箱プレイ

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シン終了

 後半は別のことをしつつ、シンさんのセリフだけ聴くプレイでした。
 原稿用紙10枚程度の内容を、むりやり30枚にしました的な内容だったので、最後の方は怠くなってました。簡単にまとめると、シンさんが強引に来すぎるから戸惑うだけで、別にいちゃいちゃチュッチュするのは私も嫌いじゃないよ、というだけの話でした。

 そんなのは本編でも分かってましたけど、確かにシンさんには伝えてなかったと思うので、伝えるのはいい。内容でおかしな点があるわけではありません。ただ非常に薄い内容を、更に向こう側が透けて見えるほど伸ばす必要があったのかと思うわけですよ。
 だったらもっと短い尺にしてくれよ。こっちは常に積みゲーを抱えている身なのだから、きれいにまとまっているなら短くてもいいんだよ。むしろよくまとめてくれたと喜ぶところですよ。長ければいいってものじゃないの。

 あと、主人公がやたら喋るせいもあると思うのですが、全部ライターさんの脳内劇場って感じにしか見えなくなってしまいました。声優さんはかっこよく演じられてましたけど、また同じようなセリフを言わされてるなあ…面倒くさいなあ…と思いました。
 乙女ゲーのシナリオで面倒くさいって。そこは「かっこいい(///)」って思うところだろうに、面倒くさいって何だって感じですけど、本当に面倒くさいとしか思えないくらい、同じようなことをこねこねずっとやっているんですよね。

 シンさんのズバッと正論、みたいなのも発揮する場面がなかったですし、主人公はとにかく饒舌なのに肝心なことは言わないし、ただ不安定な恋人ごっこを楽しんでいるだけにしか見えなかったなあ。二人だけで楽しんでいるなら別にいいんですけど、乙ゲですからな…。ずーっとプレイヤーに背中を向けて二人がこちょこちょやってるだけの話って感じで、感情移入もなければ共感もなく、終わったあとにほっとする、そんな感じでした。
 後日談に入る前の導入部分は面白かったのにな…。やっぱりオリオンがいないとダメなんだな。オリオンきゅん、戻ってきて!
 あ、これは他人のドリーム小説を読む感じに近いのかもしれない。他人用にカスタマイズされた設定なので、私が読んでも面白くない、って感じでした。

 でも、まだまだ始まったばかりですからね。これから待望のイッキとケントがいるじゃないですか。ケントは多分笑わせてくれるし、イッキはレビューで評判が良かったから面白いはず。一緒にビーバーの巣を作れるよね。あ、カブトムシはいらないです。虫といえば蛍の話が導入部分に出てくるのですが、蛍も虫ですから、そんなのがぶんぶん飛んでる場所には行きたくないです。
 最終的に、シンのシナリオがダメなだけだった、という結論に達したい。AMNESIA本編が面白かったので、この状況には戸惑いを隠せません。ただ好きだ、って言ってるだけで、二人の普通のやりとりがないんだよなあ…。もうちょっと恋愛と関係ないエピソードがあっても良かったです。
 これで全員同じくらいつまらなかったら、しばらく乙ゲは休んでリーチとかロンとか言う旅に出ます。
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