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十矢編その1

※ネタバレ全開です。

【速報】ラッキースケベ発生。
 馬術をやる十矢とお話ししていたら、馬がネリのスカートをくわえてしまいました。そこで「ピンクかな」と呟く十矢。見た?!と聞くネリに「見てない」と普通のテンションで答える十矢ですが、あたいこういうの嫌いじゃないよ…。十矢はこういう時にも動じない、意外とこなれた雰囲気の人でした。ちょっと大人っぽいしな。
 十矢と馬って、『サン=ベルナール山からアルプスを越えるボナパルト』っぽいなーと思ったら、本当にナポレオンの話が出たのでびっくりしました。やっぱりナポレオン枠らしい。となると、女王はアントワネットなのかな。フェルゼンは学園長とレイ、どっちだろう。

【速報】十矢、まさかのセクシー枠。
 確かにシャツの上からムキムキしてるなとは思っていたけど、共通ルートの自由行動二回で、どちらもエロなイベントというのは想定外でした。腹筋バキバキだよ!
 そして腕を掴み、「お前って細いんだな」なんて言う乙女ゲー定番のセリフも飛び出し、今のところ一番乙女ゲーっぽいルートに思えてきました。
 そんな感じで舞踏会のシーンに突入です。

(十・∀・)「今日のお前を見て、可愛いと思わない奴がいたら男じゃねーよ!」

 なにこの、なに…癒される…。壱波ルートなんてなかった。
 十矢っていいやつだな。そしてやっぱり、十矢もネリのお茶は苦く感じるらしい。彼のお茶もネリのとは違うのか…。
 このルートは、女王に毒を盛った人や、ネリの制服を傷つけた犯人を捜すことになるようです。掃除係として薔薇寮に行くことになったネリは、ハルくんと二人で潜入することになりました。十矢も立候補したのですが、危険人物だからという理由で却下されてしまいました。
 ハルくんは、「俺は弱いから、絡まれたら逃げろ」と言ってくれたのですが、十矢ルートでもこの男気ですよ。ハルくんはどのルートでも眩しい。

 十矢ルートでも、レイの動向を探るようです。そして十矢にも一応頭痛はあるらしい。十矢だけ気持ちのいい性格なので、何か裏がありそうだし、いつか豹変するんじゃ…と疑っているんだけど、最後までいい人でいて欲しいなあ。
 あ、このルートでははっきりとレイ(深夜徘徊)が、制服とカードは自分がやったことを告白しました。そして、「エデンの園」というキーワードが出ました。あとやっぱり、ネリとレイは特殊な関係っぽいです。ネリを見る目が一瞬悲しそうでした。兄妹とか、家族にしては似てないしなあ…。そして十矢の頭痛が悪化しました。
 しかしこの、二見ってやつは何なんだ。頭が悪い上に性格も悪くて嘘つきとか、始末に負えない。

(十`Д´)「中途半端するな!罪の意識があるなら抱えたまま苦しめ!自分が楽になることばっかり考えんな!」

 完全同意。
 嘘はついちゃいけないと思うし、悪いこともしちゃいけないけど、どうしてもそれをするなら許してもらおうなんて半端な考えは捨て、悪い人間として生きていく覚悟を持てと思います。悪い奴は嫌いだし、つきあいたくはないけど、覚悟があるならそれもまた一つの生き方ですからね。
 別に悪いことではないけど、刺青なんかもよくそういう風に言われますよね。やっぱり刺青ははぐれ者の証なんですよ。だけどはぐれ者として生きる覚悟があるなら入れればいいし、入れるなら後から消すとか半端なことをするものじゃないと思います。そういうのは、死ぬほどかっこわるい。

 でも十矢って優しいですよね。周りの人に吹聴して回るわけでもなく、モヤモヤするのに何となく謝罪を受け入れたりするような半端をしないで、はっきり言ってやるなんて優しすぎる。成長を期待してなかったり、接点を断つ場合、あまりはっきり言わなかったりもしますよね。その人が今後どうなろうと、自分に関係ないですし。でもわざわざ言ってあげる辺り、本当に優しい。
 だけどこの正義感は、少し潔癖すぎるそうです。男気発揮しすぎて、キャパを超えた厄介事も引き受けたりしてしまうタイプかもなあ。確かに気持ちのいい人物だけど、自分の信念にまっすぐで頑固なタイプは、一緒にいると疲れるかもしれない。

 ネリは十矢に、二見を許したらどうかと提案します。私はそれには反対です!十矢が二見のことを言うたび苦しそうなので、十矢が救われることにもなるとのことですけど、確かに憎むのはエネルギーが必要だし、苦しむかもしれない。だが忘れればいいのです。別に起こった事全て覚えてなくちゃいけないわけじゃないし、そのうちどうでも良くなるよ。
 命の危険があるわけでもない、特に切羽詰まった状況でもないのに気軽に裏切る人間は、今後何度でも裏切ります。卑怯という性質は、絶対に治らないのです。これは残念ながら仕方ない。正義漢が実は正義漢でなかったことはあるのに、卑怯者が正義漢になることは絶対にない。悪に染まるのは簡単なんです。

 もしまた二見が裏切ったら十矢の仲間も被害に遭うんだから、十矢はきちんと卑怯者を遠ざけた方がいいと思うな。リーダーとして。
 ネリは「みんなが十矢くんみたいに強くない」って言いますけど、なぜ十矢を強いと思うんだろうか。弱いことを知らない人は強くもなれないと思うので、十矢みたいな人は最初から強いのではなく、弱さを克服して強くなったのだと思います。
 他人を理解したいなら、まず自分に寄せて考えた方がいいんじゃないかなあ。あなたは強いから、っていうのは、自分とは違うものとして壁を作っているように感じます。理解する気がないと宣言しているようなものですよ。何だか、十矢は孤独だなあ。

 二見と話しているネリを見て怒った十矢は、二見からネリを引き離して言い争いになり、なぜかキスシーンになりました。えっ、どうした?とプレイヤーは困惑しています。どうした?!十矢は賢いのに獣みたいなところがあるから面白い。
 ごちゃごちゃして泣きながらその場を去るネリですが、そこに萌花がやってきて、また友達になろうと言ってきました。信用できないよ!そして、「他に仲良くなりたいって言っている人がいるから私と来て」と言われてしまいました。いやいや…明らかにこれは罠だ。
 呼び出された先は薔薇組の男子達がたむろしている倉庫で、萌花はその人達に連れてこいと言われたようです。まあ萌花もミツバチで逆らえないからな。罪悪感があるようなのでギリ許せる。あーしかし全年齢で良かった。リアルだったら間違いなく性的暴行展開だろうけど、全年齢でセフセフ。

 萌花が−!!萌花が怪我させられた−!
 薔薇組が、頭を打った萌花を医務室に運ぶことになったのですが、動かして大丈夫なのか…?リアルなら絶対動かしちゃいけないと思うんだけど。それと、持ち上げた時に「結構重い」って言うのは許されない。年頃の女子相手にいかんでしょ。まあ脳しんとうを起こさせることの方があり得ないけど。

 薔薇の人達にネリと十矢は閉じ込められ、そこに煙草の不始末で火災が発生しました。意識が遠のいたところで回想が始まります。そこには十矢に似た子、陸に似た子、レイに似た子、ネリに似た子が出てくるのですが、十矢に似た子は冒険者ごっこで勇者になり、陸に似た子は王様になり、レイに似た子は敵をやると言います。ざわ…。嫌な予感しかしないんだが?
 場所は保育園とか、養護施設っぽい感じです。何か華アワセを思い出すな。キャラは似ていないけど、姫空木とレイは共通項が多い。レイルートは、なかなか厳しい展開になりそうだ…。それと、みんな幼少期からの因縁があったみたいですね。陸と十矢は未だに関係がありそうだけど、レイと十矢は全然接点がないなあ。

 二人を火災現場から救ってくれたのは、二見でした。一個悪いことをしたけど、一個良いことをしたのでこれでリセットだな。まあ命を助けてもらったわけだし、また一から友達関係を始めたらいいと思います。今度嘘を吐いたら許さないけどな。
 治療を終え、保健室を後にする二人でしたが、十矢が「もうこういうのは終わりな」と言い出しました。ネリはその言葉の意味がよく分からないまま十矢と別れたのですが、十矢はネリと二人きりで会うことをやめることにしたみたいです。今回みたいに狙われて、また命が危なくなったら困りますからね。

 まあ一生の別れというわけではないし、一時的にそういう措置を取るのは仕方ない。一番恋愛が盛り上がっている時期に離れるというのは寂しいけど、命の危険があるからなあ。結局生きてないと恋愛もできないし。
 なんてことを思っていましたが、ネリは即追いかけて「そんなのやだ!」と言ってました。その後、ニヤニヤするやりとりがあったわけですが、あー、何だコレ。いちゃいちゃしてんじゃないよ!乙女ゲームっぽいことしやがって!
 十矢ルートは本当に、正統派な乙女ゲームっぽい。ケンカしたり今回みたいにせつないシーンもあるんだけど、長引かず、深刻になりすぎないのが良い。

 というわけで、十矢ルート終了です。面白かったからか、すごく短く感じたけど、充実しているルートでした。こういう男らしいタイプって好みじゃないんだけど、十矢は良かったです。ネリも良い感じだったし、このルートは良かった。ハルくんもかわゆかった。
 というわけで後日談ですが、メガネだと…?十矢優遇されすぎワロタ。かっこよすぎるだろ。あー薔薇ルートに行くのが嫌だ!先に見ておけば良かった。薔薇ルートつらいよー!石ころルートだけでいいんだよ!

 あ、エデンの園ってカルト教団の名前だった!レイが、「エデンの園から逃げてきたのに残念だったな」って感じのことを言っていたけど、カルト教団から逃げ出してきたんだな。
 彼らの名前が実は違うらしいいうことは何となく分かってるけど、記憶の中の家族との関係はどうなんだろうな。例えば十矢の父親は政治家らしいけど、十矢が十矢じゃないなら、記憶の中の父親は政治家ではないのかもしれない。あるいは、政治家の息子の記憶を埋め込まれているのかもしれない。
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