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オメルタ〜沈黙の掟〜

公式サイト:オメルタ〜沈黙の掟〜
シナリオ   …■■□□□
システム  …■□□□□
グラフィック …■■■■■
キャラクター…■■■■■
一番好きなキャラ…JJ

良い…キャラクターが多い、コミカルパート、絵が綺麗
悪い…選択時の時間制限、ルートによってシナリオのクオリティに差がある


区切り


《総評》


  • オメルタは、こんな話

  •  自分をクールだと勘違いしている口下手でドジっこな殺し屋が、しょっぱなからドジを踏んでヤクザから逃げ隠れなきゃいけなくなったり、命を狙われたり、粘着されたり、八つ当たりされたり、死にかけたりしながら生き抜く、男だらけの愛憎劇です。これだけじゃ訳が分からないと思いますが、プレイしていても訳が分からないことがよくあるので、気にしたら負けです。分からないことは分からないままでいいんです。
     オメルタは基本カオスなので、込み入った話みたいなのにサラッと終わったり、サラッと不貞をかましていたり、サラッと受けたり攻めたり、女の存在が一切なかったり、とにかく不思議な世界です。一言でまとめるなら、愛され系殺し屋(ドジっこ)のBLゲーです。

  • 何かよく分からないけど面白い

  •  この面白さは、JJというキャラクターのおかげだと思います。何だかよく分からないけど愛らしい、そんな感じのキャラなのです。JJがどうも合わない、という人にはオメルタは向かないと思います。オメルタは、JJを楽しむゲームです。
     JJはリバなので受にも攻にもなりますが、どっちでも愛され系であることには変わりありません。結局みんなJJを好きで、不思議系で生活能力のないドジっこであるJJを、仕方ないなあ…と思いながら許す、という感じです。

     JJは殺し屋としての能力は高いので、かっこいいシーンも普通にあるのですが、ルートを終えて思い出すのはダメなシーンだけでした。でもJJだから許されるのです。
     オススメかどうかと言うと、正直どう答えたらいいのか分かりません。とりあえず、私はとても楽しめました。続編を待っていますし、出たら予約購入するつもりです。
     ハーレム系の設定がダメ、人が死んだり暴力シーンがあるのがダメ、リバがダメというのでなければ、ある程度楽しめるのではないでしょうか。このゲームをやっていると、同性同士であるとか、複数の人と関係を持つとか、受とか攻って小さな問題だなあと思えてきます。

  • いい意味でB級

  •  BLってジャンル自体がメインストリームではありませんが、その中でも王道の設定やキャラはあるわけです。今までプレイしてきたBLゲーは何だかんだ言って、一応そういう大事なところは押さえている作品ばかりだったと思います。
     ところがオメルタは、もともと異端であるBLという世界の中でも異端です。ネタバレは避けたいので詳細は省きますが、普通に考えたらいらないシーンとかセリフが、このオメルタの世界にはよく合っているのです。

     製作側がそれを狙ったのか、偶然なのか分かりませんが、このゲームをプレイしていると、よく分からないカオスな感じが何だか面白い、という不思議な感覚になれるので、こういうところがB級っぽくていいなと思います。拙いからちょっと変な感じになったという感じではなく、シナリオを書いている人が変わった人なのかなという雰囲気です。
     この何だかよく分からないけれど面白い感じ、というのは主人公のJJの性格にも当てはまるので、うまくはまることができたら、プレイを終える頃にはこの世界全体を好きになっていると思います。


    区切り


    《キャラ雑感》


    JJ
     こういう受はたまにいますけど、こういうタイプの攻って珍しいんじゃないかなあ。攻の時もやっぱりちょっと抜けていて、受の方がやれやれ…と受け入れている感じも良いです。
     いわゆる男らしいタイプではないので、そういうクールなイケメンを期待していると肩すかしを食らうかもしれませんが、私はそういうタイプに全く関心がなかったので、嬉しい誤算でした。最初はリバというのに躊躇していましたが、受でも攻でも性格が変わらなかったのも良かったです。どっちもかわゆいです。


    遠野梓
     ショタ受が好きじゃないので、梓が受というのが一番のネックでしたが、実際プレイしてみるとキャストの人も上手だったし、受に甘んじてないところがあって良かったです。プレイ前とプレイ後で一番印象が変わったキャラじゃないかなあ。
     ショタ攻は好きなので、梓が攻だったらなあ…と思うことはあるんですけど、まあ受だからこういう可愛い感じになると思うので、これはこれでいいのかなと思いました。


    橘陽司
     浪速のマシンガン(笑)。殺し屋なのにマシンガンとかちょっと…って感じですけど、作中でもそういう扱いなので吹きました。
     シナリオ的にはそうでもないんですけど、攻略キャラでは一番好きです。シナリオは全体的にコンパクトだったのと、面白いシーンはあるけど、よく分からないシーンもあったりしてカオスな感じでした。橘は躁鬱の気があるので、シナリオがカオスなのはそのせいかもしれません。


    藤堂庄一郎
     このルートのJJは甘えたさんでとても可愛いです。JJってファザコンっぽいから、年上だと合う感じですね。
     終始いちゃいちゃしているので、そういう雰囲気の話が好きな人には楽しめると思います。私はケンカするような関係が好きなので、ちょっと刺激が足りなかったかな。


    霧生礼司
     多分、このゲームで一番人気のキャラなんじゃないかなあ。こういうタイプの受って珍しいですよね。音声だけ聴いているとどっちが受だか分からないくらい、低い声なのもいいと思います。最初、すごく感じが悪いので、攻略していく感を味わえたのも良かったです。
     このルートでは珍しく、JJもかっこよかったなあ。でも霧生は最初から最後までだいたいかっこよかったので、総合的には霧生の方がかっこよかったと思います。霧生には柴犬っぽいかっこよさがあります。


    瑠夏・ベリーニ
     プレイ後も相変わらずよく分からない人という感じですけど、多分ものすごく怖い人です。CV平井さんの本領発揮みたいな怖さがありました。
     プレイ前は良くも悪くもあまり印象に残らない感じかなと思っていましたが、よく分からないところが気になって、何となく後を追ってしまう感じのキャラだなあと思いました。JJも何だかよく分からないまま、ついていってる感じだし。
     でも霧生が悲惨なことになるので、あまり好きなルートではないです。そこだけ何とかしてくれればなー。


    宇賀神剣
     ドS攻から始まり、ドM受で終わるという変わったキャラでした。でもその後のドラマCDとか特典を聞くと、気が向いたら普通にJJを攻めそうな雰囲気もあるので、ドM受にありがちな性別♀ではなく、性別♂なままでのドM受という感じでした。
     始めはこのキャラが気になって購入したのですが、思っていたのと全然違うド変態だったのでびっくりしました。そういうところ、これからも伸ばしていって欲しいです。


    劉漸
     劉はまさかの、口ではドSなのに受を猫かわいがりする攻でした。ただ薄情で意地悪なだけのキャラに違いない、このCVならそうに違いないと思っていましたが、そんなことはなかったです。CVに対するトラウマが強すぎる。
     でもこの作品ではまだ仲良し度がマイルドだったなあ、と次回作のCTをプレイした後に思いました。当時はこの仲良し度でもちょっとびっくりしたんだけどなあ。キャラにギャップがあるし。
     まあでもやっていることは結構ひどいので、ある程度受がひどい目に遭っても平気、という気持ちで臨むといいと思います。
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