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目黒ルート感想

 休日イベントは、一週間目にはないようです。
 というわけで、二週間目から登場した目黒の休日イベントを見ているわけですが、いちいち天現寺橋のセリフがおかしくて吹きました。ボイスセーブが捗るな…。
 上大崎ルートでも四谷ルートでもアンニュイな雰囲気だった天現寺橋ですが、目黒ルートでは元気が良いです。四谷ルートの後だからか、余計にこの元気さが眩しい。

天現寺橋「目黒のことが気になる。だからいろいろ知りたい…そしていつか弱みを握っていじめ抜いてやる

 やだなにこの主人公、かわいい。あたい嫌いじゃないよ。
 上大崎にも四谷にも始めから好意があったし、バサラにもそんな感じですけど、目黒に対してだけ違うんですよね。最初は気にくわなかったあいつ的な展開がものすごく好きなので、ニヤニヤが止まりません。
 千家もこんな感じだったなあ…。でも対千家は最後の方まで嫌いっぽかったから、本当にくっつくのか不安でした。あんなに主人公が攻略対象を嫌うのって、珍しい気がします。

 現在、三週間目の依頼中なのですが、目黒はわりと人なつっこいのに、天現寺橋はツンツンです。この依頼、目黒が家まで訪ねてくるんですけど、上大崎まで訪ねてきました。チェック厳しいからなあ、上大崎。何か上大崎って、天現寺橋に関わる全ての人とぶつかっている感じだから気にしてなかったけど、目黒とは特別対立してる感じ。
 そしてまさかのNTR展開。まあbadなんですけど、上大崎カワイソス。

 というわけで、目黒ルートに入りました。早速、「お前、変な奴だな」発言が来ました。恋愛物ではツンデレがよく言いますよな。
 目黒は火車に妹を食われ、それを取り戻したいそうです。妹を大事にしている兄ってツボなんですよなあ。弟でもいいんだけど、どっちかというと妹の方が良いです。
 そういえば今ちょうど『鬼灯の冷徹』を読んでいるのですが、火車のイメージが全く違うので面白いです。

 バサラ曰く、目黒は天現寺橋の好みのタイプらしいです。な、ナンダッテー。でもよく考えると、目黒だけ違うタイプですよね。他のキャラはどっちかというと中性的だし。
 そんな目黒ですが、天現寺橋に妹捜索の依頼をしてきました。で、交換条件みたいな感じでむやみやたらと妖を狩るのはやめてよね、と天現寺橋が言うのですが、きちんと言いつけを守り、妖に襲われても抵抗しないでボコられた目黒であった。
 やだなにこれ…。もしかして目黒って年下?と思い、公式で確認したら年上でした。年下だったら、ときめきがマッハだったのに。

目「自転車を家の前に置いてるけど平気か?」
バ「バカみたいにキラキラした車を停車させる金持ちもいるので、平気^^」

 相変わらず上大崎に当たりがきついバサラであった。何でそんなに嫌うんだよ!いいやつでしょ!お土産たくさん持ってきてくれるし、天現寺橋にすぐ手を出すわけでもないし、天現寺橋に親切だし、バサラにも優しいのに。天現寺橋にとって特別な存在だからかなあ。幼馴染みって感じだし。
 でもバサラは、目黒のことは気に入っているようです。目黒は料理が得意で、家事全般できそうな高スペックな男でした。モテそう。

天「自転車ってロードバイクとか?」
目「ママチャリ」
天「えっ」

 目黒曰く、「カゴがあって荷物も置けてくっそ便利」とのことですが、分かる。
 私もママじゃないのにカゴを増設したママチャリに乗ってますけど、重い物でもバランスが取れるし、くっそ便利です。カゴ付きのママチャリなら、両手いっぱいの荷物でも問題なく運べますからねー。あと、カゴ付きだと盗難に遭いにくいそうです。多分、ださいからだな。

 その後、結構あっさり目黒は妹に再会できたわけですが、な、ナンダッテー!という衝撃の展開…!ぼんやり言うと、妹は幸せに暮らしていました。
 まあ寂しいだろうけど、目黒的にも良かったんじゃないかな。死んでるかと思っていたけど、生きててもろくなことになってないだろうなと思ったら、そんなことはなかったぜ。良かった良かった。
 妹とはもう会えないかもしれないけど、幸せに暮らしているならまあいいよね。本人が戻らないって言ってるし、仕方ない。

 そんなわけで目黒を長い間悩ませていた妹と火車の問題は、天現寺橋の助力によって片付きました。まあ大団円という感じです。わりとすっきりした終わり方でした。そして終章に突入です。
 ここまでの話は結構長かったんですけど、選択肢は二つしかありませんでした。あまり選択肢がないルートなのかな。でもCGありのbadもまだないし、終章が長いのかもしれない。終章直前にいわくありげな子供も登場したので、ここからが本編って雰囲気です。

天現寺橋「別に目黒と親しいわけじゃないし」
子供「えっ、でも肉体関係ありますよね?」

 やめたげて!
 子供の名前は久人というのですが、彼は突然訪ねてきて「四谷から目黒を守ってあげて」という依頼をしてきました。関係性はまだ不明です。
 目黒が妖を無駄にたくさん殺したことについて、きちんと罪を償う展開になるのだろうか。このゲームって設定を投げっぱなしにしないところが良いと思います。
 四谷はある要求を提示し、それをクリアしたら助けてやってもいいよとのことでした。でも無理難題の類いなので、天現寺橋の顔を立てて一応条件は出してあげたけど、目黒を許すつもりはないようです。

 この四谷の要求の解決方法を知る為、天現寺橋は件(くだん)を襖絵に描いて作り出すことにしました。件は本当にキモい妖怪なのですが、このキモさが癖になるんですよねー。でも、凶事を予言して死ぬってことだけは知っていたのですが、雄は凶事を予言し、雌は凶事を回避する方法を教えてくれるというのは知りませんでした。
 あ、人+牛だから件なんですね。この件って、戦時中に目撃談が相次いだって話ですよね。恐ろしい。そしてキモい。件の後には、焼きごて展開です。怖い…!

 そんなわけで四谷と対決することになったのですが、他人のルートだと四谷は強そうだな。四谷のルートだとそうでもないけど、守りたい物があると弱くなるってことなんだろうか。まあ最後は最強になるけど。
 あ、でもこっちの四谷もやっぱり天現寺橋には敵わなかった…。目黒ルートのCGはちょっとコミカルなものが多いんだけど、ここのCGもやっぱりコミカルでした。四谷かわいいよ四谷。そして天現寺橋の悪そうな顔といったらもうね。おてんばです。

 目黒の妹は、狭間から通じる異界に行ってそこで暮らしていたみたいです。狭間って通り道みたいなところなんですね。そこでは時間の進みが早いので、今はもう妹は寿命が来て亡くなったようです。その遺言を受けて久人が来たらしいんだけど、久人の人って目黒の名前から取ったのかな。
 目黒は四谷の知り合いの孫らしい。この辺、久人の祖父なのか目黒の祖父なのかいまいちよく分からなかったんだけど、目黒の祖父ってことでいいのかな。目黒はクォーターで父が半妖、父方の祖父が妖で、その妖が四谷の知り合いってことでいいのだろうか。

 で、この祖父と久人の父親(妖)も面識があるらしいんだけど、久人が「祖父が〜」って言うから混乱するんだよな。久人にとっての祖父は目黒にとっての父だよね。でも目黒にとっての祖父を指しているらしいので、それなら曾祖父って言ってくれないとなあ。
 最初ずっと、久人は目黒の父親である半妖の話をしているのかと思っていました。目黒の父は行方知れずで、妖の血を嫌っていたらしいから、妖のコミュニティには参加していないと思われます。

天「僕、君に足こきしてやろうと思ってたんだ」

 お、おう。
 天現寺橋は本当に目黒に足こきをしたかったらしく、最終的に悪い顔でしてるCGが来たわけですが、何気なく見えている天現寺橋の下着がトランクスだったのにニコッとなりました。
 食べ物の話の時も思ったけど、天現寺橋はがさつな男の子っぽいところがあって、そこが可愛い。見かけは小悪魔っぽいんだけど、小悪魔みたいな手練手管は意外とうまくなさそうというか、どっちかというとデリカシーがないタイプ。こういうところ、伸ばしていって欲しいです。

 でもBLで足こきって別にやらなくていいんじゃないですかね…。あれはスカートを穿いている女の子が向かいに座り、パンツが▽の感じでちらちら見える、というのがいいんじゃないのかね。
 まあ、このCGは面白かったです。差分で無理のある体勢になってましたが、もともとこのゲームは絵が不安定だから、許容範囲かな。

 ルートに入ってから、CGありのbadはなかったなー。ルート中も暗い展開はなかったし、一応最後も大団円って感じだったし、明るい終わり方でした。天現寺橋が結構ツンツンしているのが良かったです。
 プレイ順は、目黒ラストでもいいかもしれません。爽やかに終われそう。四谷ルートは暗くて、上大崎ルートはちょっと怖かったです。
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