箱プレイ

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四周目、ヴァン編

 三章からスタート。
 ヴァンとカルディア、まさかのボケとツッコミみたいな関係だった。やだなにこれ…。可愛すぎる。
 ほっこりした気分のまま個別ルートに突入したのですが、途端にホラーになるわけでね。まさか切り裂きジャックが出てくるとは思わなかった。そういやイギリスだったな、舞台…。
 そんなわけでいつも通り家出をしたカルディアは、切り裂きジャックに捕まりました。この辺の流れ、良かったなあ。まさかジャックがあの人とは思わなかった。さらっと明かされる辺りも良かったです。

 殺しの対象は娼婦だけではないらしく、カルディアも殺されそうな空気になり、逃げたところでヴァンが助けに来てくれました。セフセフ。
 この場所を見つけられたのは、インピーが前々から言っていたホロロギウム検知器のおかげでした。検知器は長時間その場に止まらないと威力を発揮しないのですが、そこで三日ほど囚われていたおかげで見つけられたようです。ちょいちょい検知器の話は他のルートでも出ていましたけど、今までで最も有効活用できたと思います。
 この辺は乙女ゲーだと、愛の力で見つけたよ…みたいな感じになったりしますけど、コドリアはこういうところがちゃんとしてる。まあ別に愛の力で見つけてもいいんですけどね。見つけられずに死にました、という斬新な展開は求めてないです。

 ジャックはAZOTHとかいう組織に命じられてカルディアを狙ったらしいです。でも自分の意思で従ったというより、洗脳みたいな感じがしました。
 カルディアも狙っているようだけど、ヴァンを狙っているようでもあり、何だかよく分からない状況ですが、AZOTHの親玉はフィーニスのようです。フィーニスはサンに倒されているんですけど、ヴァンいわく彼は不死身らしく、やっぱりまだ生きているようです。そして今までは敵だと思っていたジミーはヴァンと繋がっているらしく、フィーニスを共通の敵と認識しているらしいです。
 らしい、らしいとはっきりしませんが、今のところ本当に何が何だかという感じなんですよな。でもフィーニスは不死身なのではなく、何体もいるんじゃないかなあ。私が死んでも代わりがいる系男子なのでは、と予想しています。

 今のところ一番血なまぐさいのはヴァンルートですね。直接的な絵はないですけど、グロ注意みたいな展開もあります。でもそんな中でときどき挟まれるスチルは可愛いです。
 ヴァンは意外と可愛い雰囲気の人でした。あとカルディアに親しみを覚えていることをストレートに表現するのが意外でした。好きとか愛してるとかじゃないんですけど、そばにいて良かった、みたいなことを言うので、ツンデレではなくただ単にぶっきらぼうなだけみたいです。

 そんな感じで市民を狙う凶悪犯罪者が次々と現れ、それはAZOTHのせいで、AZOTHはフィーニスで…という雰囲気なんですけど、もしかしたらフィーニスじゃないんじゃないかなあ。フィーニスがヴァンとカルディアの前に現れたのですが、肯定する風でもなかったんですよね。やっぱりジミーなんじゃないの。
 その後、一人でいたドラちゃんが何者かに襲われ、行方をくらましてしまいます。その時に顔見知りっぽい反応をしたんですよね。まあフィーニスのことも知っているとは思うんだけど。あとフィーニスは複数人いるっぽい描写もありました。

 ドラちゃん不在でヴァンもルパン一行とは別行動をしている、という状況で12章に入りました。現在、ほとんど何も分かってないんですよね。ヴァンは家族を人質にされたから吸血鬼戦争に参加しないわけにいかなかった、ということだけ分かりましたけど、この辺は想定内でした。もともと吸血鬼と親交があったわけではなく、諜報活動として潜入していたようです。そこで親しくなり、殺したくないと思ったけど家族を人質に取られ…ということらしい。
 人質はフィーニスの指示だったらしく、そのせいでフィーニスを恨んでいるようです。ジミーも同じような状況らしいので、彼も身近な人を殺されたのかなあ。でもジミーはどうも裏切り者にしか見えない。そんな信用しちゃっていいんですかね…という不安が常につきまとっています。

【速報】予想が当たる。

 やっぱり、ジミーは裏切り者だった!そうだと思ったんだよ!ヴァンが意外と純真で、人のことをすぐ信じるタイプだなーと思った時から疑ってましたが、案の定だよ!
 ジミーがフィーニスを殺したいというのは事実みたいですけど、憎んでいるわけではなさそうです。この辺の理由が分かりません。でもやっぱりフィーニスはラスボスではなかったか。詰めが甘いから、ラスボスにしては弱いと思っていたんですよね。
 そのジミーですが、殺してみたかったから殺しちゃった^^vみたいなことを言っていたので、倒すのに躊躇わなくて済みそうです。サン編もフラン編も敵方にそれなりの事情があったから、戦うのに気乗りしなかったんですよね。

 というわけで、ヴァン編終了しました。ジミーはヴァンに憎しみや怒りを植え付け、それを長い時間かけて育て、育ちやすくなるように洗脳も施し、最終的に人間兵器に仕立てることが目的だったみたいですが、なぜあんなラストになったのかなあ。これが本当に解せぬ…。丁寧にフラグ立てして、トロコンできる直前まで来てリセット押されたような感じでした。寸止め大好きM男みたいなのやめてくれませんかねぇ…。ド変態の匂いしかしない。
 結果的にヴァンは人間兵器にもならなかったし、ジミーの計画は失敗に終わったわけですけど、モヤモヤEDでした。あとこのルートは敵がカルディアよりヴァンを追いかけている感じなので、カルディアの物語を読みたい人にはちょっと物足りないんじゃないかな。

 今のところヴァン編が一番微妙なので、前後に面白そうなルートを挟むのがいいと思います。私はルパンの直前に持ってきて良かったな。恐らくルパンは面白いはず。
 今の段階で面白かったルート順に並べると、サン>フラン>インピー>(越えられない壁)>ヴァンって感じかな。ヴァンも恋愛部分に関しては悪くなかったですけど、カルディアの毒については最後にちょっと出てくるだけで、ほぼ関係なかったのが残念です。まあ、全ルートカルディアの毒の話じゃ似たような感じになるし、仕方ないか。
 でもヴァン編というか、ジミー編というか…。ジミーは声が好きなので、不満かと聞かれるとそうでもないという複雑な気持ちです。
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