箱プレイ

《総評》

システム、シナリオは安定

　今回も無印から引き続き、システム、シナリオが安定しています。三国漫遊記のチビキャラもとても可愛いです。無印が好きだった人なら、プレイしないともったいない出来になっています。
　どのキャラのシナリオも、丁寧に作られていますし、ボリュームもあります。ミニゲーム、おまけも充実しています。

三国漫遊記について

　ボリュームはあります。でも、こういう方向のボリュームはいらなかったです。
　献帝の喋りがもったりしすぎでやたら時間がかかる、コンプまでにほとんど同じシナリオを何度も見なければならない、この二点が苦痛でした。しかし強制スキップで回避できますので、このゲームに対する評価が下がるほどではないと思います。
　コンプすればご褒美がありますので、強制スキップを駆使してでもコンプはした方が良いです。

FDとしての完成度は満点

　今までプレイしたFDの中では1、2位を争うボリュームと完成度だと思います。これでもか、と言うほど詰め込まれた内容で、パズルゲーム、デスクトップアクセサリまで含め、メーカー側のサービス精神に驚きました。
　無印はVITAでプレイしたので、PCでの三国恋戦記は今回初めてだったのですが、こちらも快適でした。でもグラフィックは鮮やかなVITAの方が良かったかな。柔らかな色の方が好みでしたら、PC版の方が良いと思います。