箱プレイ

《総評》

あくまでパズルゲー

　パズルをやりたい、という人にはオススメできますが、シナリオを見たい、という人にはオススメできません。パズル自体はよくできていると思います。難易度もそれほど高くありませんので、不得意な人でもクリアは可能だと思います。私はパズルにはほとんど興味がなかったのですが、意外と楽しめました。
　ゲーム形式は、パズルボブルに似ています。角度を調整し、狙ったところにぶつけるという感じです。太閤立志伝5の弓術や銃の練習にも似ています。ゲーム全体の流れは、昔のぷよぷよが近いです。パズルをクリアすると少しシナリオがあって、全部クリアするとエンディング、という感じです。

LHLと比べると、1/10くらいのボリューム

　FDというよりミニゲーム集ですが、おまけディスクと考えるとそれほど内容が薄いわけでもありません。LHLが盛りだくさん過ぎただけです。しかし、LHLの後にプレイすると薄いなあと思ってしまいます。
　ただチビキャラは可愛いですし、パズル自体は楽しいですし、EDではきちんと大きな頭身の絵が見られますので、ラキド本編を終えてしまい、またこのキャラを見たいな、と思う人にはいいと思います。一応ちょこっとエロなイベントもあります。

　しかし、ボイスは全くありませんので、キャストのファンや、声を楽しみにしている人にとってはがっかりすると思います。私は事前に知ってはいたのですが、思っていた以上にがっかりしました。
　やっぱり声がないとなあ…。LHLでは演技で笑える部分も多かったので、何だか寂しかったです。