海野編+岩井編
中の人は好きだし、女性声優さんのショタキャラもわりと好きなんだけどなあ…。海野先生が嫌いというわけでもないのですが、ショタが苦手で、更にこういう女子にしか見えないタイプは本当に苦手です。
海野先生はもともと所属していた研究所を辞め、依頼された研究を別枠で進めつつ学校の先生をやっているようです。その話の流れで、海野先生が所属していた研究所と学校の理事長が同一人物ということが分かりました。先生は好きで選んだ仕事なんだろうと思っていましたけど、研究もしつつっていうのは大変だなあ。睡眠時間が少なそう。
今は稀少動物の繁殖力を増やす研究をしているみたいですけど、いずれは絶滅した動物を復活させたいそうです。夢のある研究だな。西洋の貴族達が遊びで狩りをするために持ち込んだ動物が、その地域の弱い動物を絶滅させた例が結構多いですけど、こういうのは復活してほしいです。人の生活を脅かす害獣はなかなか難しいだろうけど、米を食べる雀を一掃したら、雀がついでに食べてた虫が大繁殖して米の被害がもっと大きくなったという話もありますし、何でもバランスが大事なんでしょうね。
MVP戦の一戦目が始まる前の休日イベントで、海野先生の研究結果を収めたDVDが盗まれました。久我沼じゃないの?でも犯人捜しをする気はなく、盗んだ人がその情報をちゃんと使ってくれるならいいや…という感じみたいです。
というわけで、体力勝負の一戦目が始まりました。これトノサマが邪魔するやつだな…と思ったんだけど、トノサマがハムスターを見つけてきてくれるらしい。それは残酷描写になるのでは?と思ったけど、トノサマはハムスターを傷つけないと言ってくれたらしいです。まあ猫の本能だから狩りをすること自体は仕方ないけど、やっぱりハムスター好きとしてはそわそわします。
この一戦目をソロでクリアしないとトロフィー取れないんだけど、取れる気がしない…。一人でやるだけじゃなくて、相方の行動も指示しないといけないんだけど、そっちまで見えないんだよなあ。ものすごく画面から離れたらいけるのだろうか…。
二戦後、研究データが盗まれ、その犯人に二人が監禁されるという事件が発生しました。パスワードを教えろと迫る犯人に対し、口を閉ざす二人。するといらだった犯人が海野先生に乱暴しようとします。
ここは地獄だった…。ショタ受はグロくらい嫌いなんだよなあ。正直今までさんざん文句を言ってきた某神父とか某金持ちのどら息子なんかよりもショタ受が嫌いです。
でもオメルタの梓ルートはそれなりにシナリオも面白かったし、JJの良さも出ていたのでまあこれはこれで…って感じだったから、ショタ受もいけるじゃんって思っていたのですが錯覚でした。やっぱりショタ受はいけない。
ショタってだけでなくて海野先生タイプも苦手なのかも。舌を出してる立ち絵もなー。うーん…。あと最初から啓太が可愛いなあって思ってるのも、何かな…。いや別に…と冷え冷えになるプレイヤーでした。これなら音付き大スカの方がマシ。
そんな地獄の展開を終え、やっと三戦終わったと思ったら恒例のいちゃいちゃシーンが始まり、これがどのルートよりも長く感じたんだけど、苦痛だから長く感じたというわけではないと思います。だって中嶋なんて最後は結構あっさりでしたよ。海野先生こそ、あっさりでいいんだよ。
でもストーリーはしっかりあるルートだったし、公式の意気込みを感じるルートでした。公式一押しのルートだったのかな…。せめてエロがなかったらなあ。エロいらないよね、ショタなら。エロなしならぎりぎり耐えられた気もする。
思っていた以上にダメージを受けたので、早い段階で終わらせておいて良かったです。今後はショタのいるゲームの購入には慎重になろうと思います。このゲームの何がつらいって、もう一人ショタがいるってことだよ…。地獄。
ショタ好きの人がここを見ていたらすみません。海野先生が悪いわけでもないし、海野先生が嫌いなわけでもないのです。私がショタ受嫌いなのが悪いだけです。
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本当はショタ二連続で攻略するつもりでしたが、つらすぎたので次は青年で…。というわけで、ここからは陰の者っぽい岩井さん編です。
岩井さんは暗いですが邪悪な雰囲気ではないので、きっとピュアすぎて病んでしまった人なんだろうな。だのできっとほのぼのしたルートなのだろう、そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
誰が想像しただろう、まさかいきなり自殺未遂するキャラだと。世話をしている篠宮さんいわく、これが初めてではなく、今までに何度もあったらしいです。ショタで疲弊している私には重すぎるルートだったかもしれない…。
もともとは絵を描いていた岩井さんですが、絵の先生が自分の作品として岩井さんの作品を世に出したせいで、逆に岩井さんが盗作と疑われ、病んでしまったようです。多分、その先生の名前は斑目だと思う。
そのせいでぼんやりとした鬱状態が続いている岩井さんは、自殺未遂をしたり倒れたりなど、芸術系キャラらしい情緒不安定な人でした。でもヤンデレというわけではありません。一人でじっとしている感じの人です。
そんな岩井さんにとって明るい啓太は癒やしになるらしく、じわーっと仲良くなりました。そして恒例の退学問題が発生した時、「俺も啓太って呼んでいいか?」と可愛い提案をされました。嫌いじゃありませんよ。このくらいからご飯を一緒に食べるようになるのですが、やりとりがいちいち可愛い。このルートの啓太が一番好きかもしれない。
(啓 '∀' )「もっと食べなくちゃダメですよ!俺のレバニラ分けてあげます!」
(岩´д`)(苦手なんだが…)
(啓 '∀' )「学園に残って、岩井さんがちゃんと食事するよう見ていてあげます」
なにこのやりとり…。可愛さしかない。岩井さんは先輩なのに、啓太の「〜あげます」というお兄ちゃんぶった感じが可愛い。岩井さんは世話が必要なタイプだからな。
MVP戦は岩井さんに頼むっていうと、和希がものすごく驚いてました。彼の中では、岩井さんは気難しい人らしい。そんな気難しい感じじゃないけどなー。繊細で暗いけど、優しいと思いますよ。組んで!組んでよー!組んでー!ってじたばたしたらいける。
最初いきなり自殺未遂された時は、多分ヤンデレだから面倒だろうなと思っていたけど、このルートは今までで一番楽しいかもしれない…。シャイな感じが好ましい。MVP戦のパートナーになってくれたあと、一緒に写真展に行くんですけど、ちょっとしたことで赤面するのやめなー。青春か。
えっ、絵を盗んだ先生って父親なのか。しかも本人は絵で成功していなくて裕福な奥さんの実家から援助されていたのに愛人を作り、その愛人の子供が岩井さんだそうです。おい、クズかよ!でもこのクズを吊し上げても不幸になるのは子供だからな…。ksg!
愛人である岩井さんの母親はクズの機嫌を取るため、岩井さんから絵を取り上げてクズに横流ししていたらしい。マフィアかよ。もうほっといてもいいんじゃないかなー。岩井さんはBL学園で衣食住は足りてるんだし、卒業したらもう一人立ちできるわけだから既に親元から自立しているようなものですよな。だので、もう親はいないものとして生きていけばいいと思うんだよね。損切りしようぜ!
そして問題の一回戦ですが、今回も試しにソロで挑戦してみたところ、トロフィーゲットしました!やったぞー!160匹ではダメでしたが、180匹ならいけるようです。ほぼ啓太でやってたのですが、余裕がある時は岩井さんも操作してみました。ちなみに啓太は一回トノサマを捕まえて時間をロスしましたが、それでも一発でクリアできました。良かった良かった。これでトロコンが見えてきました。
とりあえず町に出た時に呼びかけてきた画商の人を頼ることにしたのですが、この人を信用するか信用しないかという選択が発生しました。これは悩ましい。個人的にはあまり信用しすぎない方がいいと思うんだけど、ポジティブな啓太がいいから「信用する」にしてみたところ、不穏な空気になっていて不安…。でも善人の顔をしているんだよな、画商の人…。
岩井さんが暗くなっていたのは、やっぱり母親を切れないかららしいです。まあ、まだ十代だし不安ですよな。でもこの母親は役に立たないどころかステータス異常にしてくる人なので、つらくともここは思い切って切るのがいいと思う。ステータス異常の状態が普通の状態だと勘違いしてますけど、そんなことはないですからね。そのうちHP尽きますよ。
それに何だかんだ言ってこのBL学園にいる段階で勝ち組ですよなあ。芸術家ってやっぱり営業力も必要だと思うけど、この人脈があれば食べていくのに苦労することはなさそう。精神的支えなら啓太とか篠宮さんにしてもらえばいいですよ。他のルートに行くの、心配だなあ…。啓太がいなかったら早いうちに本当に死んでしまいそう。
というわけで、クリアしました。岩井さんルートは重い話でしたが、病んでるキャラにありがちな甘ったれでわがままだからとかいうことは一切なく、不幸な身の上ゆえに疲れてしまったというキャラなので、啓太との相性はいいと思いました。啓太は太陽みたいなタイプだからね。
キャラの成長もあり、いろいろあったけど最後は落ち着くところに落ち着き、岩井さんと啓太はちゃんと幸せになれそうなので良かったです。すっきりしたEDでした。前の記事で2が100%の仕上がりなら1は30%だよ!と暴言を吐きましたが、岩井さんルートをやったらそんなことはないと思ったので撤回します。1が覚醒したぞ!
岩井さんルートで良かったと思う部分は、クズから暴力を振るわれたり息子との仲が完全に終わったりしつつもクズに走った母親の迷いのなさと、それはお母さんの人生だからと岩井さんが否定しなかったところかな。私はこの母親みたいな人は嫌いだし、つきあいたくないけど、どういう生き方を選ぶのも個人の自由ですからね。幸せになる権利があるように、ダメになる権利もあるのだ。
岩井さんはもしかしたら自分が母親を束縛していたのかもって言ってましたが、あんなのびのび男に走っているんだから全然束縛されてないと思います。束縛したつもりで縄の端っこを持ったまま、ダンプカーのように突き進む母親に引きずられる岩井さんしか想像できない。まあ依存していたことは事実だと思うので、呪縛が解けて良かったです。かといって別に啓太に依存しているというような病んだ雰囲気もなかったので、すがすがしい終わり方でした。私は回復と救済の物語が好きなので、これはグッときました。
でもこんないいルートだと思ったら最後にやったのになー!どうしよう、他の人に行きにくい。だって他のルートに行ったら、岩井さんは救済されないんだよ…。啓太を分裂させないと足りない…!
岩井さんはあんまりイベントに絡んでこないし、多分さくっと終わるルートだろうと甘く見た結果がこれ。奥が深い学園ヘヴンの世界よ…。CVが2の新さんのお兄さんである野島裕史さんなので、だいたい野島さんがやるキャラはツボに入りやすいという謎の法則が生まれつつあります。
そういえば、恋愛に夢中になる母親に依存しておかしくなった画家の話をどこかで見たなーと思ったのですが、モーリス・ユトリロでした。この人も母親とうまくいかず、精神が不安定で自殺未遂をするような人だったそうです。
海野先生はもともと所属していた研究所を辞め、依頼された研究を別枠で進めつつ学校の先生をやっているようです。その話の流れで、海野先生が所属していた研究所と学校の理事長が同一人物ということが分かりました。先生は好きで選んだ仕事なんだろうと思っていましたけど、研究もしつつっていうのは大変だなあ。睡眠時間が少なそう。
今は稀少動物の繁殖力を増やす研究をしているみたいですけど、いずれは絶滅した動物を復活させたいそうです。夢のある研究だな。西洋の貴族達が遊びで狩りをするために持ち込んだ動物が、その地域の弱い動物を絶滅させた例が結構多いですけど、こういうのは復活してほしいです。人の生活を脅かす害獣はなかなか難しいだろうけど、米を食べる雀を一掃したら、雀がついでに食べてた虫が大繁殖して米の被害がもっと大きくなったという話もありますし、何でもバランスが大事なんでしょうね。
MVP戦の一戦目が始まる前の休日イベントで、海野先生の研究結果を収めたDVDが盗まれました。久我沼じゃないの?でも犯人捜しをする気はなく、盗んだ人がその情報をちゃんと使ってくれるならいいや…という感じみたいです。
というわけで、体力勝負の一戦目が始まりました。これトノサマが邪魔するやつだな…と思ったんだけど、トノサマがハムスターを見つけてきてくれるらしい。それは残酷描写になるのでは?と思ったけど、トノサマはハムスターを傷つけないと言ってくれたらしいです。まあ猫の本能だから狩りをすること自体は仕方ないけど、やっぱりハムスター好きとしてはそわそわします。
この一戦目をソロでクリアしないとトロフィー取れないんだけど、取れる気がしない…。一人でやるだけじゃなくて、相方の行動も指示しないといけないんだけど、そっちまで見えないんだよなあ。ものすごく画面から離れたらいけるのだろうか…。
二戦後、研究データが盗まれ、その犯人に二人が監禁されるという事件が発生しました。パスワードを教えろと迫る犯人に対し、口を閉ざす二人。するといらだった犯人が海野先生に乱暴しようとします。
ここは地獄だった…。ショタ受はグロくらい嫌いなんだよなあ。正直今までさんざん文句を言ってきた某神父とか某金持ちのどら息子なんかよりもショタ受が嫌いです。
でもオメルタの梓ルートはそれなりにシナリオも面白かったし、JJの良さも出ていたのでまあこれはこれで…って感じだったから、ショタ受もいけるじゃんって思っていたのですが錯覚でした。やっぱりショタ受はいけない。
ショタってだけでなくて海野先生タイプも苦手なのかも。舌を出してる立ち絵もなー。うーん…。あと最初から啓太が可愛いなあって思ってるのも、何かな…。いや別に…と冷え冷えになるプレイヤーでした。これなら音付き大スカの方がマシ。
そんな地獄の展開を終え、やっと三戦終わったと思ったら恒例のいちゃいちゃシーンが始まり、これがどのルートよりも長く感じたんだけど、苦痛だから長く感じたというわけではないと思います。だって中嶋なんて最後は結構あっさりでしたよ。海野先生こそ、あっさりでいいんだよ。
でもストーリーはしっかりあるルートだったし、公式の意気込みを感じるルートでした。公式一押しのルートだったのかな…。せめてエロがなかったらなあ。エロいらないよね、ショタなら。エロなしならぎりぎり耐えられた気もする。
思っていた以上にダメージを受けたので、早い段階で終わらせておいて良かったです。今後はショタのいるゲームの購入には慎重になろうと思います。このゲームの何がつらいって、もう一人ショタがいるってことだよ…。地獄。
ショタ好きの人がここを見ていたらすみません。海野先生が悪いわけでもないし、海野先生が嫌いなわけでもないのです。私がショタ受嫌いなのが悪いだけです。
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本当はショタ二連続で攻略するつもりでしたが、つらすぎたので次は青年で…。というわけで、ここからは陰の者っぽい岩井さん編です。
岩井さんは暗いですが邪悪な雰囲気ではないので、きっとピュアすぎて病んでしまった人なんだろうな。だのできっとほのぼのしたルートなのだろう、そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
誰が想像しただろう、まさかいきなり自殺未遂するキャラだと。世話をしている篠宮さんいわく、これが初めてではなく、今までに何度もあったらしいです。ショタで疲弊している私には重すぎるルートだったかもしれない…。
もともとは絵を描いていた岩井さんですが、絵の先生が自分の作品として岩井さんの作品を世に出したせいで、逆に岩井さんが盗作と疑われ、病んでしまったようです。多分、その先生の名前は斑目だと思う。
そのせいでぼんやりとした鬱状態が続いている岩井さんは、自殺未遂をしたり倒れたりなど、芸術系キャラらしい情緒不安定な人でした。でもヤンデレというわけではありません。一人でじっとしている感じの人です。
そんな岩井さんにとって明るい啓太は癒やしになるらしく、じわーっと仲良くなりました。そして恒例の退学問題が発生した時、「俺も啓太って呼んでいいか?」と可愛い提案をされました。嫌いじゃありませんよ。このくらいからご飯を一緒に食べるようになるのですが、やりとりがいちいち可愛い。このルートの啓太が一番好きかもしれない。
(啓 '∀' )「もっと食べなくちゃダメですよ!俺のレバニラ分けてあげます!」
(岩´д`)(苦手なんだが…)
(啓 '∀' )「学園に残って、岩井さんがちゃんと食事するよう見ていてあげます」
なにこのやりとり…。可愛さしかない。岩井さんは先輩なのに、啓太の「〜あげます」というお兄ちゃんぶった感じが可愛い。岩井さんは世話が必要なタイプだからな。
MVP戦は岩井さんに頼むっていうと、和希がものすごく驚いてました。彼の中では、岩井さんは気難しい人らしい。そんな気難しい感じじゃないけどなー。繊細で暗いけど、優しいと思いますよ。組んで!組んでよー!組んでー!ってじたばたしたらいける。
最初いきなり自殺未遂された時は、多分ヤンデレだから面倒だろうなと思っていたけど、このルートは今までで一番楽しいかもしれない…。シャイな感じが好ましい。MVP戦のパートナーになってくれたあと、一緒に写真展に行くんですけど、ちょっとしたことで赤面するのやめなー。青春か。
えっ、絵を盗んだ先生って父親なのか。しかも本人は絵で成功していなくて裕福な奥さんの実家から援助されていたのに愛人を作り、その愛人の子供が岩井さんだそうです。おい、クズかよ!でもこのクズを吊し上げても不幸になるのは子供だからな…。ksg!
愛人である岩井さんの母親はクズの機嫌を取るため、岩井さんから絵を取り上げてクズに横流ししていたらしい。マフィアかよ。もうほっといてもいいんじゃないかなー。岩井さんはBL学園で衣食住は足りてるんだし、卒業したらもう一人立ちできるわけだから既に親元から自立しているようなものですよな。だので、もう親はいないものとして生きていけばいいと思うんだよね。損切りしようぜ!
そして問題の一回戦ですが、今回も試しにソロで挑戦してみたところ、トロフィーゲットしました!やったぞー!160匹ではダメでしたが、180匹ならいけるようです。ほぼ啓太でやってたのですが、余裕がある時は岩井さんも操作してみました。ちなみに啓太は一回トノサマを捕まえて時間をロスしましたが、それでも一発でクリアできました。良かった良かった。これでトロコンが見えてきました。
とりあえず町に出た時に呼びかけてきた画商の人を頼ることにしたのですが、この人を信用するか信用しないかという選択が発生しました。これは悩ましい。個人的にはあまり信用しすぎない方がいいと思うんだけど、ポジティブな啓太がいいから「信用する」にしてみたところ、不穏な空気になっていて不安…。でも善人の顔をしているんだよな、画商の人…。
岩井さんが暗くなっていたのは、やっぱり母親を切れないかららしいです。まあ、まだ十代だし不安ですよな。でもこの母親は役に立たないどころかステータス異常にしてくる人なので、つらくともここは思い切って切るのがいいと思う。ステータス異常の状態が普通の状態だと勘違いしてますけど、そんなことはないですからね。そのうちHP尽きますよ。
それに何だかんだ言ってこのBL学園にいる段階で勝ち組ですよなあ。芸術家ってやっぱり営業力も必要だと思うけど、この人脈があれば食べていくのに苦労することはなさそう。精神的支えなら啓太とか篠宮さんにしてもらえばいいですよ。他のルートに行くの、心配だなあ…。啓太がいなかったら早いうちに本当に死んでしまいそう。
というわけで、クリアしました。岩井さんルートは重い話でしたが、病んでるキャラにありがちな甘ったれでわがままだからとかいうことは一切なく、不幸な身の上ゆえに疲れてしまったというキャラなので、啓太との相性はいいと思いました。啓太は太陽みたいなタイプだからね。
キャラの成長もあり、いろいろあったけど最後は落ち着くところに落ち着き、岩井さんと啓太はちゃんと幸せになれそうなので良かったです。すっきりしたEDでした。前の記事で2が100%の仕上がりなら1は30%だよ!と暴言を吐きましたが、岩井さんルートをやったらそんなことはないと思ったので撤回します。1が覚醒したぞ!
岩井さんルートで良かったと思う部分は、クズから暴力を振るわれたり息子との仲が完全に終わったりしつつもクズに走った母親の迷いのなさと、それはお母さんの人生だからと岩井さんが否定しなかったところかな。私はこの母親みたいな人は嫌いだし、つきあいたくないけど、どういう生き方を選ぶのも個人の自由ですからね。幸せになる権利があるように、ダメになる権利もあるのだ。
岩井さんはもしかしたら自分が母親を束縛していたのかもって言ってましたが、あんなのびのび男に走っているんだから全然束縛されてないと思います。束縛したつもりで縄の端っこを持ったまま、ダンプカーのように突き進む母親に引きずられる岩井さんしか想像できない。まあ依存していたことは事実だと思うので、呪縛が解けて良かったです。かといって別に啓太に依存しているというような病んだ雰囲気もなかったので、すがすがしい終わり方でした。私は回復と救済の物語が好きなので、これはグッときました。
でもこんないいルートだと思ったら最後にやったのになー!どうしよう、他の人に行きにくい。だって他のルートに行ったら、岩井さんは救済されないんだよ…。啓太を分裂させないと足りない…!
岩井さんはあんまりイベントに絡んでこないし、多分さくっと終わるルートだろうと甘く見た結果がこれ。奥が深い学園ヘヴンの世界よ…。CVが2の新さんのお兄さんである野島裕史さんなので、だいたい野島さんがやるキャラはツボに入りやすいという謎の法則が生まれつつあります。
そういえば、恋愛に夢中になる母親に依存しておかしくなった画家の話をどこかで見たなーと思ったのですが、モーリス・ユトリロでした。この人も母親とうまくいかず、精神が不安定で自殺未遂をするような人だったそうです。
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