箱プレイ

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五周目蘭丸ED+六周目秀吉ED

 まずは蘭丸ルートから。
 何だその照れ顔。

 個人的に、こういう歴史物を扱うゲームで蘭丸は毎回スルーするんですけど、下天の蘭丸は良いです。他のキャラよりも体が大きくて美少年っぽくないし、わりと脳筋だし、堅物でちょっと変な人です。そしてCVが信長さんという、混乱する感じのキャスティングになっています。

 蘭丸は光秀とあまり仲が良くなく、その妹ということで主人公のことも警戒しています。歴史的にもあまり仲良くなかったらしいですけど、このゲームでもそんな感じです。
 でも下天の場合、光秀も大人げないというか、優しくないのです。一回り以上年下なんだから、もう少しまろやかな話し方をすればいいのになあ。まあ、それだけ蘭丸を対等に見ているということなんでしょうけど。
 そういえば蘭丸は17歳なんですけど、ほたるより年下な印象です。家康が19歳なのですが、ほたるは家康とは同じ年、蘭丸は年下、あとの人はみんな年上って感じがします。

 結論としては、思っていたよりずっと良かった、って感じのルートでした。蘭丸は仕事も恋愛も真面目に考える人なので、こういうキャラは好きです。GS2の氷上くんみたいな感じの、真面目でちょっと面白い人でした。
 プレイ中、何度「甘酸っぱい…」と思ったか分かりません。シナリオとしては特に意外性もなく、想定内の展開でしたが、こういう王道のルートもあっていいと思います。私はお約束は大事だと思う方なので、満足しました。後半の川シーンは胸熱。

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 次は秀吉ルートです。
 秀吉は序盤からほたるの正体を知っている人なので、この人だけはナンダッテーみたいな後半のネタバレはありません。

 そんな勘のいい秀吉なんですが、後半の暗殺計画のところはちょっと不思議だったな。ほたるのことは信じていたみたいだけど、光秀なら暗殺計画を企んでいてもおかしくない、って感じなんだろうか。そもそもほたるは個人的な感情で暗殺計画に荷担しているわけじゃないし、光秀から説得する方がいいと思うんだけど。
 この点、蘭丸の時は光秀の方に接触していたのでしっくりきたのですが、秀吉がほたるにばかり接触してきたのにはちょっと違和感がありました。まあ光秀や信長にも働きかけていたのかもしれないけど。

 秀吉は自分が下手に出て、女の子に好き勝手言わせている人なのですが、こういう人はモテるだろうなーと思いました。女の子を甘やかす感じです。
 でもそんな秀吉に対し、ほたるは最初からツンツンです。ピュワなので、こういうおふざけみたいなのは許さない派なのでしょう。こんなピュワなくのいちには秀吉は手強すぎる、と思っていましたが、意外とこのピュワさに秀吉の方が落ちている感じでした。おふざけには真面目に答えるのが一番効くんだな。

 そんな感じの秀吉ルートでしたが、実は一周目でかなり気に入っていて、信長と秀吉をどっちから攻めるか悩んだんですよね。そのくらい最初の印象は良かったのですが、終わってみると、自分の中では信長に次ぐあまり盛り上がらないルートでした。
 展開が読めすぎたんですよねー。もうちょっと意外な展開が欲しかったなあ。女たらしっぷりが中途半端だったのが残念。まあでも、そこがネオロマのいいところかな。ストレスを感じるほどのギスギスはない感じ。

 次は抜けているスチルの回収や、百地殿ルートを目指してみようと思います。
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