箱プレイ

<< ハル編終了 :: main :: 壱波編その2 >>

壱波編その1

※ネタバレ全開です。

 チャラい。
 好きか嫌いかというと、全然好きじゃない。壱波って女たらしだけど、女好きじゃないんだよなあ。どっちかというと女嫌いな気がする。自分が好きで、女の子は自分を盛り上げるための道具みたいな感じ。私はGS2のクリスみたいな女好きは好きなんだけど、こういうタイプは好きじゃありません。だので、悲恋ルートからでいいかな…。
 会合に行けば石ころルートが開き、行かないと薔薇ルートが開くようです。まずは薔薇から。

----------------------------

 引っ越し前に廊下でレイに会うんだけど、「どうして自分が選ばれたか分からない」と言うネリに対し、レイは「あくまで女王に逆らうつもり?」と返します。逆らうとは穏やかじゃないな。今まで私は、レイはネリの味方だと思っていましたが、もしかしたらネリではなく、女王の味方なのかもしれない。
 今のところレイが関与しているのは、カード、「塀を越えるな」「外の森に近づくな」という注意ですけども、もしレイが女王の味方なら、同じことを女王も思っているということになりますね。だとすると、女王も森の小屋の存在を知っている側なんだろうな。レイが素の状態で知っているかどうか分からないけど、陸は知らないみたいなので、事情に通じているかどうかは、役職とは関係なさそう。

 逆らうつもりではなく分からないだけ、というネリに、「分からなくていい」ときっぱり言うレイでした。そして、天がああしろこうしろ言うのは理由のない掟だ、というようなことを言います。これは聖書からの引用らしいですが、つまり、上から言われたことは全て受け入れ、理由など考えるな、ということのようです。
 考えることを全否定とかなにそれこわい。牛馬の如く、一部の限られた人間のために働けばそれで良いってことか。でも隅々まで教育を行き渡らせ、人間として一人一人をきちんと仕上げていく方が犯罪も減るし、文化も生まれるし、結果的にその国が繁栄することになると思うんだけどなー。

 おや…三宮さんが怖い…。もともとちょっと怖かったけど、何か性的な意味で怖い。ネリの頬から首、胸にかけてなぞられました。やだなにこれ…。それなのにうっかり部屋で二人きりになるネリであった。危ないよ!
「見ることはできないけど、感じることはできるものは何か」という質問を三宮さんからされるのですが、それ知ってますよ!遊戯王であった!答えは友情!と思ったら、愛だそうです。まあ感情全般そうですよな。あと匂いとか。

 あ、二人きりになって「敬語使わなくてもいいんじゃ?」というネリの提案に、壱波がいつもの感じに戻った。洗脳っぽかったけど、そうでもないんだろうか。
 なんて感じのほっこりイベント後、部屋に戻ったネリの元にレイが訪ねてきました。何かこのルートのレイ、怖いんだよな…。
「君は加地くんと仲がいいの?」と聞かれました。「仲がいいわけじゃないけど、仲良くなりたい」と答えると、壱波にかまけて石ころになる生徒が多いので、階級差をちゃんと考えろと言うようなことをやんわり言われました。そして、「困ったことがあれば僕に相談して」とぐいぐい来られています。何なんだ。
 で、どうしたらいいのか尋ねると、壱波を薔薇に昇格させるという案を持ち出されました。攻略対象のクラス移動は初めてだな。もしかして他のルートでもあるのだろうか。

 そんなわけで、薔薇の舞踏会に壱波を使用人として連れて行くことになったのですが、そういえば陸のルートでも彼は来ていたんですよね。その時もからかわれていたけど、今回もそんな感じでした。この学園にいる人はみんな、憂さ晴らしをしないとやってられないくらい病んでいる。
 結局今回も壱波は嫌な思いをして帰っちゃうんですけど、その嫌な思いっていうのが陸のいちゃもんなわけでね。相変わらずどのルートでも存在感の強い男だな…。唐突にいちゃもんをつけてきたので、何だこいつと思ってしまいました。

 あー、壱波は恋愛で性質が変わってしまう女の子に幻滅しているんだな。壱波に初めて共感できました。あんまり我が強いのも面倒くさいけど、すぐ流されるというのもどうかと思います。どんな場面でも、彼氏ができると○○の彼女、結婚すると○○の嫁、子供ができると○○の母、と自分を呼ぶ人がたまにいますけど、平安時代かよ。
 壱波が役者志望っていうのもあるのかもな。何にでもなれるけど、自分というものが弱いのかもしれない。まあでも、このゲームの攻略対象はみんなそんな感じか。芯の強いネリが好きだよね。
 しかし薔薇ルートはいつも不愉快だけど、壱波編は特別みじめだなあ。そしてネリは、最後にカスみたいな女子になってしまった…。アカン…薔薇の毒は強すぎるんだ…。
 次は、石ころルートです。多分石ころも胸糞だろうな。
comments (0) : trackbacks (0) : Edit

Comments

Comment Form


Trackbacks