箱プレイ

　他は土田×真弓、あずさ×金子にしよう。
　金子先輩は気難しくて神経質で秘密主義で天才肌で腺病質な優等生らしい。腺病質とは虚弱の意味らしいですが、そんな線の細いタイプには見えないけどな…。そして気難しいとか秘密主義とか、裏があることもバレてるのか。金子は隠しているつもりだろうけど、滲み出る不良っぽさがあるんだろうな。

(土 -_-)「火浦の呼び出しだ」
(金´д`)「すまないが、いないと言ってくれ」
(土 -_-)「嘘は好かん」

　こんなの笑っちゃうよ…。

　金子とあずさは要の事件現場を見ていたのですが、それがちょうど倒れている要を抱えて土田が運んでいるシーンだったので、二人は恋仲だと勘違いしたようです。金子はこのことを黙っているようにあずさに言い、その交換条件として勉強を見てやることになりました。土田のためにあずさの口を封じておこうと思ったんだろうなあ。金子の母性、また漏れてる。優しさ選手権があったら一位になれそうだよ…。
　でもそんな土田と要は、一周目でさらっと終わっちゃったんだよなあ。フラグをうまく立てられなかったんだろうか。フラグと言えば、土田と真弓も折れてしまったかもしれません。一回選択をしなかったら選べなくなってたので、連続で選ばないとダメだったのかな。
　あと、月村と水川には何か関係があるらしい。要が月村からもらった水川の著作に首つりの回想を彷彿させる描写があったので、もしかしたらこの本の登場人物は月村がモデルなのかもしれない。花喰ヒ鳥の段階で月村は水川を知っているんだろうなーとは思っていたけど、水川の方も知ってるなら抱月って名前が怪しい。要も同じことを思っていたので、やっぱり怪しい。

　金子と土田が新入生の時に遭ったストームの真っ最中に、土田は眠ってしまったらしい。土田よ…。何か土田って喋る岩みたいだな。聖剣伝説とかに出てきそう。同じように入学して間もない頃にストームに遭ったあずさくんは、半べそをかいていたようです。かわいい。
　あと水川は要の事件とは全く関係がないみたいです。月村の知り合いだからグルなのでは？って少し疑ってましたけど、大丈夫でした。一見人当たりがいいけど実はひどい人というのもいますからね。年取らない人とかね…。
　そんな水川の元に、花喰ヒ鳥から例の写真が届きました。これって要は花喰ヒ鳥のお手つきであるというマウンティングに思えるんだけど、水川は何か別の意味があるのでは？と考え始めます。

(水 '∀' )「また会ってくれるよね？会ってくれないなんて言ったら拗ねるからね」
(要´・ω・)「でも…」
(水 '∀' )「このまま僕が道ばたに寝っ転がって、泣きわめいてもいいのかな？」

　子供かな？
　今回も月村先生による緊縛ショーがあり、その後のやりとりでした。どうも月村先生は嫉妬してるみたいです。そしてやっぱり、水川の小説のモデルは月村らしい。二人は学生時代の友人同士だそうです。
　ほのぼのしている水川と要とは違い、あずさ×金子は揉めていました。金子はあずさみたいなタイプが苦手なので、わざと無視して泣かせたりしています。ちょっと男子ー。やっぱりあずさは水川みたいな大人の方がいいんじゃないかな。水川は優しいからね。でも私がそういう、保護者攻とわがまま受って組み合わせが好きじゃないんだよな…。攻は保護者のふりしたむっつりで、結局受よりわがままっていうのなら好きなんだけど。

　水川から数回に渡り、月村の過去を教えてもらいました。彼はロボットみたいな人で、言われたらその通りに行動し、そこに好きとか嫌いとかの感情は伴わないようです。でも残忍な性格ではなく、他人が困っているのを見るのが好きなわけではありません。おーいオーガスト、聞いてるかー？！
　水川が僕を好き？と聞いたら好きと答えるけど、実際は好きでも嫌いでもなく無で、基本的に他人に興味がないようです。月村は自分の親に対してもそんな感じで、彼が唯一執着したのが要でした。
　水川は月村を好きだけど月村はそうでもなく、要は水川と親しくなってはいるけど、月村に心を持って行かれている水川が好きみたいなところがあって、いつの間にか微妙な三角関係になっていました。水川と要は間に月村を置くことで関係が成り立つ、という感じ。一応水川と要はキスをするのですが、CGはなかったので、攻略制限があるのかなあ。ラストは土田×要の時と同様、月村の自死で終了しました。このルートはもう一度やり直しだな。

　あずさ×金子は、あずさの粘り勝ちエンドでした。何だかんだ言って金子は面倒見がいいので、絆された感じかな。金子は我が儘だから、子供相手は乗り気じゃないんだろう。彼は自分が面倒を見られたいタイプだと思います。土田も金子の面倒を見てるしなー。
　次は三周目です。一周がさくさくなので楽だけど、これでいいのだろうか。何かさくさくすぎる。