【大逆転裁判2】プレイ終了(※追記あり)
終わってみたら短かったような気もしますが、少し休んだとは言え、夏に発売したものが秋までかかったので、やっぱり結構長かったんだろうな。でも無駄に長いと思う瞬間は一度もありませんでした。
タクシューの手を離れてからの逆転裁判シリーズは、やっぱり私には別の作品だったのだと思います。私は多分、逆転シリーズというよりタクシューの作品が好きなんだろうなあ。検事も4も話としては面白かったんですけど、いまだにしっかり覚えている逆転1〜3と違い、ぼんやりとしか思い出せないし、わりと評判がいい逆転5や6もすぐに飽きてしまい、1話やるのも大変でした。5に比べたら6はまだマシでしたが、まあ悪くない、つまらなくはないけど、という感じでプレイしていたので、結局途中でやめてしまいました。
年を取るとゲームをクリアできなくなってくると言いますし、逆転もそんな感じなのかなと思っていましたが、全くそんなことはなかったぜ。面白ければ、なんぼでもクリアするのです。
ストーリーは1から続いているのですが、2が本編というような作りになっています。1は起承転結の起くらいでした。それでも充分楽しかったのですが、まさか2でこんなにしっかり仕上げてくるとは思わなかったなあ。逆転と言えば3ですけど、大逆転も同じように最初のストーリーから全て繋がっています。無駄な話は一つもありませんし、無駄な情報もありません。例えば死後硬直について語られるシーンがあるのですが、後の章でその知識が役に立つなど、ばらばらに思えたものが全て繋がってきます。
1が少しでも面白いと思ったのなら、2もやらないと損ですよ!何でも大抵は後編の方が面白いので、前編だけやってやめてしまうのはもったいないです。特にこの大逆転裁判は、逆転裁判3に匹敵するくらいの傑作だと思います。
でも逆転裁判の、特殊能力で矛盾を見つける、みたいな部分が好きな人には向かないかもしれません。大逆転にはオカルトも科学捜査もありません。何度も証拠を調べ、現場に足を運び、人の話を聞いて結論を導き出すのです。だので、普通の推理もの、探偵ものが好きな人には、逆転より大逆転の方が向いていると思います。
私はどっちかというとオカルトなしで謎解きをしたい方なので、大逆転には本当に満足しました。今考えると、ホームズの推理を修正するというシステムは検事のロジックの組み立てに近いなあ。検事もオカルトなしで推理していくゲームでしたが、大逆転は逆転と検事、双方のいいところを上手に引き継いだ作品だと感じました。
そんなわけで大逆転2ですが、1の段階で傑作だと思っていたので、2でもちゃんと面白いだろうと最初から期待していました。しかし期待以上の仕上がりになっていたのは想定外。
1が続きっぽいラストだったので2はすぐに出るだろうと予想していましたが、本当にすぐできあがって、更に延期もなく、そしてこの仕上がりですよ。素晴らしい。大逆転裁判は素晴らしい。熱い展開も多く、最後まで辿り着いた時のカタルシスが半端じゃありません。
プレイしながら何となく、逆転1を初めてやった時のことを思い出しました。全体的に明るい作品のようにも思えますが、必ず取り返しのつかないことや別れがあるので、予定調和のぬるさはありません。けれど変に湿っぽくなることもなく、最後は前向きに終わるんですよね。そういうところがこの作品の魅力だと思いました。
話を二本に分けたことには賛否両論あると思いますが、個人的には分けて良かったと思います。1本が従来の作品と比べてボリューム不足ということはないですし、必ず1本で完結するという縛りがあると壮大なストーリーは作れないと思うんですよね。
もう昔のハードと違って容量も大きく取れるわけですし、今までは短編集だったものが、シリーズが成熟して長編になっていくというのは自然なことだと思います。変に話数を削ったり、ストーリーを簡素にするよりは、続き物になっても面白いストーリーの作品を作って欲しいです。
1もそうでしたが、最後のスタッフロールにはじわーっと来ました。亡くなった人も出てくるのがせつない。でも演劇的な表現だったので良かったです。みんな役を演じた役者ですよという感じがして、不幸な人たちはいなかったんだという気分になれました。
続編はあるのかなあ。ラストが回想形式ではなかったので、まだ続編を作る余地はあると思うんですよね。回想形式で「僕たちの話は終わりだ」ってなってたら、あーこれがラストかって思いますけど、回想形式でなかったってことは未来に何が起こるか分からないですからね!頼むぞ、続編…!
大逆転2は、今までプレイした3DSソフトの中で一番面白かったです。1も面白かったのですが、1が80点だとしたら2は100点です。でも2だけだったら性急だったし、2の面白さは1があってこそだと思うので、二本足して200点で良いと思います。
未プレイの人は、是非1からやってみてください。面白いですよ!
タクシューの手を離れてからの逆転裁判シリーズは、やっぱり私には別の作品だったのだと思います。私は多分、逆転シリーズというよりタクシューの作品が好きなんだろうなあ。検事も4も話としては面白かったんですけど、いまだにしっかり覚えている逆転1〜3と違い、ぼんやりとしか思い出せないし、わりと評判がいい逆転5や6もすぐに飽きてしまい、1話やるのも大変でした。5に比べたら6はまだマシでしたが、まあ悪くない、つまらなくはないけど、という感じでプレイしていたので、結局途中でやめてしまいました。
年を取るとゲームをクリアできなくなってくると言いますし、逆転もそんな感じなのかなと思っていましたが、全くそんなことはなかったぜ。面白ければ、なんぼでもクリアするのです。
ストーリーは1から続いているのですが、2が本編というような作りになっています。1は起承転結の起くらいでした。それでも充分楽しかったのですが、まさか2でこんなにしっかり仕上げてくるとは思わなかったなあ。逆転と言えば3ですけど、大逆転も同じように最初のストーリーから全て繋がっています。無駄な話は一つもありませんし、無駄な情報もありません。例えば死後硬直について語られるシーンがあるのですが、後の章でその知識が役に立つなど、ばらばらに思えたものが全て繋がってきます。
1が少しでも面白いと思ったのなら、2もやらないと損ですよ!何でも大抵は後編の方が面白いので、前編だけやってやめてしまうのはもったいないです。特にこの大逆転裁判は、逆転裁判3に匹敵するくらいの傑作だと思います。
でも逆転裁判の、特殊能力で矛盾を見つける、みたいな部分が好きな人には向かないかもしれません。大逆転にはオカルトも科学捜査もありません。何度も証拠を調べ、現場に足を運び、人の話を聞いて結論を導き出すのです。だので、普通の推理もの、探偵ものが好きな人には、逆転より大逆転の方が向いていると思います。
私はどっちかというとオカルトなしで謎解きをしたい方なので、大逆転には本当に満足しました。今考えると、ホームズの推理を修正するというシステムは検事のロジックの組み立てに近いなあ。検事もオカルトなしで推理していくゲームでしたが、大逆転は逆転と検事、双方のいいところを上手に引き継いだ作品だと感じました。
そんなわけで大逆転2ですが、1の段階で傑作だと思っていたので、2でもちゃんと面白いだろうと最初から期待していました。しかし期待以上の仕上がりになっていたのは想定外。
1が続きっぽいラストだったので2はすぐに出るだろうと予想していましたが、本当にすぐできあがって、更に延期もなく、そしてこの仕上がりですよ。素晴らしい。大逆転裁判は素晴らしい。熱い展開も多く、最後まで辿り着いた時のカタルシスが半端じゃありません。
プレイしながら何となく、逆転1を初めてやった時のことを思い出しました。全体的に明るい作品のようにも思えますが、必ず取り返しのつかないことや別れがあるので、予定調和のぬるさはありません。けれど変に湿っぽくなることもなく、最後は前向きに終わるんですよね。そういうところがこの作品の魅力だと思いました。
話を二本に分けたことには賛否両論あると思いますが、個人的には分けて良かったと思います。1本が従来の作品と比べてボリューム不足ということはないですし、必ず1本で完結するという縛りがあると壮大なストーリーは作れないと思うんですよね。
もう昔のハードと違って容量も大きく取れるわけですし、今までは短編集だったものが、シリーズが成熟して長編になっていくというのは自然なことだと思います。変に話数を削ったり、ストーリーを簡素にするよりは、続き物になっても面白いストーリーの作品を作って欲しいです。
1もそうでしたが、最後のスタッフロールにはじわーっと来ました。亡くなった人も出てくるのがせつない。でも演劇的な表現だったので良かったです。みんな役を演じた役者ですよという感じがして、不幸な人たちはいなかったんだという気分になれました。
続編はあるのかなあ。ラストが回想形式ではなかったので、まだ続編を作る余地はあると思うんですよね。回想形式で「僕たちの話は終わりだ」ってなってたら、あーこれがラストかって思いますけど、回想形式でなかったってことは未来に何が起こるか分からないですからね!頼むぞ、続編…!
大逆転2は、今までプレイした3DSソフトの中で一番面白かったです。1も面白かったのですが、1が80点だとしたら2は100点です。でも2だけだったら性急だったし、2の面白さは1があってこそだと思うので、二本足して200点で良いと思います。
未プレイの人は、是非1からやってみてください。面白いですよ!
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