箱プレイ

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雷王ルート+緋王ED+総括

 攻略サイトさんのおかげで、無事ルート入りですよ!
 あー!!家族みたいなものでしょって問いに、「家族ではない」って答えるのが正解だったか…!何か冷たく感じたのと、雷王は家族的な方がいいのかなと思って家族を肯定する方にしちゃったんだけど、これが良くなかったか…。家族じゃない、彼氏です!って感じなんだな。
 大筋は全ルート一緒ですね。中盤〜終盤はエロシーン以外ざっとスキップできるので、二周目以降はだいぶ短く感じます。一周目はそこそこ長いかな。メビウスと同じくらいだと思います。

 雷王との最初のいちゃいちゃタイムでキスするのですが、藍丸が定期的に「キスされた(///)」と思い返すのが面白かったです。慣れてないからね…。
 翌日、横に寝ている雷王の傷にキスしてみる藍丸ですが、目覚めた雷王に「そういうのは大事な人にだけしろ」とちょっと冷たくあしらわれてしまいます。定期的に母ちゃんモードになりますね。はしたない真似しちゃいけません、みたいな。

 そして七絡を倒し、エンディングを迎えたわけですが、弧白が拗ねている…。藍丸は何も気づいていませんが、多分屋敷中の人間が藍丸と雷王がくっついたことを知ってるんだろうな。弧白、涙拭けよ。
 ルート的には一番身近な分、自然な感じでした。メビウスで言うとミサキみたいな感じかなー。いわゆる幼なじみ枠みたいな感じなので、新しさはないけど安定感はあります。
 最後はED曲→最後のおまけという流れではなく、ED曲が後でした。今回ED曲を飛ばしてみたんだけど、タイトル画面にすぐ行ったのでびっくりしてしまった。音楽の入りの問題なのか、ちょっとそっけない印象ですね。最近の作品と比べると、急成長しているブランドなんだなあと思いました。一作出るごとに出来が良くなっている感じ。メビウスFDの演出も良かったなあ。塗りがいいんですよな、メビウスFD。

 この段階で絵の取得率は90.6%です。攻略サイトさんを見る限りだと、1キャラ1EDでbadなしっぽいんですよね。とりあえず緋王ルートというのをやってみようと思います。badいらない派としては、個別badなしというのはありがたい。
 やっぱりシナリオはなかなかいいですね。ただプレイ後に見返したくなるシーンや絵があるかというと、そうでもないかなあ…。絵が何かファサァ…としているのがどうもな。決して下手というわけではないんですけど、別に嬉しくもないCGなんですよな。あーでも、塗りは下手だと思います。

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 緋王ルートは終盤まで弧白ルートで進むらしく、普通に弧白とのスーパーエロタイムもありました。そして最後まで進んで分かったけど、これ緋王を攻略するんじゃなくて緋王になるルートだった…!やだー!緋王が嫌いなわけではないけど、藍丸が可愛かったのに。
 最後は七絡を奴隷のように飼っていましたが、Mの彼は喜んでいるようで、めでたしめでたしですよ。しかし、緋王は殺戮を好むところが嫌だなあ。江戸を焼いたりなど、完全に世紀末じゃないですかーやだー。モヒカンにするしか生き延びる術はないのか。

 最後は憑神とも争うことになるのですが、桜螺ルート後だから嫌だな。あんなに良くしてくれたのに。あ、EDが違う!スタッフロールの「背景 横たわる犬」っていう人がちょっと気になります。
 嘉祥EDがあるかと思っていたけど、別になかったな…。メインの攻略キャラじゃなくてもいいけど、ああいうタイプってBLならではって感じで好きです。ちょっかい出してくる大人。
 そして薄々感じていましたが、絵の回収率が100%になりませんでした。95.8%か…。とりあえず、攻略なしでプレイした3ルートをもう一度洗い直してみようと思います。やはり100%にしないと気持ちが悪い。

 というわけでやり直し中ですが、弧白ルートで一枚取り損ねたらしく、あとは攻略サイトさん通りに進行できていたようです。しかし取得率が96.9%にしかならない。
 攻略サイトさんはだいたい初回版で、新装版の攻略ではないんだけど、新装版で新しく追加されたシーン等があるのだろうか。明らかに追加だろうと思われる綺麗な絵もあったしなあ。
 余談ですが、スキップしてる途中にピン…と鳴るとエロシーンになるのがちょっと面白いです。スキップがとても早いのでメッセージは追えないのですが、音でエロシーンを把握できるのが何かじわる。

 攻略サイトさんを探してうろうろしてみたところ、雷王のシーンを回収できていませんでした。藍丸の母の死について語られるシーンです。新装版でもルート追加はないらしく、追加はCGだけみたいです。新装版じゃなければ、上記のシーンにCGはなかったのかな。
 これでやっと100%になりました。良かったー。これにて紅色天井艶妖綺譚、終了です。FDもあるらしいので、そのうちやろうと思います。

 ざーっとやってみて思いましたが、結構コンパクトな話ですね。東京陰陽師くらいかと思っていたけど、大まかに雷王・弧白の2ルート、そこから更に人間の攻略対象と妖の攻略対象に分岐、という感じなので、かぶっている部分が多いです。時間がない人にもさっとやれていいんじゃないかな。長さで言うと神様(仮)とそんなに変わらないかも。もともと乙女ゲーに比べるとBLゲーは短めですが、その中でも短い方だと思います。
 でも物足りないってほどでもなく、満足感はありました。まあまあ面白い、そんな感じの作品だと思います。絵も悪くないですよ。Vitaminを経た人間にとっては、むしろうまいと思うレベルです。でもまあ、絵だけなら今までプレイしたBLゲーの中では一番微妙かな…。

 ラブデリ関係の他作品と比較すると、東京陰陽師はA-、紅天はBという感じ。メビウスはS。紅天はキャラのデザインがちょっと微妙なんですよな。
 気に入ったキャラは、今日丞です。何となく優しい王子系という感じ。主人公も含めたら、やっぱり藍丸が一番ですけども。あとこの作品ならではのキャラというと弧白だと思うので、弧白が気になる人はやってみるといいと思います。CV含め、こういうキャラはとても珍しい気がします。
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