箱プレイ

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四周目、恭介編

 最初から思っていたんですけど、料理人をやってる四男が家を継げばいいんじゃないの?
 今は月観茶寮で修行を積むにしても、いずれは弥島の板前さんになればいいじゃない。そしてお嫁さんを迎えればいいじゃない。ゲームをやる前は、弥島の板前さんだと思ってました。
 そんなわけで、共通の夏祭りからスタートです。

(り´・▽・)「やっぱり着慣れてないから、浴衣似合わないですよね」
(恭 >_<)「そうじゃねえよ!目のやり場に困るだけなんだ、か、可愛いからさ…」

 君の方が可愛いよ!
 恭介は末っ子と違って慣れてなさそうだし、初々しい雰囲気のイベントを楽しめそうです。でも恭介は見合いがあるからなあ。そこで一波乱ありそう。
 恭介は丹道斎から特別目をかけてもらってるらしく、りっちゃんと同様、職場の中では浮いている存在のようです。りっちゃんは「時々何で私がこんなことをしているのかって思う時があるんですよ」なんて言っていましたけど、それはプレイヤーが最初から思っていることだよ!恭介は仕事だけど、りっちゃんは別にそういうわけじゃないからね…。

 そんなある日、月観茶寮では板前から小僧に至るまで全員が一品用意し、それを客に試食してもらって合格したものを次の献立に加えるという催しが行われることになりました。
 恭介がその献立に悩んでいる最中、見合い相手が訪ねてくるのですが、この人が気の強いお嬢様だったので揉めそうな雰囲気。最初から断る気だった恭介はわざとつっけんどんな言い方をして突き放すのですが、これ本気になられるんじゃない?気の強いお嬢様はだいたいこういう、ぶっきらぼうな青年にお熱になるものです。
 そのお嬢様に秋祭りを案内せよと言われた恭介は渋々二人で行くのですが、それをりっちゃんに見られてしまいます。

(り -_-)「秋祭りに行ったんですか?」
(恭・_・)「まあ、つきあいで仕方なく」

 何で嘘をつくのってもやもやするりっちゃんですが、別に嘘ではないんだけどな。そんな態度のりっちゃんに、何で女といたのかって聞けばいいのにごちゃごちゃするの鬱陶しい、と恭介に言われてしまいました。
 私は恋人ができたのか?って選択肢を選んだのに、それだと好感度が上がらなかったんだよ!私だって持って回った言い方は嫌いだけど、それじゃ好感度が上がらない恭介サイドに問題がある。
 恭介は献立作りに失敗したら縁談を進める、と決めたようですが、もうこの段階で続きが全く楽しみではなくなってしまった…。君は自分の都合ばかりだな。縁談が進むのはお互い結婚について前向きになったらでしょうが。それが自分の都合だけってどういうことだよ。しかも相手の女うぜーと思ってて態度にも出してるのに、失礼ですよ。

 恭介の献立が一番になったのですが、一目置かれるどころかまだ意地悪が続き、とうとうキレた恭介は同僚と殴り合いの喧嘩をしてしまいます。丹道斎が恭介を贔屓するのは旦那様と関係があるとかで、事情を聞こうと恭介が旦那様のもとに向かうのですが、恭介の手当てをしようとついてきたりっちゃんに、「これはオレとオヤジの問題だから関係のない人間は首を突っ込まないでくれ」と言って拒絶しました。
 あ、はい、としか言いようがない。別に話を聞きたくてついていくわけじゃないし、そもそも関係のない人間にいろいろ愚痴ってたのはお前だろ。二人で話したいからごめんねって言えばついていかないだろうし、プレイヤーとしてはぶっちゃけ興味もないわ。
 それ以来りっちゃんは、恭介を避けるようになりました。恭介ルートだというのに、他の人達より遠い存在。恭介とは十月半ばの現在、恋愛どころか友達ですらなく、知人くらいのポジションです。今となっては幸介ルートですらマシに思えてくる。

(恭´・ω・)「この前、言い過ぎたよ」
(り -_-)「いえ、私がこの家の人達にとって他人だっていうのは事実ですから」
(恭 `o´ )「何だよ、その言い方!」

 いや事実だし…。そして君は知人だぞ。
 でもこれって何て言ったら正解なんだろう。私も首を突っ込みすぎましたね、すみませんとでも言えばいいの?でもりっちゃんは別に二人の話を聞きに行くと言ったわけではなく、怪我の治療をするからついていくって言っただけなんだよな。
 関わるなってシャッターを下ろされたら、普通はわざわざ開けようとはしないと思うんだよね。それを言い過ぎたって謝られても、はあ…という反応しか返せない。浴衣も返さないとね。知人から何の理由もなく物をもらうわけにはいかない。一周目から思っていたけど、あの浴衣イベントは不自然だよなあ。一目惚れなら分からなくもないけど、知人が浴衣を仕立てるのはおかしい。
 劇場に見に行くイベントも、家族の間にいるのは心苦しいので…と断ってしまいました。他人だしね…。でもきくちゃんとはズッ友だよ!

(三 -v-)「悩み事なら幸介を頼ったらどうだ?あれで頼りになる男でな」

 えっ、一回りも下の女の子相手にキレちらかす心の狭い幸介さんが何だって?!
 幸介に相談するくらいなら、そこらに落ちてる石に向かって愚痴る方がよっぽど心が安らぐ。そもそもなるべく接点を持ちたくない。
 相談できそうな相手というと喜龍とかきくちゃんとか女将とか綾乃さんくらいだけど、別に恭介との関係を修復しなくてもいいんじゃない?って思う冷え冷えのプレイヤーです。もういいわ、今の距離感で…。何だか萎えてしまった。まあ3月までのつきあいだからね…。恭介も我慢してくださいよ。

【速報】恭介とりつ、友達になる。

 十一月になってやっと知人から友達になった二人です。マジか…。
 個別ルートに入ったら共通で培った好感度がマイナスになるみたいなルートなんだけど、大丈夫?まあお互い親しくなるために前向きになったってことで、前進ではあるけど。
 結局恭介は月観茶寮を解雇され、弥島で働くことになったんですけど、その前に他の料理屋も見てみたいってことでりつの実家に一緒に行くことになりました。これでりつと幸介との賭けは不成立となるわけですが、幸介が恭介に出した条件は来月から恭介が弥島の板長になること、そして恭介がりつの許嫁になることだそうです。
 おい、このシナリオ書いた人は出てこいよ!やっつけにも程があるでしょ!こんな雑なシナリオあり得るの?選択を間違えたのか不安になるくらいのショートカットっぷりなんだけど。恭介はシナリオの犠牲になったのだ…。

 恭介は板長ではなく料理長という新しい役職に就くと自分で宣言し、板長は板長のままという船頭が二人という体制になったのですが、揉めないわけもなく、営業時間中にあーだこーだと喧嘩するようになってしまいました。ものすごく美味しい物を食べられるとしても、私ならそんな店は二度と行きません。普通の味でも静かで心地よい店の方がマシ。
 幸介は自分の代わりに恭介に跡を継がせたいんだろうけど、辞めるならその後の人事にまで首を突っ込むのはやめてくれませんかね…。板前事情は知りませんけど、少なくとも今まで支えてくれてた板長に対してあまりにも冷たい仕打ちだと思います。料理対決をして恭介が勝ったなら仕方ないけど、ただ血縁者だからってだけだしな。
 このルートの幸介は別の意味でひどい。恭介もどうなのって思うシーンが多いし、今のところぶっちぎりで恭介ルートがひどい。

 1月に入ってからは丹道斎に店を譲る云々の話が出てきて、この辺は幸介ルートに似ています。でも幸介ルートの方がまだちゃんとしていたような…。まあどっちも訳が分からないですけどね。旦那様と丹道斎とで話し合いがあったみたいですが、相変わらず真意は伝えてくれないし、もう勝手にすればいいんじゃないですかね。旦那様が店の主人なんだし、何も話さず勝手をするなら子供や他人を巻き込まないで欲しいです。
 そんな荒んだ気持ちで丹道斎とりつの会話を見ていたのですが、「蓮太郎と結婚して若女将になれ」とか言い出しました。はー?いろいろ端折るのやめろ。プレイヤーはエスパーじゃないんだから。

(旦 -_-)「やる気のない人に頼むなら他人でもいいかなって」
(幸#`o´ )「そう思うなら倒れた時に丹道斎様に頼めば良かっただろう?!」

 これは正論。りっちゃんの一年まで無駄にしておいて、何だお前…?むかつくというより怖い。脳がウィルスに冒されてるんじゃない?とにかく息子達の夢を絶対に潰すという強い意志は感じる。もう縁を切った方がいいと思うよ。一緒に住んでいたらそのうち殺されたりするんじゃない?何だか知らないけど息子が憎くてたまらない人という印象しかないわ…。怖い。
 幸介ルートは何だこいつって思っていたけど、こういう風にひたすら邪魔をしてくる父親の元に育ったら病むのも仕方ない。優しいところもある人なので、多分父親が死んだら穏やかな性格になるんじゃないかな。手術しなければ良かったよね、父親…。
 私、幸介に同情し始めてます。恭介は他人なので別に…。何だかんだで恭介は優遇されてるし、大事にされている気がする。幸介だけが夢を諦めないといけないんだよなあ。

(恭 >_<)「りっちゃんと蓮太郎様との縁談だけはやめてください!」
(丹 -_-)「まあ、いいよ」

 相変わらず恭介には甘い丹道斎であった。このおじさんは本当に恭介大好きっこだよなあ。蓮太郎より可愛がっているように見える。絶対結婚させるとか言いまくってたくせに、恭介がちょっと頼んだら一切ごねずにokって言ってたよ、このおじさん。恭介は同僚には恵まれなかったけど自分の好きなようにやってるし、上からは取り立てられてるし、それと比較すると幸介はちょっと可哀想に思えてしまう。
 幸介は丹道斎との一件以来、塞ぎ込んで深酒をしちゃったりしてるんですけど、パーン!とりっちゃんがむりやり部屋に入ると、二日酔いの寝起きでした。こんな差分まであるのか…。しかも何かちょっとエロだったので、えっ、なぜ恭介ルートなのに幸介のちょいエロ差分が?と動揺しました。やめてよ…。幸介ルートではだいぶむかついたので許してませんよ!一回りも下の女の子にカリカリする三十路め!甘ったれたってダメだよ!
 というわけで二・二六事件ですが、今回初めて幸介も恭介も家にいて、更に蓮太郎までいるので安心感があります。でもりっちゃんは雑兵に蹴られて倒れてたので、あいつらはもう殺すしかない。だいたい勝手に他人の店を借りてるくせに、こういう態度ってどうなの?お国のため〜とか言うけど、お前らが国を乱す敵なんだよ!自分の行動を振り返って!

 最終日、フランスに行くから結婚しない、とりつに告げる恭介であった。蓮太郎との縁談を壊すために丹道斎と話した時、そんなことになっていたようです。「多分俺が戻ってくる頃にはあんたは結婚してるだろうけど…」って言ってましたが、じゃあ何で縁談を壊したの?他の誰かならいいけど、蓮太郎とだけは結婚させたくなかったってこと?蓮太郎に何の恨みがあるの?
 洋食を作りたい料理人がフランスに行くのはいいと思うけど、いきなり最終日に言ってくるとか、結婚してるだろうけどと言いつつ「俺は好きだから手紙を出す」とか何だよ…。君は一体何なんだ?数年待ってもらうけど迎えに来るのか、あるいはきっぱりと終わりにするのかどっちかにしろよ。あーなんかこのモヤモヤ感、華ヤカの博を思い出す。
 最初の部外者は黙ってろ発言からプラスに転じることもなく終わってしまった…。大丈夫?これでいいのか?わりと胸くそ悪いんだけど。一周目と最後には絶対やらない方がいいルートです。

 最後に隠しキャラが解放された!なるほど…。このルートだと分かりやすかったからなあ。全員攻略したら開くのかと思っていたけど、恭介ルートをやったら開くみたいなので、恭介ルートは早めにやるといいかも。当初の予定通り、二周目にやれば良かったな。
 次は末っ子をやって、最後に隠しキャラをやろうと思います。期待しているぞ、末っ子よ…。
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