考えには賛同できないよ!と主人公はダリウス達の元を去ろうと試みますが、なんやかんやで屋敷に連れ戻され、軟禁されてしまいました。
 主人公の言い分は、「関係ない人まで怪我させるのはやりすぎ!もっと穏便に解決できないの?」ということですが、鬼をスケープゴートにしている軍はひどいと思うし、鬼がどれだけ犠牲になったかは分からないので、その辺の詳しい事情を知らないのに穏便な解決なんて寝ぼけたことは私には言えません。こうして争っている以上、既にその段階は超えてしまったのだと思います。
 だので、鬼のやり方に注文をつけるのはちょっと僭越だと思うのですが、主人公の力を嘘を吐いて利用したことには文句を言っていいと思います。正直難しい問題ですよね。争いってどっちにも言い分があるし、立場によって正義は変わりますからね。

 まあ、ダリウス達の言っていることにまだ嘘があるかもしれないし、何が嘘か真実かはっきりしていないので、まずは情報収集です。幸い、すぐにコハクが窓の格子を壊して外に連れ出してくれたので、ダリウスとルードのいない日中に、あちこち出かけられるようになりました。そして夜にはまた部屋に戻る、という生活を続けているのですが、なにこの既視感。記憶喪失…檻…目の下のクマ…と別のゲームの病んだ幼馴染みを思い出す展開です。怖い。
 でも一応、プレイヤーとしてはまだダリウス達の元から去るつもりはありません。一宿一飯の恩もあるし、出て行くにしても穏便な形で出ていきたい。まあ相手は瞬間移動ができるし、逃げてもすぐ見つかっちゃいますしね。だったら変に煽らない方がいい。

【速報】出歩いていることはバレてた。

 知ってた。ダリウスは勘がいいもんね。
 でもネオロマだし、ヤンデレなんかいないはずだから、きっと分かっていて泳がす余裕のスタイルなんですよ。そんなことを思いながら数日過ごしていたのですが、ダリウスが死んだ目で主人公の口にシュークリームを詰め込む事案が発生。なにこれこわい。一人で食べられますよ!美味しいのに怖いとかちょっと。
 ダリウスは一章ラストでちょっと情緒不安定な感じになっていましたが、まさかの病み枠かと今からドキドキです。ネオロマなのにヤンデレっているんだ…。どうも主人公が勝手なことをしたから怒っているわけではなく、ダリウスから離れようとしているから怒っているっぽいんだよなあ。怖いよー!

 一方、DQN丸出しだった虎はちょっとまともな感じになってきました。そして戦闘で使いやすいため、主人公とコハクがLV13くらいなのに、虎だけLV15↑という感じで育っています。コハクはついつい障害物を掃除させる係にしてしまうので、なかなか育ちません。
 ところで、今作で八葉は出ないのかな。攻略対象は八人いるみたいなんですけど。あ、あといろんな情報は村雨さんが無償で探ってくれることになりました。村雨さんは安元さんらしいですが、安元さんとは気付きませんでした。何となくいつもより声が高い。

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 神子同士の惹き寄せ合う力が発動し、主人公はダリウス達から引き離され、軍にいる白龍の神子の元にワープしました。このままだとフェアじゃないので、軍の人と行動する展開もあるだろうなーとは思っていたんだけど、ダリウスとの別れが思っていた以上にせつなかったです。
 主人公に「そんなに怖がらないで」って言うんだけど、鬼っていうだけでさんざんこういうことがあったんだろうなあ。そう考えると気の毒ですが、主人公が怖がっているのはダリウスが鬼だからではなく、口にむりやりシュークリームを詰め込んできたからです。下天の光秀といい、主人公の口に何か詰めるのがブームなのか。主人公の口は四次元ポケットじゃないよ!

 そんな感じでしんみりしつつ軍のターンがスタートしたわけですが、千代ちゃんとの会話を邪魔しないように待っていた九段が、廊下でうずくまっていたらしい。薄々感じていたけど、九段は可愛い。
 でも千代ちゃんとか九段が、「鬼の所にいて怖かっただろう」って言うんだけど、別に怖いことはなかったんだよね。ここ、主人公が何かフォローすればいいのにな。嘘は吐かれたけど厚遇してもらってたし、ほっこりイベントもあったし、せめて待遇は良かったとか、別に変な人達じゃなかったとか言ってあげてよーやだー。
 あとやっぱり、軍には不透明なところがあるらしい。上層部が悪いことを企てているとかありそうですね、何となく。九段とかが最終的にダリウス達と意気投合し、鬼も軍も関係なく、一丸となって巨悪を叩くみたいな展開になったら胸熱。

 二章はかなり短く、スッと三章になったので、続きは次項に書こうと思います。
 ここまでの段階で全員分のイベントを見終えたので、セーブして周回プレイの起点にしようと思いますよ。今のところ、ダリウス★4、コハク★5、ルード★4、虎★5.3、村雨★0.3くらいです。
 情報を見る限りだと三章が結構長いので、共通ルートは三章までかなあ。四章から短くなるので、ここから個別に分かれそう。全部で五章までだけど、多分これからが本番だと思います。
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