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三周目、バルドルート終了+まとめ

 ライとアサトのフラグを折ることで、バルドルートに入れるようです。
 隠し的な扱いなのかなあ。こういうフラグを折っていく形で進めるのは苦手なんだけど、選択肢があまりきつくなくて良かったです。たまに、常識では考えられないようなひどい選択肢を選ばなければいけないゲームがあるけど、ああいうのはやめて欲しい。折る時はやんわりでいいのです。メコッってくらいで。

 そういえば、町が狭いとか、村からすぐ出られるんじゃないかよ!って突っ込んでましたけど、これもしかしたらリアルな猫社会の縄張りを意識してるんじゃなかろうか。
 そう考えるとすごいな!猫社会の縄張りはかなりきっちり決められていて、縄張り外には出ないみたいな話を猫本で読んだことがあるんですけど、リアルでも、飢え死にしかけているのに村から出ない猫はいるのかもしれない。ラメントでは便宜上人間の姿に描かれているけど、一応コノエ達も猫だしな。隣村も、人間の足なら徒歩15分くらいのところなのかもしれない。

 私は猫アレルギーなので飼ったことはないのですが、猫関係の本や漫画は結構読んでいます。オススメは大島弓子のサバシリーズと、須藤真澄のゆずシリーズかな。前にも書いた気がするけど。

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 コノエ、バルドが気になるのでクィムの実をあげる。やだなにこれ…くっそかわいいんですけど?食べ物をあげるとか、子供かよ。可愛すぎる。
 祭りはどうするのかなーと思ったら、バルドに案内してもらえることになりました。留守にするというお知らせを書いておいてと頼まれるコノエなのですが、字を書くのがうまくないようです。このルートは、コノエの可愛さで攻めてくる気だな…。

【悲報】バルドも内なる獣を飼っていた。

 おいなんだよ、このゲーム!どういうことなんだ!みんな内なる獣を飼いすぎだろ!バルドだけはそういう病んだ要素がないと思っていたのに…。でもバルドは他のキャラとは違い、「静まれ、オレの右腕…!」って感じなので、邪鬼眼の方が近いかもしれない。
 あとすごくどうでもいいんですけど、私はわりとむっちりと筋肉がついている体型の人が好きなので、バルドは好みの体型です。バルドが画面にいる時は、ずーっと胸の辺りを見てしまいます。むっちりいいね。

バ「あんた、発情期だろ」
コ「?」
バ「俺も発情期なんだ」
コ「…?」
バ「今日は衝動が強い」
コ「…?」
バ「あんたと俺の相性がいいってことで、繁殖期が終わるまで解消しないと苦しいままなんだよ」

 バルドが少しずつ具体的な話をしていくのが面白かったです。でもコノエにはちょっと難しかったようです。童貞だから、仕方ないね…。村の猫とも接触を断っていたし、親もいないから生殖行動なんて知らないもんね。まあ雄同士では子供はできないですけどね。
 というわけで、恒例の発情期セックスです。それなりにやる気ではあるんだけど、他の二人と違い、バルドは相手を気遣う余裕がありました。もっとちゃらついた人かと思っていたけど、何か普通に優しい年上って感じだし、今のところバルドルートが一番好きかなあ。

 次に恒例の、リークス様のコノエ乗っ取り事案が発生したわけですが、その後のコノエとリークスとのやりとりには、毎回何か微妙な気持ちになります。
 何をしたいんだろうな、この人は。長い間ぼっちだったせいか、人と話すのが楽しすぎて構って欲しい人にしか見えないんだけど、まさかそんなことないよね…。八つ当たり以外にも、何か壮大な事情があるんだよね…。
 リークスは本当に面倒くさいな。何か言ってても全て無視したいくらい面倒くさい。攻略対象にちょっかい出すのも本当に面倒くさいよー。シュイがどうにかしてよー。

 しかしこのルートは、ほとんどアサトが出てこないな…。バルドはライの関係者だから、ライはよく出てきます。ぶっきらぼうで上からだけど、コノエを心配しているような雰囲気もあって、何だかライルートをやっているような錯覚にも陥るわけですが、何だかんだ言ってライは面倒見がいいんだろうな。
 そしてバルドの食事の用意などを手伝ったりするコノエなんですが、バルドはコノエをガチで落とすことにしたみたいです。作業中に抱きかかえるようにして後ろから手を伸ばしてきたり、そのわりにコノエが意識するとスッと引いたり、こいつ手慣れているぞ…!やばい!これは落とされる!

 そして最終戦前に二度目のセックスなんですけど、あれ、萌えるぞ…?
 ビジュアルが思いっきり好みのライであまり萌えなかったので、このゲームはそんな萌えないんだなと思っていたらまさかのヒゲで萌えるとは…。二次ではこざっぱりしている方が好きだし、年上攻とか、おっさん攻とかに全く興味ないのにバルドが一番萌えました。

 そして最終戦ですが、コノエとバルドのピンチにライ登場。なにこれ熱い。
 やっぱりライは面倒見がいいなあ。そして、ライルートじゃない時の方がかっこいい。あーでも、ライルートではライは弱くなれたのかな。そう考えると、他のルートのライは可哀想。補完してくれるコノエという存在がないから、その分、自分一人で強くいないといけないし、それはつまり休まることがないってことだろうからなあ。
 まあバルドルートではバルドと和解できそうなので、それは良かったと思います。あとこのゲームは、誰のルートでも攻略対象が死なないのがいいですね。○○のルートでは××が死ぬ、みたいなのはせつない。

 というわけで、全てが終わってエピローグが始まったのですが、エピローグもやっぱり一番好きだなあ。現実感があるのがいいのかもしれない。私はSFもファンタジーもあまり好きじゃなくて、現代の普通の生活が好きなので、それに近いシチュエーションだとほくほくします。特に事件のない、普通の大学生や普通の社会人のBLものが出ればいいのになー。
 これで一応全員落としたかな。アサトルートのラストはちょっとせつなくて、ライルートのラストはライが粘着質な感じで、バルドルートのラストはほかほかでした。こう並べて書くと、ライルートが一番好みのような気もする。粘着質はいいものです。
 でもやっぱりバルドかなー。コノエはファザコンっぽいし、バルドは何かエロオヤジだし、いいと思います。美味しいご飯を作れるのもいいよね。

 そして最後にバルドの秘密が明かされるのですが、ヒゲとかむさい外見ってこのせいなのか。何か明らかに他のキャラとカラーが違いますもんね。
 最後にライも出てきたのですが、やっぱりこの男にデリカシーはなかった。でも、何かちょっとそういうところが好きになってきてる…。ライのこういうところ、伸ばしていって欲しい。あとどうしてもこれ書きたいんですけど、ライって半分くらい受の要素がありますよな…。コノエに対しては攻でいいんだけど。
 あ、最後の一枚絵も可愛いなー!コノエとバルド、お揃いの和風っぽい制服になってた!あんみつ屋さんみたい。コノエは看板娘的な感じなんだろうなあ。そして最後におめでとうの文字が!やったどー!

 三周やって、シナリオはバルド>(超えられない壁)>他って感じかなあ。BLゲーに限らず、どんな作品でもコミカルな部分があるものが好きです。ラメントは全体的に硬い話でした。
 キャラデザイン的にはライが一番良かったです。最初の方の、ニコッとして見下ろしている図がきゃわいい。ライルートのCGはどれも良かったです。ライがキラキラしてたから…!
 でもこの三人が並んでコノエに手を出してきたら、アサトを選ぶかなあ。アサトは何かほっとけない…。CV的には、コノエが一番好きです。この人の声は可愛い。

 キラルのファンクラブにも入ったし、とりあえず2作品は知ってるというのは大きいと思います。半分ですからね!
 咎狗、ラメント、スイートプール、DMMdだよね、確か。そういや公式サイトのコミケの告知にいる黒髪の子が異常に可愛いですが、これがスイートプールの人らしい。この絵なら買っちゃうなー。

 これでラメントは一応終了です。bad回収はどうしようかなあ…。badが本当に苦手なので、結局回収しないまま終わる気がしますが、コンプしたい気持ちもある…。
 長いと言われる作品ですが、シナリオが重なっている部分が結構あるので、実際は長い感じはしませんでした。筋が同じで各キャラごとの反応を見る、みたいな形式は好きなので、シナリオが重複していることに特に不満はないです。
 他の部分についても、不満な点は特にないかな。ストーリーについてあれこれ書きましたが、クオリティが低いわけではなく、単純に私の好みとほとんど合わなかっただけだと思うので、不満というわけではないです。

 だので特に悪いと思う部分もなかったのですが、好みと合わないので良いと思う部分もあまりなく、萌えたか萌えないかというと、ほとんど萌えなかったです。DMMdより先にこの作品をプレイしていたら、DMMdを買わなかったかもなあ。
 でも、絵と音楽とキャラは良かったです。特に絵がとても綺麗だったので、これだけでも買って良かったなと思いました。
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