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寮生活五周目、その1 ガビィ編

 長かった物語も、彼で終わりです。
 攻略情報を解禁にしてから初めてガビィルートがあることを知ったのですが、中の人が同じなのにどうもBLもあるらしい。
 オーガスト編でさんざんな目に遭ったので、ガビィルートでは癒されたい。

 このルートは、オーガストの誘いをはね除けるって内容みたいです。だので少しはオーガストにいやらしいことをされるのですが、最終的にはオーガストから離れられるみたい。
 これは癒やしですわぁ…。構成がうまい。プレイヤーがオーガストにイライラするのが分かっているような流れだな。

 オーガストのテクを思い出して眠れない夜を過ごすマイケルの元にガビィが来てくれて、最終的にどうしようもなくなったらガビィが手でしてくれました。僕が浄化してあげるってやつか…。
 別に自慰くらいいいじゃん、って思うけど、そういうわけにもいかないんだろうな。まあ性的なことが汚いって感覚は分かるんですけど。
 そういうの汚くないって無理あるよなー。体液がまず汚いし、排泄器官の周辺をいじくるっていうのが汚いし、セックスは汚い。でも生き物ってのはお綺麗なままでは生きられないってことですよな。排泄とかも汚いけど、しないわけにいかないし。

 一周目はガビィ攻で進めてみます。何かそっちの方がしっくりくる気がする。
 あーこのルートは明るくていいな。ロバートとも遊べるし、オーガストを振り切るのが気持ちよい。マイケルは気付いてないけど、ぶっちゃけロバートとジョシュアだってエロいことしてるわけだし、みんなそれなりにやることはやってるんだよね。だから、そんなに気に病むことはないのだ。
 そんな爽やかなガビィルートですが、まずbadから回収したいので、預言者ゲームではあり得ない預言をします。

 あれ、やっぱりちょっと違うな、このED。ガビィを殺すんだと思ったけど、死んでるのはマイケルな気がする。窓の外から泣いているガビィを見るマイケルでした。
 幽体離脱って感じなんだけど、私も窓の外から見るってイメージなんですよね。普通は自分の姿を見下ろすって言うけど、何となく横から見ている方がしっくりくる。
 あ、やっぱりマイケルが自殺したらしい。愛する人を殺す=ガビィを殺す=マイケルが自殺、ということか。最後のbadの音楽もなく、プチッと終わった。
 ガビィはマイケルから派生しているものだというのは分かっているんだけど、どういう繋がりなのかなー。

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 最初の家族の回想で、後ろから追いかけてきているのはセシルだった。
 ガビィはとりあえず今は存在してなくて、存在しないってことは他の人には見えないわけで、誰彼構わずガビィのことを話していたらマイケルはおかしな子だと思われるよね。でもマイケルにとってガビィは存在する人だから、他の人にはどう話していたんだろう。
 セシルは多分、事情は分かっているだろうし、きっと何でも肯定的に考えてくれると思うけど。これセシルルートになるのかもな。

 ジャックの三つ目の預言が叶うタイミングが早くなりました。ジャック死亡EDのスチルが1/2のまま動かないのはおかしいなと思っていたんだけど、まさかここで埋まるのか。一応ガビィの正規ルートなんだけど、正規ルートでもジャック死んじゃうの?エー!!ヤダヤダ!生きろ!
 よく考えたら、オーガスト編が一番死亡者が少ないよね。オーガストしか死んでないよね、確か。ロバートとジョシュアの恋も成就したし、アベルが生きているルートっていうのも珍しい。

 あーそう考えると、少しオーガストを許す気になる。別にロバート達のことは彼のおかげじゃないけど、オーガストが全て背負った感じはするなあ、何となく。でもまあ、彼は天国に行けただろう。マイケルのおかげで。
 ああ…ジャック死にそうだわ…。この人は預言どうたら言うより、精神的に参っちゃうんだよね。そしてセシルの、口を尖らせて喋るような感じが可愛い。セシルの声の人が可愛いって思ったのは初めてだわ…。

 おかしくなったジャックを気にしつつも寝てしまったマイケルでしたが、夜中、クリスが枕元に立ちました。そして「この部屋に悪魔がいる」と警告してくれます。クリスは癒し。
 気になったマイケルは起き出して、もぞもぞ言うクロゼットを開けてみたんだけど、ロバートとジョシュアが抱き合っていただけだった。
 まぎらわしいんだよ!!ジャックが死んでいると思ったでしょ!!
 マイケルはびっくりはしたけど、見なかったことにするからジャックを一緒に探してよ、と言います。もうかなり後半だし、マイケルもこなれているのでそんなに気にしないんだな。まあみんな、こっそりやることやってんだよ。

 アーーー踏み台を蹴倒した音がした…!!
 あ、まだジャックが生きている!何でだ!踏み台が倒れているのに!とりあえず踏み台を元に戻し、はよ足を置けば何とかなるのでは!
 普通は自分の重みで首の骨が折れて一気に死ぬんじゃないかなと思うんだけど、ジャックは腕の力で何とかなっているのかもしれない。良かった、多分ジャックは死なない。セフセフ。

 セリフ脇の顔グラでもちゃんと首に跡が残っていました。細かいなあ。
 でもまだ死ぬ気満々のジャックであった。命を粗末にするなー!と血走った目でぶん殴りたい。
 先生が同性愛行為があるとのタレコミでやってきて、校医を呼んで、ジャックが落ち着いたところにレオニードが来ました。嬉しい。ってか、よくちゃんと目を覚ましたな、レオニード…。

 ベンジャミンまで、ロバートとジョシュアの関係に気付いていた。マイケルは全然気付かなかったのに…。
 今回はジャックがトラブルを起こしたおかげで、ロバートとジョシュアの関係も露見せずに済みました。二人で旅行行った時にちょこっとするだけにしなさいよね。学校では我慢ですよ。あと二年弱なんだし。
 ガビィが助けてくれたのかなあ。ロバートとジョシュアへの警告にもなったし、大事にならなくて良かったよね。

 ロバートが「同性愛者が同室にいるのは気持ち悪いだろ」って言うんだけど、それは別に気持ち悪くないけど、近くで性的なことになっているのは異性間でも微妙な気分になりますね。だのでクローゼットではやめた方が良い。
 この時、ロバートが震えながらジョシュアの手を握っていたのがきゃわゆかった。ロバートの方が打たれ弱そうだもんな。ボンボンだし。ジョシュアの方がガッツがありそう。
 ベンジャミンの大らかなところもよく出ていたし、ベンジャミンにとってもガビィ編は救いがあるんだな。

 あーガビィがロバート達と遊びな、って言ったのは、彼らとマイケルの関係を固くするためなんだな。それがロバート達にとっても、マイケルにとってもいいことなんだ。ルームメイト同士の絆を深め、ルシフェルの預言に対抗するため、ラザラス神父に相談することになりました。
 悪魔崇拝っていっても単なるごっこ遊びだし、それで命まで失うような悪いことはしてないんだもの。心が洗われるようなシナリオだな…。

 それぞれに秘密や過ちがあって、別に綺麗なままじゃないんだよね。オーガスト編でマイケルは、自分が穢れていて、他の人を穢してしまうから一緒に遊べないと思っていたけど、そんな気にするほどのことでもないのだ。
 普通の社会でも、みんなまともな人みたいな顔をして暮らしているけど、一皮剥けば自分と何も変わらなくて、エロいことも考えているし、変なこともしてるんだよな。でもそういう、他の人の外向きの顔がきちんとしすぎていて、ダメなのは自分だけなのでは…って感覚になるのは、私も覚えがあるなあ。というか未だにわりとそう思っているな…。建前と本音の使い分けって難しい。

 ガビィはやっぱり、マイケルに悩みを打ち明けられる友達を作ってあげたかったようです。これについて、「父さんは一人で悩んでいたから」って言うんだけど、それがあったからガビィは、マイケルだけは助けたいと思ったのかな。やっぱ守護霊っぽい。
 マイケルは家族の死によって、父と同様、世界は自分を拒んでいると感じるようになっちゃったけど、もともとは友達がいたし、一度顔を上げれば暖かな世界があるんだよね。

 ルームメイトが手を重ねるシーンも良かったなー。意外と熱いシナリオだ。少年漫画みたいな感じ。
 そんな感じで、対ルシフェルのパーティを組んだマイケル達でした。バランスの良さそうなパーティだ。
 とりあえずセシルは白魔道士、ジョシュアは黒魔道士だな。ロバートはナイトで、敵がジョシュアに襲いかかったら、「かばう」を発動すればいい。

 マイケル声の幻聴が、マイケルのガビィへの思いを「なんてナルシスティック」って言うんですけど、言い得て妙だな。まあガビィとマイケルはほぼ同一というか、一心同体だろうし。
 そういや、CGでキャラ絵じゃなく、悪魔とかの絵がありますけど、あそこに我が子を食らうサトゥルヌスみたいな絵もありますよねー。美術館でゴヤの絵を見たことがありますけど、何だこのグロ画像…と思ったのを覚えています。でもすごく印象的だったなあ。

 ガビィが他の人には見えていない、ということが判明しました。
 ガビィは、マイケルが作った弟らしい。じゃあ、想像の友達ってやつなんだな。まあ死んだとかじゃなくて良かった。
 ということは、父の預言は叶っていないことになるんじゃないの?マイケルは双子じゃなかったってことだよね。マイケルが弟を作り出したことで、やや叶ったって感じになっちゃったんだろうか。

 ちらちら出るショタマイケルが、やんちゃな感じでかわゆい。ガビィはマイケルがやめようと封印した癖などを引き継いでくれる存在らしい。
 自分だけの最も身近な存在っていいですよね。漫画とかでもそういう、絶対的なパートナーができるって話は多いけど、やっぱり誰でも欲しいと思うものなんだろうな。
 そういえば私も昔、他人にあだ名をつけるのが好きだったんだけど、そういうのを喜ばない人もいるってことに気づき、脳内だけに止めるようにしました。大人になるって何だか寂しいことですね。

 双子と思っていたから、昔死んだ双子の片割れなのかなあ?と思っていたんだけど、ガビィは最初から想像の産物だったんだなー。
 まあどちらにしろいない、っていうのはここまでプレイすれば誰でも分かることだと思うので、プレイヤーとしては驚きはないですけど、これでマイケルは完全に天涯孤独になってしまったんだな…。だから他のルートでもこのルートでも、ガビィはマイケルが誰かと結ばれることを応援していたんだ。

 ガビィのことを乗り越え、再び真相解明に向けて仲間と行動を始めたマイケルは、ラザラス神父に「年を取らない人」について尋ねることにしました。
 今日はここまで。一日で終わるかと思ったら、そんなことはなかったぜ…。明日の楽しみに取っておきます。
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