箱プレイ

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ゆのはなスタート

 ネタバレ満載でお届けします。
 メニューが縦書きなんだなあ。デザインが可愛いです。オトメイトはこういうところに安定感がありますね。主人公の名前はデフォの「三條ゆのは」のままにしました。ゆのはって名前なのか…。ゆのはなにちなんだ名前だとは思っていましたが、花とかかなーと思ってました。そんなゆのはは、金沢で旅館をやっている実家が嫌で、今は東京で暮らしているようです。

 物語は、幼馴染みの金太郎から母危篤の知らせを受けて金沢に戻ってきたところから始まります。イラストっぽいというか、紙芝居っぽい雰囲気で話が進んでいくのですが、この感じがなかなか良いです。最初のちょっとしたやりとりの後にまたopが流れるのですが、曲の音割れはどうにかならなかったのかな…!
 それとも、もともとこういうガサガサした曲なのかなあ…。他のソフトでは特に問題がないので、本体が壊れているわけではないと思うんだけど。まあ、飛ばせるのでいいか。

 何だかんだ言って実家の旅館に愛着を感じているゆのはは、三ヶ月だけという条件で、女将の代理である若女将をやることになりました。本来の夢は服飾関係の仕事に就くことなんですけど、女将になって、旅館で着用する浴衣やスタッフの服のデザインをするのもいいんじゃないかな。旅行雑誌の掲載時にそういうのをアピールしたら若者受けも良さそうだし、こういう職業で、お針子仕事ができるというのは強そう。
 お土産の巾着のデザインとか、座布団作りとかもできるだろうし、自分のデザインしたものや近隣の手芸好きの人達の作品を集めた小さなミュージアムみたいなのも作れるだろうし、夢が広がります。でも、何とかコレクションに出るような服をデザインしたいのかなあ。

 システムはノベルゲーとADVが合わさった感じで、ADVっぽい時は見下ろし型の全体マップになります。この時、どこに誰がいるか表示されているので、目当てのキャラのイベントをこなして好感度を上げていくようです。こういう風に建物を俯瞰で眺めるというのは、シムズ好きにはたまらんものがあります。
 背景も立ち絵も何となくピンクっぽくて、箱庭感があってとても可愛いです。画面を見ているだけでも楽しい、っていうのはいいですね。立ち絵も含めて、思っていた以上に絵がきれいなのも良かったです。主人公も可愛いですし、チビキャラも可愛いです。

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 そんな長くもないプロローグが終わりました。プロローグの間にも選択箇所がいくつかあって、飽きさせない演出になっています。プロローグは、死ぬほど面白いわけじゃないのならさらっと終わってほしい派なので、ゆのはなはちょうどいいと思いました。
 プレイヤーはまずキャラクターの名前と顔を覚えるところから始まると思うのですが、最初に長々と複雑な説明をされても覚えきれないんですよね。なるべく序盤はあっさりで、物語が進んでいくうちにいろいろな情報が出てくる、というのが良いと思います。何だかよく分からないけど、新宿衛生病院に行けばいいんだな、というくらいでいいんです。細かいことは後回しです。

 そう考えると、アムネシアの記憶喪失という設定はうまいなあ。プレイヤーがゲームの世界に入りやすい作りですよね。
 ゆのはなもちょっとそういう部分があって、主人公のゆのはは数年家から離れていたため、家を取り巻く現在の状況をよく知らないのです。だので、半分よそ者という感じで物語に入っていくわけですが、少しは昔からの知り合いもいたり、初めて会う人も好意的に受け入れてくれたりなど、安心できる雰囲気になっています。
 このゲームは、ノベル系の乙女ゲームを初めてやる人にもいいんじゃないかな。最初からいきなりゴミとか庶民とか言われるゲームは、ある程度こなした猛者が挑む作品だと思います。

 というわけで、一章突入です。ここまでは八方美人な選択をしつつ、フクちゃんが可愛いので宏太で行こうかなと思っていたのですが、なぜか金太郎と直昌しか選択肢に出ません。たまたまかなと思ったのですが、二回続くと不安になります。まさかもう他のルートは閉ざされたのだろうか…。
 まあコンプ予定だから誰から始まってもいいし、とりあえず直昌を選んでみます。直昌は宿泊費を労働力で返すために働いている臨時職員なのですが、ドジっこなのであまり役には立っていません。でも頭は良さそうなので、肉体労働以外なら頑張ってくれそうです。訳ありっぽいので、実は有名人とかかなあ。
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