箱プレイ

　水沢の可愛さ無限大。

　音が遠くなったり近くなったりするだけで腹筋が痛くなりました。薄々オチ担当かなーとは思っていたけど、水沢は本当にオチ担当だった。他の人があまり反応していないのもじわじわくる。
　そんな初回特典のドラマCDでしたが、長いだけあって内容も充実しています。ピルスラの初回特典って、神学校でもそうだったけど、クオリティが半端ない。
　それにしても水沢です。何度も聞き返したのに、いまだに登場シーンでニヤニヤしてしまいます。自分で可愛いと思ってるの？可愛いよ！可愛さ無限大だよ！

　このドラマCDを踏まえてゲーム本編に戻ると、やっぱり水沢が一番いいような気もしてくるなあ。でもドラマCDでは、美作も面白かったです。顔と声だけはいいんだよな…。

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　ここからはゲーム本編の感想です。

　EXTRAは現段階で86%埋まっています。タイトル画面に出てきた水沢にも「あと少しじゃん」って言われましたけど、ここからが長いんだ…。あえてコンプしない、そういう選択肢もあっていいのではないでしょうか。いい気分で終わりたい。
　神学校でつくづく思ったけど、ピルスラのbadはきついです。badが萌えるBLゲーもあるというのに、ピルスラは萌えるとかそういうレベルじゃないからな。【閲覧注意】ってつけないといけないレベル。嫌だ！そんなシーン見たくない！

　そんな感じなので、もうこの段階でプレイ後の感想を書いておきます。
　私のプレイ順は橘→水沢→美作→雪ノ宮だったのですが、この並びでも特に問題はないと思います。でもさっぱり終わりたいなら、水沢がラストだといいと思います。どのキャラもラストは幸せな感じではあるんですけど、水沢は大団円って感じがしました。誰も死なないし。
　橘EDはイレギュラーな感じなので、好みがはっきり分かれそうですけど、個人的には一番良かったEDでした。ゲームの設定をうまく生かしていると感じられたので、この設定が好きな人にはいいんじゃないかな。美作は過程が厳しいので、二周目くらいにさっさか終わらせるといいと思います。

　そう考えると、雪ノ宮→美作→橘→水沢でもいいかもしれない。イレギュラーでも幸せそうならいい、っていう人なら、橘と水沢が入れ替わってもいいかも。橘だけはダークなハッピーエンドなので、プレイ後に甘さを求めるか、ちょいエロを求めるかで変わってくると思います。前者なら水沢がオススメ。
　雪ノ宮も甘いんですけど、シナリオがまろやかなので、一周目にいいかなと思います。スタートから重いのはちょっとな。
　エロ度で考えると、水沢以外はみんなそれなりにエロ多めです。水沢だけちょっと少なめなので、わりと爽やかです。水沢と雪ノ宮はどっちも甘い感じなので、お好みで入れ替えてもいいかもしれません。
　重要なのは美作の順番です。

　やっぱり橘ルートは良かったなあ。唯一このルートだけ、和樹が攻略対象の上に立つという感じなので、すっきりしました。もうびくびくしてるだけじゃないのです。でも和樹の良さというか、可愛さは犠牲になっているので、可愛い和樹がいいなら、水沢や雪ノ宮ルートの方がいいと思います。
　この作品やこのブランドの独特な雰囲気が好きなら、橘や美作ルートがいいと思います。キャラの性格は違いますけど、美作は神学校での神父枠だと思うので、多分今後もこの枠は続くんだろうなあ。無理に比較することもないですけど、神学校で言うなら水沢はセシル枠、雪ノ宮はニール枠だと思います。となると橘がレオニード枠なのかな…。最初マイナスからスタートする感じとか…。この枠の呪縛しゅごい。

　一応クリアと言うことで回想をちょこちょこ見てるんですけど、やっぱり水沢ルートは変な面白さがありますね。ラッコの親子とか、あだ名とか…。ライターさんの特徴なのかな。だとしたら、このライターさんは好きです。各ルートでライターさんが違うってどういう感じなんだろうと思っていましたが、こういうのも面白いですね。何となくオムニバス映画っぽくて、それぞれの和樹像が見られたのも良かったです。
　レイプだの暴力的な展開もあるので、プレイヤーを選ぶ内容だと思いますが、そういうのが大丈夫なら楽しめると思います。比較的コンパクトな作品なので、プレイにあまり時間がかからないのも良いと思います。でも神学校と比べると、やっぱり普通の作品って感じかな。神学校は面白すぎた。でも良作だと思うので、プレイして損することはないと思います。システムも相変わらず、非常に快適でした。