箱プレイ

《総評》

ピコピコ再び

　演出やデザイン、操作性は無印の頃と変わらず快適です。メインのストーリー以外にもいろいろなおまけ要素があるので、充実した内容になっています。そのため、全体的にボリュームがありますが、見ていくだけのコンテンツと攻略していくコンテンツとのバランスが良いので、ストレスなく遊べました。
　ストーリーは無印後の流れなので、エロ度が高いです。それと、bad後の続きもあります。

グロ注意、再び

　今回も猟奇展開がありますが、無印より描写が細かい分、きついルートがあります。ただ、グロが好きな人特有の粘っこい描写ではなく、わりとあっさりしているので（※修正の結果らしいです）、グロが苦手な人でもまあまあ行けると思います。
　でも、このグロ表現の存在理由はいまいち分かりません。なくてもいいんじゃない？というようなシーンもありましたし、一作品にある程度グロを入れる、というメーカーの決まりでもあるのでしょうか。

おまけ要素、いろいろ

　過去の期間限定イベントやミニゲームが収録されていて、後からはまった人でも楽しめるようになっています。こういうところにも細かい配慮があり、メーカーがプレイヤーを楽しませようとしてくれている感じがして良かったです。メーカーの方向とプレイヤーの希望がどんどん離れていく作品も結構ありますし、こう感じられる作品に出会えたのは嬉しいことでした。
　無印が好きだった人にはもちろんですが、無印に少しでもピンと来た人には、楽しめるFDになっているのではないでしょうか。特にミンクルートは、このリコネでようやく始まったと言えると思います。