箱プレイ

　手を出すのが早すぎる。まさかベルワン一戦目後からちょっかいをかけられるとは…。
　でもジョーカーって、好きとか嫌いとかないんじゃないかなあ。ちょっとサイコパス的というか、他人の気持ちを考えない、共感することが普通の人よりかなり少ないタイプに見えます。

　その後のイベントで、彼が昔遭った事故のせいで感覚が今までと逆になり、日々の生活から現実感が失われたということが判明しました。スリルや楽しさを感じている時だけ感覚がリアルになるので、今のような性格になったようです。理由はあるけど、状態としてはサイコパスに近いかもしれない。
　でも千葉さんルートで千葉さんを可愛がっているみたいだったし、普通に情はありそうなんですけどね。だので、情がないわけではなく、それに縛られることはないってくらいだと思います。

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　ベルワン三戦目も無事勝ったわけですが、ナ、ナンダッテーという展開になったので、詳細は伏せたいと思います。ジョーカーを最後の方に攻略して良かったな。
　でもこの三戦目のせいで、ジョーカーの悪い面が出てしまいました。諦めが早いというか、すぐどうでも良くなるところがありますよな。案の定、朝比奈くんのこともデュラックも学園もどうにでもなーれ、みたいな感じになっちゃいました。
　しかし朝比奈くんはいなくなったジョーカーを探し、必死に説得します。最初は冷たい対応しかしなかったジョーカーですが、朝比奈くんが泣いたりしたら少し楽しくなってきたらしく、最後は朝比奈くんの言う通りにしてくれました。この辺の微妙な演技がすごい。

　そんなわけで、三戦目で敵対したある人と仲直りすることになったのですが、ここの棒読みが面白かったのでボイコレに入れました。ジョーカーはどうでもいいとか言っていたけど、やっぱり普通にショックだったんだろうな。この時の棒読みは、拗ねているようにも見えました。
　この後、エレベーターに閉じ込められるというパニック展開がありましたが、わりとこの辺はお約束な流れでした。しかしお約束というのは、それを求める人が多いからお約束化すると思うので、変に奇をてらうよりずっと良いと思います。

　ジョーカーのシナリオは、彼の設定も合わせて浮き沈みの激しい展開でしたが、わりと流れはお約束なので、安心して見ていられました。一番BLっぽいルートだったんじゃないかなあ。胸糞展開はなく、中だるみもなく、最後は朗らかな気持ちでハッピーエンドを迎えられました。
　三戦目で大きなネタバレがあるので、攻略順は最後の方がいいかなと思いますが、中だるみしてきた頃に攻略するのもいいかもしれません。でも朝比奈くんがデュラックに入る展開はないんだなあ…。黒ジャケットバージョンの朝比奈くんを見られるかと期待していたので、ちょっと残念です。

　もう一つのEDは他のルートと同様、友情EDって感じでした。ジョーカーも学園生活を楽しんでいそうで良かった。こっちはエレベーターに乗る前に動かなくなり、非常階段を使うことになるのですが、事前に正規ルートをこなしていると、あっさり具合にじわっときます。やっぱり吊り橋効果もあるよなあ。エレベーターの時のジョーカー、かっこよかったし。
　この段階で、トロフィーは50%弱でした。ミニゲームは高東くんと園田以外はクリアしているんですけど、まだ半分以上あるということか…！しかも隠しが多いので、まだまだ楽しめそうです。