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美作編、ED

 今日もクズ攻略、はじまるよー。\(^o^)/
 もうやめたい。

 和樹が夜に兄さん兄さんって言ってうなされるシーンがあるんですけど、どうも昔、寝ている間に兄から性的な悪戯をされていたみたいですね。他のルートでも似たようなシーンはあったんだけど、そっちでは兄と鬼が同じものになっていて、殺さないで的な意味でやめてって言っているのかと思ってました。
 そんな感じでダラダラやっているんですけど、美作という人物を好きになれないので、シナリオを読んでいても目が滑って仕方ないです。文章はいいと思うし、演技も声もいいと思うんですけどねー。

 もう全員殺してゆっくりカード探しをすればいいのにな。脅迫による不法占拠なんて、普通は一日も耐えられないと思うんだけど、和樹はなかなかガッツがある。橘、美作を殺して後の二人は放出すればいいと思います。放出しても別に、映像を流すとかはしなさそうだし。
 一周目から思っていたけど、何か和樹は自分からドツボにはまっている感じがします。まあ、そういうのがバレてるから美作も罠を仕掛けるんだろうけど。でも一応選択肢的には、殺すのは良くないよね…という感じにしています。和樹はそういうキャラだといいなと思うからです。

 このルートでも刺青の大森が出てきました。一周目の橘ルートに一切出てこなかったので妙な感じですけど、普通は出るのかな。ここからは他のルートと同様、聖なる剣を探す手引きを大森がしてくれて、その剣で鬼を倒す展開になりそうです。ちなみにこの段階で、まだ美作と恋愛関係になっていません。
 クライマックスに向かっているのにこの状況ですよ…。つまり美作ルートはそういうルートということです。神父枠です。クズはクズなんだけど、ただのクズではなく不愉快なクズなので、終始苦虫を噛み潰したような顔でプレイしています。

 そんなプレイヤーの気持ちはスルーされ、美作が知らないふりをしてカプセル(毒)を飲んじゃおうかなーと言うのを、「やめろおー!」と全力で止める和樹であった。これには美作だけでなく、プレイヤーも苦笑い。
 快楽堕ちって感じなのかなと思ったけど、普通に好きになっているっぽいんだよなぁ…。快楽堕ちならむしろ輪姦はウェルカムだと思うんですけど、他の人とはしたくないとか言っちゃってるし、思わず画面を二度見しました。どういうことなの…。プレイヤーはおいてきぼりです。

(美´∀`)「俺の恋人になる?」

 お断りします。
 そんな選択肢が出ることはありませんでした。キャンセルボタンの実装が必要じゃないですかね…。美作のどこを気に入ったのかよく分からないけど、このルートの和樹はおどおどしてるから、Mなのかもしれないですね。
 あと、美作ルートも橘ルートと同様、他のキャラの影が薄いです。まあ橘と美作は干渉し合っている感じなので、一応ちょっとは出るんですけど、雪ノ宮と水沢の影は非常に薄いです。水沢ルートでは全員ちょこちょこ出てくるんだけど。

 とりあえずゲームは終わって和樹は美作のものになり、美作と一対一のゲームという形式になったようです。美作を殺せたら和樹の勝ちみたいです。でも美作を助けちゃう和樹だしなぁ…。というか、死にたいなら自分で死ねばいいんじゃないですかね…。
 ここで他の攻略対象は離脱することになりましたが、橘だけが残りました。どうなるのかなあ。死んでしまうんだろうか。だいたい橘は残りたがりますね。実は生きるのに一番退屈しているのは、橘なのかもしれない。

 最後に雪ノ宮さんに、「発情した雌犬の匂いがする」と言われる和樹ですけど、ちょっとそれ失礼ですよ、雌犬に!雌犬は発情していたって、こんな緩くないよ!
 こういうジャンルのゲームって、ルートによって主人公の性格が微妙に違うのが面白いですね。美作ルートはMらしい。
 あーでも、美作の性格は嫌いなんですけど、執事に弁えろっていうところはちょっと分かる。幼馴染みとか年上の気安さがあるんだろうけど、少なくとも客の前では主人を立てるような言い方をするべきじゃないかなあ。使用人にこんな口をきかれているようじゃ、桐島家そのものが舐められますよ。

 あ、初めてのbadに行きそうです。ふなうち中、妙な気配に殺され掛けた和樹が執事に事情を聞きに行くのですが、執事は和樹を連れて車で逃げようとします。これは今までにない展開。あ、でも美作が車の前に現れました。この人本当に、いつも先手を取りますね。他人の心が読めるみたい。
 その後は延々執事のターンでした。橘→水沢→美作の順でプレイしているのですが、橘ではほとんど空気だった執事が、周回するごとに存在感を増し、美作ルートでは半分くらい執事の話って感じがします。そういえば、執事はこのルートで初めて、ふなうちなんかどうでもいいから和樹を助けるという選択をしました。

 鬼は桐島家を恨んでいるらしい。ここに来て新しい事実が分かりました。和樹を狙ってきているのは一周目から分かっていたけど、和樹が欲しいのかと思ってました。
 そして長かった執事との会話の後に出てきたのは橘で、もう何ルートだか分からない。でも美作ルートなのに、美作より橘の方がとっつきやすいです。粗暴な感じなのに意外と知性派なんですよね。もう今から橘ルートに変わりたい。橘の安心感は異常。
 そういえば、美作がやたら肉を食べたがったり、鬼の幻覚が美作だったりするのですが、これって美作鬼EDがあるってことなのかな。何か新しい。天邪鬼の美作さん、なんてモノローグもあったし。

 しかし、和樹は美作の何がいいのか、全然分からないよ…。橘ルートで見せたダメな男っぽさもないしなあ。ダメっぽさはときどき可愛いと思えなくもないから、その辺から恋愛に入っていくのかなと思っていたのですが、美作ルートではそういうダメっぽさはなく、ずっとクズです。
 でもセックスで泣いちゃう和樹かわいいよ和樹。困り眉で涙の感じがポタポタって感じで可愛いです。このルート、CGはいいんですよね…。美作みたいな垂れ目は好きなので、外見だけは好みです。

 美作のクズな性格は除いても、こういう一方的な感じで上下関係が決まるのってあまり好きじゃないんですよね。惚れた弱みみたいなのがどっちにもあって、それが不安要素として常に緊張を強いるような、そういう関係が好きです。緊張に耐えられなくなって相手を疑ったり、別れてみたり、またくっついてみたりとか、そういうハラハラが欲しいんですよ…!
 でも美作とのことは、別に恋愛じゃないのかもな。初めてのセックスに溺れちゃっただけなのかもしれない。

(馨´・ω・`)「美作さまのことを愛しているのですか」

 キレてた執事が突然静かになったことにもびっくりしたけど、愛…だと?なにそれこわい。
 何か和樹が、愛しているからセックスしてもいいかな、みたいなことを考え始めているけど、それは逃げだ!快楽に愛という理由をつけたら汚いものじゃないような気がして楽になるからであって、あれ別に愛じゃないから!
 執事は「愛も欲望も結局同じで、欲望は愛しているから芽生える」みたいなことを言うんですけど、本当にそうなら風俗もAVもこの世にないと思います。欲望は愛を伴う場合もあるし、伴わない場合もあると思うので、欲望と愛は別に連動していないんじゃないかなあ。

 でもやっと執事が静かに話すようになってくれて良かったな、と思った矢先に薬を盛られたわけでね。ああ…これはbadですわ…。苦しまずに死ねる毒を盛られたみたいです。執事の出番がやたら多いなと思っていたけど、やっぱり執事ルートに入っていたか。
 ところで今のところ、ルートに入ってからは二日で攻略してきていたのですが、美作ルートはまさかの三日目に入りそうです。早く雪ノ宮に行きたいよぉ…。アー!

 ここで攻略サイトさんを参考にさせてもらったのですが、最後の最後で選択肢をミスってました。
「嘘を吐かない」、「意志的な選択をする」、というのを意識して選択肢を決めてきましたが、「執事を追いつめすぎない」というのも意識することにします。
 でも、ちょっとは追いつめるんですよねー。このバランスが難しい。でも初見である程度何とかなっていたので、まあ何とかなるでしょう。神学校に比べれば、相当分かりやすい選択肢だと思います。神学校は攻略なしではプレイできなかったな…。

 そういえば、執事は兄のことは別に大事に思ってないらしく、和樹を巡ってのライバルみたいです。しかも兄×執事だったらしい。
 兄→和樹←執事、兄×執事とかなにそれこわい。逆だと思ってました。
 しかし、ショタ時代からそんな身近にけだものが二人いたとか、和樹の状況は地獄だな。気付く前に兄が死んで良かったのかもね。あ、やっぱりbad専用のED曲があるんだな。滝廉太郎みたいな曲だ。グロだったり怖いbadではなかったので、心は穏やかです。

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 前の選択肢に戻り、執事を問いつめないことにしました。でもやっぱり隠し事をしているんだろうな。
 ここで「桐島の血が途絶えたら困るもんね」なんて話す和樹でしたが、和樹が死ななくても普通に途絶えます。BLものですからね。
 でも相手も血を残さないといけないだろうし、他の人と結婚するEDもありそう。橘とか美作は普通にサクサク結婚して、子供も作りそうだな。政略結婚として割り切った夫婦だろうけど。

 いつも通り、大森と鬼封じの刀を取りに行ったりするんですけど、美作が怪我をして離脱しました。他の場面でも思ったけど、わりと美作ルートって、美作と別行動することが多いんですよね。ちょっとした怪我なのですぐ戻ってきましたが、笑顔で駆け寄る和樹でした。
 何だこのおいてきぼり感。この段階で、美作ルート萌えるって思う人はいるのかな…。知能指数が高いサイコパスという表現があったけど、本当にそんな感じなんですよね。サイコパスは自分にとって価値があると思ったものには優しいし、表向きいい夫、いい彼氏にもなれるらしいけど、愛情からではないので、価値がなくなったと思うとスッと捨てるそうです。

 で、笑顔で駆け寄ったことで得たものはチンコピアスだったわけでな。SM系のネタは大好きなので、乳首とか性器ピアスはどんと来い派ですけど、嫌がる人にむりやりというのは許されない。まあどうしても開けるなら、病院でやってあげてください。
 SMは基本、Mが主導権をSに与える、という形の世界だと思うので、Sが勝手に振る舞うのは暴力なんだよなあ…。まあでも、このルートの和樹は笑顔で美作に駆け寄ったりしているので、自業自得というか、仕方ないか。そしてここでタイトル回収です。美作編は、ピルスラ一押しのルートなんだろうな。

 チンコピアスを開けられた直後に、何となくまったりと美作が過去のトラウマについて語り始めるんですけど、一言で言うと知らんがなとしか言いようがない。
 そしてプレイヤーがおいてきぼりのまま、和樹は美作さん好き…!とか思っているわけで、私はただ静かな気持ちで画面を見つめます。このまま悟りが開けそうです。

 あ、セックスシーンのCGで、和樹のチンコピアスが見えました。血がどうたら言ってたから身の部分に入れたんだろうなと思ってたけど、この位置で排泄に問題はないのかな。女性器はどの辺に入れるか何となく分かるけど、男性器はいまいちよく分かりません。
 ストーリーは不愉快だけど、相変わらずCGはいいな。私は吊り眉+垂れ目が本当に好きなので、美作の顔はかわいい顔だけはなと思いながらプレイしています。あ、でも美作が受なら愛せたかなあ。
 私はひどいことをするカスな攻はむしろ大好物なんだけど、受を好きじゃないと嫌なんです。まあ美作も好きとか何だとか言い出しましたけど、そんなものスルーです。

 あー大森さんってサンカか。こういうテーマは面白いなあ。そしてこのルートでも橘のかっこよさが際立ってました。橘いいやつだな。美作はどのルートでも全然いい人じゃないけどな。
 鬼との対決の時に美作は自分を犠牲にしたんだけど、その犠牲、本当に必要だったのかね。一応気を逸らすためだったとか、武器が何もなかったとかいろいろ悪条件が重なったけど、あれは何か和樹を助けると言うより、和樹を助けることで死ぬのは素敵じゃね?という、ナルシシスティックな行動だったような気がします。
 何でこんなマイナスな見方をするかというと、美作の日頃の行いのせいです。まあ、和樹が幸せそうなので良かったよね…。美作はこんな怪我でもしないと、調子こき男全開だろうし、和樹の物にはならない気がするから、まあいいよ…。

 というわけで、速攻で雪ノ宮に乗り込もうと思います。ハッピーエンドなのに胸くそとか、美作ルートの業は深い。いい話風にまとめられたから余計に苛々が募ります。
 あーでも、美作は最初から和樹を好きだったって本当かもな。橘ルートでの美作の絡み方は、嫉妬と考えると納得できるし。でも許さないけどな。和樹はもう、水沢の嫁になればいい。養子okの家なんだし、子供を残せなくても安泰だろう。
 美作編で唯一ほっこりしたシーンは、「水沢が二時間も遅刻して橘に殴られた」という話を美作がするところです。それってもう完全に忘れていて、たまたま通りかかったレベルですよね。ギスギスしているようだけど、わりと仲良しなようで良かった。
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Comments

ななこ :: 2014/10/28 09:08 AM
個人的には、美作の方が神父よりマシかなあと思います。
神父に比べると、美作は小物感があるんですよね。何か普通の不良っぽい感じもありますし。
作品自体はホラーとかサスペンスが好きなら面白いと思うのですが、オススメですよ!と思いっきり言えない何かがありますw
暁空夜 :: 2014/10/28 12:13 AM
こんばんは。ピジョンブラッドの更新を楽しみにしています。おかげで本作が欲しくなりました。
美作、神学校の神父より酷い存在ときいてかえってきになりますw

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