箱プレイ

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CERO:C

 現在一周目終盤、ダニールートです。今回、結構ネタバレしています。
 だんだん乙ゲっぽい感じになってはきているんですけど、ちょっとエッチなことがありました的な、もっとぶっちゃけるとセックスしましたみたいなやりとりがあって、戸惑いを隠せない。おい、主人公はまだ未成年だろうが、と思って急に冷めてきたんだけど、どうしたらいいの、これ。
 まあリアルでは普通な感じだし、そんな直接的な表現じゃないので18禁ってほどでもないと思うし、ダニーとの年齢差もまあアリかな、という感じではあるんですけど、ダニーは一応警察官なんですよ。警察官はいかんだろ…。

 盗みに関しては、のっぴきならない事情がある、みたいなやりとりが描かれていたので、まあ仕方ないというか、これ否定したらゲームが進まないし、警察なのに盗みに関わる、という違和感を楽しむ部分だろうな、と思ったので許容できたのです。でも主人公との関係については何の説明もなく、スッと家に連れ込んだりしていて、おいちょっと、って感じだったんですよね。
 その段階からじわじわと、何か良いことを言っても警察官としてはダメなんじゃ…って思ってしまい、それで一晩一緒に過ごす展開で、ないわーと思いました。そこはやっぱり、18歳になるまで待つという自制心が必要だったのではないかな。

 というか、これ主人公が高校生である必要は別にないので、大学生で良かったんじゃないの。マイケルと同学年にしたいならマイケルだって大学生でいいじゃない。未成年がリーダーだと犯罪責任があまり重くならないとか、そういうことだったのだろうか。だったら19歳の大学生でいいじゃない。
 マイケルはわりと弟的ポジションだし、年下枠がいないので、主人公大学生、マイケル高校生でもいい気がしました。もともとお互い、学校で見かけたことはあるって程度の関係だし、だったら近くの高校と大学で、道ばたで見かけた程度の関係でもいいわけじゃない。

 CEROがBじゃなくてCだなーとは思ってたんだけど、犯罪を扱うからCなのかと思っていたのに、そっちの犯罪か…。せめて警察官ならその辺は、越えちゃいけないラインだったと思います。主人公の家は親が放任っぽくて、そこが軽いノリで面白かったのに、何かこんなことになっちゃうと、親がしっかりしてないから危ないことになってるんじゃないの…!と思っちゃってもうダメ。
 こういういろんなもやもやは、主人公が大学生なら自己責任って言えるし、学生結婚なんかもできるわけだから、もやもやしないで済んだのになあ。

 この手のエッチな展開はラスエスやvitaminでもありましたが、vitaminは卒業まで一応待ってるんですよね。ラスエスは主人公は成人ですけど、相手にたまに未成年キャラはいたかな。クラブカッツェではいなくなりましたが。
 未成年同士なら、まだ良かったかなー。扱いの難しい題材ですよな。未成年じゃなきゃダメ、という設定でないなら、わざわざ未成年にしないでもと思いました。学校生活の描写もほとんどないし。
 例えば、ダニーに「相手は未成年だからダメだ」みたいな葛藤があれば、まだ良かったんだけど、そういうのは全くありませんでした。結果的に一線を越えることになっても、ちょっとは葛藤してもいいと思うんだよ。恋愛としては自然な流れだから、まあ仕方ないかなあとも思うんだけど、うーん…。
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