箱プレイ

　96日くらいでハート7個でしたが、フラグが立っていたので終わらせてみました。ゲームのシステム上、二周目以降に引き継ぎがあるタイプではなさそうなので、一周でなるべくたくさんの人とフラグを立て、ついでに女王エンドも見るのがいいと思います。

　リメイク作として考えると、良リメイクです。旧作のセリフや雰囲気はきちんと踏襲され、システムはやりやすく改良されています。そして全体のバランスを損ねない程度の追加要素もあって、よくまとまった作品だと思いました。
　でも最近の作品と比べると、やっぱり単調だなー。毎日忙しすぎるコルダを経験済みだと、空き時間があることが信じられない。まあその分、まったりプレイできていいかなとも思います。新キャラは二周目から攻略できるので、二周で全EDを回収するつもりでやるといいんじゃないかな。
　ライバルとは最初は結構競ってるんですけど、二回目の定期審査くらいからは育成の依頼をしなくなりました。それでも建物数は10個くらいリードしていたので、2個差くらいの段階で育成依頼はストップした方がいいかもしれません。

　相性の低い守護聖にはラブフラしつつ親密度を高めていくことになるのですが、ラブフラなら守護聖本人に依頼するのが効率いいです。通常のラブフラはハートを2個消費しますが、王立研究院にいて何かマークがついている守護聖にはハート1個で相性を上げる依頼をできるので（ラブフラと同様の効果です）、ハートの消費が半分で済みます。その守護聖以外との相性を上げることもできますが、その守護聖との相性を上げる依頼をすると好感度も上がります。
　好感度は挨拶でも上がります。挨拶だけなら、ハートの消費はありません。ハートを消費する行動をすると配置が変わるので、目当ての守護聖を移動させたい時には、何かハートを使う行動をするといいです。

　今作は旧作より好感度を上げやすくなってる感じがするので、ロザリア側に傾いている人も集中すれば落とせると思います。私はまず初期状態で相性高めの守護聖を二人選び、その二人を優先しつつ、ハートが増えてきたら相性上げを挟んで他の守護聖との友好度も上げていく、という感じで進めました。
　フラグ立てはちゃんとヒントが出ますので、その通りにやっていれば問題ありません。湖で二回イベントを見ればいいだけなので簡単です。デートは、交流メモが完成するまではずっと寮内でいいと思います。とにかく舞踏会でも何でも交流メモがないと厳しいので、交流メモの完成が急務です。それと、湖イベントは先客がいると起こせないので、余裕を持って早め早めにやっておくといいと思います。

　まあコルダに比べればだいぶのんびりしたゲームです。コルダはもたもたしているとフラグが折れていたりするので、寝ぼけながらはプレイできませんが、アンジェは寝ぼけながらでもプレイできます。うっかりミスをしても取り戻せます。
　あとクリア後に出るおまけで、旧作の音楽が旧作の画面と一緒に見られるんですけど、こういうところ、本当に各社見習って欲しい。新規ファンの取り込みは確かに大事だけど、予約までして買うのは旧作ファンだからね！ライトなプレイヤーだったにも関わらず、ちょっと感動してしまいました。sp2もリメイクしてくれないかなー。

　というわけでマルセルエンドですが、相変わらずネオロマ特有のあっさりエンドでした。まあフラグもあっさりだし、こんなものでいいんです。妙なアニメも入らないし、その点はむしろありがたかったです。
　今後は96日のセーブデータを起点として、他のキャラや女王エンドを見ようと思っています。でも、もうちょっとロザリアが妨害してくれるといいんだけどなー。不仲になるとしてくれるんだろうか。