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三周目、金子×要と土田×あずさと真弓×水川

 今回は金子×要、土田×あずさ、真弓×水川にしてみました。
 オープニングを確認したら首つり→遺書の流れだったのですが、遺書は要の母親が要に宛てたものだったので、ここでミスリードがあるんですね。よくできてるなー。首つりの現場にいる子供は小さいですけど、これは月村先生なのかな。

 そんなわけで今回、初めて金子を要と絡ませてみたのですが、今までとは別人のようなウキウキっぷりでした。年下組はあんまり乗り気じゃなかったんだな…。金子は要を最初から気に入っていたらしく、いきなりドイツ語で話しかけてきたりして少しうざいくらいテンションが高いです。そしてドイツ語で返す要がかっこいい。
 前の周では土田に運ばれる要を逢い引きと誤解していましたが、金子ルートだと逢い引きの相手は誰だか分かっていないようです。土田のものだと分かっていたら手を出さないのかもしれませんね。土田との友情を大事にする男、金子。早い段階で女装イベントもあったりして、この金子、ノリノリである。良かったね、金子…。しかも初めての攻だよ。

 そして土田×あずさですが、あずさが土田を毛嫌いしてるのにじわじわ来てます。イケメンで血統も良く成績優秀で如才ない、いわゆる王子タイプの金子に憧れるのは分かるんだけど、土田だってかっこいいのになー。ただ興味がないのではなく、何だこいつって感じなのが面白い。ストームの最中に寝てたことの何がすごいのかあずさには分からなかったらしいけど、がさつで鈍感だと思ったんだろうな。
 土田はあずさに嫌われていることを自覚してはいるのですが、そんなに気にしていません。だので、町でちんぴらに絡まれていたあずさを助けてあげたりもします。このおかげであずさは土田を見直し、かっこいいー!と手のひらを返しました。あずさは良いと思ったら、躊躇なく手のひら返しをするところが長所だと思います。良いことが分かっても難癖つける人もいるからなー。あずさのは気持ちの良い手のひら返し。その時の気持ちに素直になるっていいことですよ。そんな素直なあずさくんに、土田もほっこりしてました。
 土田は弟妹がいるから年下の我が儘につきあうのは慣れっこだろうし、大らかで面倒見もいいから、あずさくんみたいなちょこまかした子の世話はお手の物だと思います。あと結構な面食いだと思うので、顔がいいあずさくんはぴったりですよ。まあ、このゲームはみんな顔がいい設定だと思うけど。土田はいわゆる美形ではないけど、かっこいいとは思います。素朴かっこいい。

 金子は要が自分のものになれば学資を援助しようと言い出します。どうした、金子。こんなの金子じゃない!いつも相手を面倒くさそうに追い払って一人になりたがってたのに…。面白半分で他人にちょっかいを出すタイプでもなさそうなので、要がよっぽど気に入ったんだろうな。実際入学試験の一番は要で、金子は次席だったらしいし、そんな事情は知らないにしても自分と同等の人に出会ったと思って嬉しいんだろうな。友人でも恋人でも、同等か自分よりちょっと賢いくらいの人がいいですよね。
 そんな金子ですが、花喰ヒ鳥からの写真を逆に要への脅しとして利用します。いまだかつてないほどの積極性だ…。初めて金子の我が儘な坊ちゃんっぽさが出てきた気がします。つまり、金とか写真とかで脅して僕の友達になれ!ってことですよね。友達ってそうやって作るものじゃないんだぞ、金子。

 要は仕方なく仮面の店員がいる店についていくのですが、注文した酒を持ってきた店員が良い声になってました。月村先生では?と思ったらやっぱり月村先生でした。警戒して飲まない要を安心させるために金子が毒味をするのですが、薬が入っていたらしく、体の自由を失ってしまいます。そしていつものように脅しの材料を作ろうと要に持ちかける月村でしたが、金子の局部を傷つけるなんてことまで言い出して、今までより当たりがきつい。やっぱりやりすぎたんだよ、金子は。
 しかしそれを要が止め、月村は去って行きます。ここで月村と決別するんですよね。金子はその後、要にちょっと部屋を出るように言います。戸惑う要に、「それとも君が面倒見てくれるのかっ!?」というのですが、これどっちなんだろうなー。薬が媚薬だったのか、失禁なのか気になる。最初は失禁かと思ったけど、媚薬の方かもな。PC版なら分かるのだろうか…。
 この前にあった土田とあずさのイベントは、ドイツ語が苦手な二人が一緒に勉強するなんていうほのぼのしたものだったので、落差がひどい。

(金 '∀' )「月村のことを少し調べてみるか」

 こいつ懲りないぞ!
 危ないですよとやんわり止める要ですが、金子はやる気です。それに対し、「金子さんは意外なところで間が抜けてるから」と言う要でした。金子は詰めが甘いからなー。そういうところが何となく受っぽいんだよ。
 その後、要が写真の状況について話すのですが、金子は逢い引き現場だと思っていたので、特に深刻なことだとは捉えていなかったようです。まあそれなら仕方ないか…。でも事情を話したあとも、そのくらいどうってことなくない?って態度だったのにはじわじわきました。どんだけ遊んでいるんだ、この男は。
 何でも出来ちゃうし、毎日が退屈でたまらないんだろうなー。薬盛られてエッチなことをされるなんてスリリング!って感じなんだろうか。でも要が本気で嫌がっているのを見て、気を遣ったりはしてました。そして「気が向いたら(隠れ家に)顔を見せてくれ」と来ましたよ。顔を見せてくれなんて今まで他のキャラに言ったことなかったのに…。金子が積極的すぎて驚きの連続です。
 あ、でもこのシーンで要は未貫通というのが有力になったと思います。貫通されてたらこんな気軽に話せないと思うので、せいぜい手コキまでなんじゃないかな。

(水 '∀' )「君、ここにはよく来るのかい?」
(真 -_-)「いえ」
(水 '∀' )「その割に、ここでよく会うね」
(真 -_-)「前はあまり来なかったけど、最近はたまにくるから」
(水 '∀' )「…。じゃなきゃ会わないよねえ」
(真 -_-)「はい」

 真弓、稀によく来てた。

 全然進展のない水川と真弓ですが、正直無理があるような気はしています。でも組合わせポイントが余ったんだから仕方ない。コミュ強の水川に延々天気の話をさせるくらい手強い真弓ですが、この会話のシュールな感じ、嫌いじゃありません。笑ってしまいました。
 真弓は前回会った後に、水川の本を読んできたようです。水川は作家だとは名乗っていなかったのですが、前々から読みたいと思っていたらしく、真弓はすぐに気づいたようです。
 そういえば真弓は文系だし、もしかしたら水川とのルートでも編集者になるのかなあ。まあならなくても本が好き同士だし、意外と相性はいいのかもしれない。まあ、水川ならだいたいの人と相性が良さそうだけど。水川と要と土田は包容力があるから、誰とでも組みやすい。

 そんなわけで金子のターンですが、土田から「最近日向要と親しくしているのは本当か?」と尋ねられます。やっぱり土田は要を好きという前提なんだな。ごめんよ土田…。私だって土田と要の組み合わせは好きなのでつらい。そのやりとりに金子はモヤモヤするのですが、それが土田に対してなのか要に対してなのか分かりません。どっちも好きなんだな…。
 もともと金子が要に興味を持ったのは土田が要に関心があるかららしいんだけど、それを金子がからかったら「あの人のことは、今のお前には一生かかっても分からん」と怒ったことがあるんですよね。多分要の家庭の事情を知ってるからなんだろうけど、土田にとって要は神聖な存在という感じ。複雑な家庭で育ったのに腐らず、高潔で優秀というのはすごいと思います。だから月村は要を汚したかったのかな。花喰ヒ鳥は月村という前提で話してるけど、もし違ったら月村にごめんなさいしないといけない。でも絶対月村だと思う。

【速報】土田、女性とのキス経験アリ。

 今年一番の衝撃が私を襲いました。絶対童貞だと思ったのに!何だよ、土田のやつ!モテなんじゃないかよ!でもこういうタイプが結局一番モテるんだよなー。金子みたいなのは目立つけど神経質だから、意外と女受けが悪いんだよね。あと金子って絶対女を値踏みするタイプだよな。分かるんだからね!
 そんな土田は、酒に酔ったあずさに押し倒されてキスされました。一応土田×あずさで進めているんですが、襲い受とはたまげたな…。酔いが醒めてから、「初めては可愛い女の子とするつもりだったのに、こんなごつい人と」とショックを受けるあずさくんでした。まあ確かに、土田は喋る岩っぽさがあるしね…。

 僕は汚れてしまった…と落ち込んだあずさくんは、以前、要に汚いって言ったことを謝りに来ます。僕も汚れちゃったから、そんなことを言う資格ないし…ってことらしい。あずさくんは素直だけど天然だな。
 そこに土田がやってきておっかない顔であずさを連れ出し、二人きりになってから、要の事件について説明しました。この時に土田が要のことを「要」と名前で呼んだので、要を好きなことがバレました。土田は心の中で要のことをいつも名前で呼んでいたんだろうな。思っていることはぽろっと口から出ますからね。
 今まであずさくんは愛される側だったから、片思いって経験ないんだろうな。土田に対するダメ出しも、自分が土田を選択する側だと無意識に思っていたからだと思うのですが、そんな土田は別の人のことを見ていたことがやっとバレました。これは熱い展開。

(あ `o´ )「ぼくのキッスを返せっ!!」
(土 ゚o゚)「ちょっと待て、何故俺がそんなことを言われねばならん!」
(あ`;ω;)「いいから返せ返せ返せッ!」
(土; ゚o゚)「何故泣く、ひう」

 こんなの笑ってしまうよ…。
 土田の「ひう」が迫真って感じで良かったです。そして、あっ、唇を塞がれたなとすぐ察しました。ここであずさくんは土田への恋心を自覚したようです。何だこの応援したくなる感じ…。

 次は金子と要のターンでした。二人で町へ出かけた帰り、菊千代がやってきて父親が縁談を持ってくるらしいなんて伝えてくれるんですけど、二人のやりとりから、金子と菊千代が男女の仲であることとか金子が女遊びをしまくってることなんかが分かりました。一見、要はいつも通りだったんですけど、この後一人でさっさと帰ってしまったので、実は嫉妬していたらしい。
 とうとうSHITTOが来てしまった…。私が大好きな自然な流れのSHITTO展開だよ。小賢しい策を使うのは大嫌いですが、こういう自然な流れはいつだって大歓迎。金子も妬いてくれてたことに気づいて嬉しくなっちゃったりして、何か恋愛って感じのするルートだなあ。
 初回の土田とも恋愛はしていたんだけど、土田は最初から要が好きだし、要も元から好意があったから無から始まるわけじゃなかったんですよね。金子とは下手したらマイナスからのスタートなので、ここまで仲良くなれたかと感慨深いです。

 あずさは土田の同室者である秋田を買収し、夜に決死の覚悟で土田の部屋に侵入します。そして土田をものにしたわけですが、あずさ×土田にしか見えませんでした。多分土田×あずさのはずなんだけどなあ。組合わせポイント的に。
 まあ土田は好きな人がいるので、このくらい押さないとダメなんだろうな。土田はあずさに鞍替えしたわけではなく、接触に嫌悪感を持ってるあずさが、土田で慣れてまっとうなおつきあいができるまで受け止めようという感じみたいです。年上組は何だかんだ言って包容力があります。

 そして水川と真弓ですが、噂になっていた町でキッスを売る人の正体は真弓でした。君は一体何をやっているんだ…。でもこういうの、『残酷な神が支配する』でも見たな。性的虐待を受けた子が、自分をわざと乱暴に扱うというエピソードがあったのです。一度泥の中に浸かるとそれに肌が慣れてしまい、綺麗な水だとかえって染みるようになってしまうのかもしれない。
 水川は真弓を自分の家に連れ帰り、話を聞くことにしました。真弓は小さい頃から器具を使って亜弓にいじくられていたらしく、心に深い傷を負っているのですが、金子だったら自分もやられてみたいとか言い出しそうだな…。私の中の金子のイメージはボロボロだよ。
 その後セックスの流れになるのですが、水川は真弓の望むようにします。ものすごく分かりにくいけど、真弓は水川に関心があったんだろうな。自分から会いに行ってたし。

 金子は放蕩が過ぎたらしく、父親に呼び出されたようです。うまくいけば叱責されるだけで済むけれど、下手したらそのまま学校を辞めさせられて見合い結婚させられることになるみたいです。ざまあwwってちょっと思ってしまった私でした。金子は調子こいてるからな。でもそれもまた長所だと思うので、今後も自信満々で調子こいていて欲しい。
 本当は家なんか継がずに作家になりたいけど自信がない、と言う金子を要が優しく励ますんですけど、甘ったれすぎだろ…。かわいい。金子ルートでは今のところ要とのルートが一番好きです。きっと金子も部屋を掃除できない系男子なんだろうな。
 というわけで、金子と恋仲になるためにいつもの隠れ家に行くことにした要です。この時の金子がやたら横柄で、「じゃあ帰る」と要が言うと慌てるのです。ちょっと甘ったれが過ぎませんかね…。許す。今日は弱ってるみたいだから、特別だよ!

 で、要はまた同じEDなわけで…。他のキャラクター同士の組合わせだと後日談つきのEDがちゃんとあるんだけど、要は必ず最後に死体を見つけて警察に連れて行かれ、月村先生が自殺して要が解放され、そこに攻略対象が迎えに来るEDなんですよね。私は普通に後日談を見たいんだよ!
 回想見てもまだ全体の1/3くらいしか収集できてないっぽいんだよなあ。一人にではなく、まんべんなく好感度を上げるみたいなやり方の方がいいんだろうか。
 あと書簡集に『土田家より憲実へ』というのが出てきたから読んでみました。これは家族から土田に送られた手紙らしいんだけど、ペットの安否についてまで言及するのが子供らしくて可愛い。手紙といえば神学校の特典でもあったけど、あれは本当に可愛くて悶絶しました。特にマイケルの手紙が子供っぽくて本当に可愛い。
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