箱プレイ

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kindleセールだったらしい

 じゃあ久しぶりに本を買うかと思い、いろいろ見てみました。
 で、『鬼灯の冷徹』や『ダンジョン飯』の最新刊と一緒に『百と卍』というBL漫画も買ってみました。
 BLといえばBLといえなくもないというくらいのBLなんですけど、片方が陰間あがりの子なので、江戸の町民文化が好きな人には楽しめるんじゃないかなー。いわゆる攻の卍が浮世絵に出てくる感じのイケメンなので、見ていて楽しかったです。
 陰間っていうのは男性版の女郎なので、やっぱり悲惨なこともあるのですが、ハッピーエンドなので読後感は良いです。人の命も体も今ほど守られていない時代だからこその恋愛観、みたいなのがありました。

 もともと江戸の町民文化が好きなのですが、その中でも特に遊郭が好きなので、『江戸吉原図聚』(これは文庫で購入)も買いました。これは吉原辞典みたいな本なので面白そう。そういえば遊女って小指の先を切って誓いを立てるみたいなこともしていたらしいですけど、そのことについても触れているようで、ヒエッとなりました。エンコ詰めないで!
 遊郭は昔から好きなんですけど、陰間はそんなに興味なかったんですよね。歌舞伎に興味ないと知る機会はないかもしれない。遊郭は建物図もいいのです。吹き抜けの絵なんかもう、見てるだけでワクワクしてしまう。作りたい。
 近世の同性愛の話なら、『武士道とエロス』は読んだことがあります。これを一冊読めば、衆道についての大まかなことは分かると思います。

 あとは『山本さんちのねこの話』も買いました。ちなみにセール目当てで見に行ったはずなのに、セールもポイント+も全く関係ない本ばかり買いました。犬も猫もどっちも好きなんですけど、読み物としては圧倒的に猫が題材の作品の方が面白い物が多いと思います。最近だとtwitterやブログ等で人気の猫漫画の書籍化したものをちょろちょろ買ってますが、昔の作品だと大島弓子のサバシリーズ、須藤真澄の『ゆず』、桑田乃梨子の『飼うか飼われるか』、ポール・ギャリコの『猫語の教科書』が好きです。
 そういえば龍が如く6では猫集めができるんですよねー。常に猫缶を大量に携帯し、猫を見つけたら手懐けて捕まえています。

維新

 何本買えば気が済むのか。ちなみにこれでは犬が飼えるらしい…。
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